有価証券報告書-第120期(2022/04/01-2023/03/31)
②戦略
当社グループのライフサイクルにおけるリスクと機会を以下の様に特定し、取り組んでおります。
想定機会と注力事業は以下のとおりです。
当社グループのライフサイクルにおけるリスクと機会を以下の様に特定し、取り組んでおります。
| ライフ サイクル | リスクと機会 | 当社グループの取り組み | |
| 原材料調達 | リスク | 生態系の破壊や貴重な種の絶滅を防止、保全するために植物や鉱物の採取の制限が生じる | 購買方針に基づき、生態系に悪影響を与える事が確認されたサプライヤーからの原材料調達を停止する |
| 水リスク地域における揚水量の制限が生じる | 冷却水の循環利用に努め、揚水量を削減する | ||
| 機会 | 貴重な資源の枯渇防止に繋がる製品の市場価値が高まる | 汎用原材料を使用してレアメタルの代替品となる製品の開発を検討する | |
| 製品開発 製造・物流 | リスク | 水系の生態系の保全のために、工場からの排水管理の規制が強化される | 工場の排水処理設備の管理を徹底し、水系の生態系への負荷を低減させると共に保全に努める 水系、特に廃プラスチックによる海洋汚染防止の為に廃プラスチックのリサイクルを促進する |
| 大気汚染に繋がる有害物質を含む原材料、資材の使用に関する規制が強化される | 当社製品の製造工程で発生する有害物質(主に揮発性有機溶剤)や温室効果ガスを低減させると共に保全に努める | ||
| 機会 | 有害物質の使用量を減らした環境配慮型製品の市場価値が高まる | お客様から大気系に排出される有害物質(主に揮発性有機溶剤)や温室効果ガスを減らせる製品の開発と販売を促進する お客様の工場から水系に排出される有害物質を低減できる製品の開発と販売を促進する | |
| 廃プラスチックによる水系の汚染防止の意識が高まる | 水系での生分解性プラスチックの開発を促進する | ||
| その他 | リスク | 過去に発生した当社グループ敷地内の土壌汚染物資が拡散する | 土壌汚染が確認された事業所では、直ちに行政と協議の上、汚染の拡散防止対策と浄化作業に着手している |
| 機会 | 当社グループの事業所外の近隣地域の生態系の保全活動を行い、社会的な価値を高める | 近隣のコミュニティーと協働し、事業所周辺の美化活動、緑化の支援、水系の保全活動を推進する | |
想定機会と注力事業は以下のとおりです。
| 想定機会 | 注力事業(以下の製品開発と販売促進) |
| 大気への有害物質の使用量を減らした環境配慮型製品の市場価値が高まる | ・揮発性有機溶剤(VOC)の使用量を減らした水性塗料、インキ、ノントルエンインキ。 ・塗工工程の乾燥段階で揮発性有機溶剤(VOC)の排出と乾燥エネルギー消費に伴うCO2排出量を削減できるUVコート剤、EBコート剤 |
| 水系への有害物質の使用量を減らした環境配慮型製品の市場価値が高まる | ・化学染料を使用した繊維着色工程の排水による水系への環境負荷を避ける為に化学繊維の紡糸段階で着色する原液着色剤 |
| 廃プラスチックによる水系の汚染防止の意識が高まる | ・プラスチックによる海洋汚染防止に寄与できる生分解性を有する樹脂パウダー、及び天然高分子素材(キチン、キトサン) |