有価証券報告書-第184期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)
(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
a.組織、人員及び手続
当社は、2022年3月23日開催の第184回定時株主総会決議に基づき、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。
当社監査等委員会は監査等委員会規程に則り、常勤監査等委員1名と非常勤の監査等委員3名(社外取締役且つ独立役員)で構成されております。そのうち常勤監査等委員である取締役の平川利昭氏は、長年にわたり財務経理業務に従事し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査等委員である社外取締役の松本実氏は、公認会計士であり財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。また、監査等委員会の職務を補助する使用人として兼任の監査等委員会スタッフを1名配置しております。
監査等委員会による監査は、監査等委員会監査等基準に準拠し、監査計画及び重点監査項目を策定し、取締役会など重要な会議への出席、取締役及び使用人等の職務の執行状況の確認、重要な決裁書類等の閲覧、当社及び子会社の業務及び財産の状況の調査、並びに当企業グループの内部統制システムの構築及び運用の状況の確認等を実施いたします。また、会計監査人及び内部監査部門との連携を深めるため、会計監査人の職務遂行の適正性や信頼性の評価を行うとともに、会計監査人とは監査結果の報告に加えて情報交換会を随時行います。内部監査部門であるグループ監査室とも、定期的な監査等委員会での報告に加えて情報交換会を随時行い、グループ監査室長と月1回情報交換会を行います。
b.監査役会の活動状況(当連結会計年度における監査等委員会設置会社移行前の活動状況)
当社は監査役会を原則として月1回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
(注)1 常勤監査役の平川利昭氏は、2021年3月24日開催の第183回定時株主総会において監査役に選任され
、同日付で就任いたしました。
2 監査役の小野寺千世氏は、2021年3月24日開催の第183回定時株主総会終結の時をもって監査役を辞
任し、同日付で当社社外取締役に就任いたしました。
3 監査役の松本実氏は、2021年3月24日開催の第183回定時株主総会において監査役に選任され、同日
付で就任いたしました。
監査役会における主な検討事項は、グループ経営執行会議にて審議される経営計画、投融資等重要な案件、監査役監査に基づく当企業グループ各社と拠点の運営状況、及びその他重要案件の、遵法性、妥当性、ガバナンス等であります。
また、常勤監査役の活動は、重要会議出席と意見表明、稟議審査、代表取締役他全取締役及び全執行役員との面談、当社内部統制部門及び国内外子会社への往査等であります。グループ監査室及び監査法人との連携につきましては上記のとおりであります。
なお、当連結会計年度の監査役会は、新型コロナウイルス感染防止のため、前連結会計年度に引き続き、音声、画像多地点同時通信可能なウェブ会議システムを利用し、出席者が一堂に会するのと同等に適時的確な意見表明が互いにできる状態で開催いたしました。
② 内部監査の状況
当社は内部監査規程に則り、グループ監査室を代表取締役直属に設置しております。グループ監査室には2021年12月31日現在、室長を含めて11名在籍しており、グループ財務部、グループ法務部等と意見交換し、当企業グループ各社における業務が法令及び定款、規程等に適合し、かつ運用されているかを、業務監査及びJ-SOX監査にて検証しております。監査結果は代表取締役、内部統制担当取締役及び監査役会に報告しており、会計監査人にも開示しております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称:有限責任監査法人トーマツ
b.継続監査期間:1976年以降
c.業務執行した公認会計士:松下 陽一、歌 健至
d.監査業務に係る補助者の構成:公認会計士6名 その他22名
e.監査法人の選定方針と理由:当社は会計監査人の適格性、独立性、グローバル対応力、実績等を総合的に勘案し、有限責任監査法人トーマツを選定しております。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目のいずれかに該当すると認められる場合は、監査等委員会の決議をもって会計監査人を解任又は不再任といたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査等委員会設置会社に移行する前の当社監査役会において、監査役会は、監査役会で制定した「会計監査人再任に関する判断基準」及び「会計監査人の評価基準」に基づいて、ガバナンス、監査品質、独立性、指摘や提言の内容、代表取締役、監査役、内部監査部門及び海外子会社を担当する監査法人とのコミュニケーション等について総合的に評価を行いました。また、当連結会計年度の会計監査報告についての説明を求め、その内容を確認いたしました。これらの評価結果としてその職務の遂行に問題がある場合は、監査役会規程に則って、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決議いたします。監査役会は、当連結会計年度における有限責任監査法人トーマツの職務について解任又は不再任には該当しないと決議しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
前連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、財務及び内部統制に関する助言などです。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、財務に関する助言などです。
当連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、財務及び内部統制に関する助言などです。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、財務に関する助言などです。
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイト トウシュ トーマツ)に対する報酬(a.を除く)
前連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、内部通報社外窓口事務に係る業務です。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関する助言などです。
当連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、内部通報社外窓口事務に係る業務です。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関する助言などです。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
該当事項はありませんが、監査日程等を勘案し監査役と協議のうえ、社内決裁規程等に基づいて決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会設置会社に移行する前の当社監査役会において、監査役会は、会社法第399条第1項に基づいて、代表取締役が提示した会計監査人の報酬等に関する同意要請について、監査役会の評価の結果、特段の問題が無いことを確認いたしました。そのうえで、会計監査人の監査時間、報酬単価等、報酬見積りの算出根拠・算定内容についてその適切性、妥当性を検討した結果、有限責任監査法人トーマツの報酬等に同意いたしました。
① 監査等委員会監査の状況
a.組織、人員及び手続
当社は、2022年3月23日開催の第184回定時株主総会決議に基づき、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。
当社監査等委員会は監査等委員会規程に則り、常勤監査等委員1名と非常勤の監査等委員3名(社外取締役且つ独立役員)で構成されております。そのうち常勤監査等委員である取締役の平川利昭氏は、長年にわたり財務経理業務に従事し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査等委員である社外取締役の松本実氏は、公認会計士であり財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。また、監査等委員会の職務を補助する使用人として兼任の監査等委員会スタッフを1名配置しております。
監査等委員会による監査は、監査等委員会監査等基準に準拠し、監査計画及び重点監査項目を策定し、取締役会など重要な会議への出席、取締役及び使用人等の職務の執行状況の確認、重要な決裁書類等の閲覧、当社及び子会社の業務及び財産の状況の調査、並びに当企業グループの内部統制システムの構築及び運用の状況の確認等を実施いたします。また、会計監査人及び内部監査部門との連携を深めるため、会計監査人の職務遂行の適正性や信頼性の評価を行うとともに、会計監査人とは監査結果の報告に加えて情報交換会を随時行います。内部監査部門であるグループ監査室とも、定期的な監査等委員会での報告に加えて情報交換会を随時行い、グループ監査室長と月1回情報交換会を行います。
b.監査役会の活動状況(当連結会計年度における監査等委員会設置会社移行前の活動状況)
当社は監査役会を原則として月1回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
役職名 | 氏名 | 開催回数 | 出席回数 |
常勤監査役 | 野邊 俊彦 | 13回 | 13回 |
常勤監査役(社外) | 垣谷 英孝 | 13回 | 12回 |
常勤監査役 | 平川 利昭注1 | 10回 | 10回 |
監査役(非常勤・社外) | 池上 重輔 | 13回 | 12回 |
監査役(非常勤・社外) | 小野寺 千世注2 | 3回 | 3回 |
監査役(非常勤・社外) | 松本 実注3 | 10回 | 10回 |
(注)1 常勤監査役の平川利昭氏は、2021年3月24日開催の第183回定時株主総会において監査役に選任され
、同日付で就任いたしました。
2 監査役の小野寺千世氏は、2021年3月24日開催の第183回定時株主総会終結の時をもって監査役を辞
任し、同日付で当社社外取締役に就任いたしました。
3 監査役の松本実氏は、2021年3月24日開催の第183回定時株主総会において監査役に選任され、同日
付で就任いたしました。
監査役会における主な検討事項は、グループ経営執行会議にて審議される経営計画、投融資等重要な案件、監査役監査に基づく当企業グループ各社と拠点の運営状況、及びその他重要案件の、遵法性、妥当性、ガバナンス等であります。
また、常勤監査役の活動は、重要会議出席と意見表明、稟議審査、代表取締役他全取締役及び全執行役員との面談、当社内部統制部門及び国内外子会社への往査等であります。グループ監査室及び監査法人との連携につきましては上記のとおりであります。
なお、当連結会計年度の監査役会は、新型コロナウイルス感染防止のため、前連結会計年度に引き続き、音声、画像多地点同時通信可能なウェブ会議システムを利用し、出席者が一堂に会するのと同等に適時的確な意見表明が互いにできる状態で開催いたしました。
② 内部監査の状況
当社は内部監査規程に則り、グループ監査室を代表取締役直属に設置しております。グループ監査室には2021年12月31日現在、室長を含めて11名在籍しており、グループ財務部、グループ法務部等と意見交換し、当企業グループ各社における業務が法令及び定款、規程等に適合し、かつ運用されているかを、業務監査及びJ-SOX監査にて検証しております。監査結果は代表取締役、内部統制担当取締役及び監査役会に報告しており、会計監査人にも開示しております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称:有限責任監査法人トーマツ
b.継続監査期間:1976年以降
c.業務執行した公認会計士:松下 陽一、歌 健至
d.監査業務に係る補助者の構成:公認会計士6名 その他22名
e.監査法人の選定方針と理由:当社は会計監査人の適格性、独立性、グローバル対応力、実績等を総合的に勘案し、有限責任監査法人トーマツを選定しております。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目のいずれかに該当すると認められる場合は、監査等委員会の決議をもって会計監査人を解任又は不再任といたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査等委員会設置会社に移行する前の当社監査役会において、監査役会は、監査役会で制定した「会計監査人再任に関する判断基準」及び「会計監査人の評価基準」に基づいて、ガバナンス、監査品質、独立性、指摘や提言の内容、代表取締役、監査役、内部監査部門及び海外子会社を担当する監査法人とのコミュニケーション等について総合的に評価を行いました。また、当連結会計年度の会計監査報告についての説明を求め、その内容を確認いたしました。これらの評価結果としてその職務の遂行に問題がある場合は、監査役会規程に則って、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決議いたします。監査役会は、当連結会計年度における有限責任監査法人トーマツの職務について解任又は不再任には該当しないと決議しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | |
提出会社 | 78 | 34 | 76 | 6 |
連結子会社 | 28 | 6 | 28 | 3 |
計 | 106 | 40 | 104 | 10 |
前連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、財務及び内部統制に関する助言などです。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、財務に関する助言などです。
当連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、財務及び内部統制に関する助言などです。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、財務に関する助言などです。
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイト トウシュ トーマツ)に対する報酬(a.を除く)
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | |
提出会社 | ― | 0 | ― | 0 |
連結子会社 | 81 | 70 | 90 | 70 |
計 | 81 | 71 | 90 | 70 |
前連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、内部通報社外窓口事務に係る業務です。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関する助言などです。
当連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、内部通報社外窓口事務に係る業務です。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関する助言などです。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
該当事項はありませんが、監査日程等を勘案し監査役と協議のうえ、社内決裁規程等に基づいて決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会設置会社に移行する前の当社監査役会において、監査役会は、会社法第399条第1項に基づいて、代表取締役が提示した会計監査人の報酬等に関する同意要請について、監査役会の評価の結果、特段の問題が無いことを確認いたしました。そのうえで、会計監査人の監査時間、報酬単価等、報酬見積りの算出根拠・算定内容についてその適切性、妥当性を検討した結果、有限責任監査法人トーマツの報酬等に同意いたしました。