有価証券報告書-第201期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
25.引当金
(1) 増減明細
引当金の増減明細は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(2) 引当金の内容
引当金は、決算日における将来の債務の決済時期及び決済に必要と予測されるキャッシュ・フロー等に関する最善の見積りに基づいて算定しております。見積りに使用した仮定と異なる結果が生じることにより、翌年度以降の連結財務諸表において引当金の金額に重要な修正を行う可能性があります。
① 返品調整引当金
返品による損失に備えるため、全製品及び商品の返品予測高を計上しており、期末残高のうち、Sumitomo Dainippon Pharma America, Inc.(以下、SDPA社)で販売している製品に適用される返品調整引当金は、8,598百万円になります。将来において経済的便益の流出が予測される時期は、連結会計年度末日より正常営業循環期間内であると見込んでおります。
② 売上割戻引当金
公的なプログラムや卸店、その他の契約等に対する売上割戻金の支出に備えて、その見込額を計上しており、期末残高のうち、SDPA社で販売している製品に適用される売上割戻引当金は、90,762百万円になります。米国で販売されている主要品目に適用される様々な保険制度(Medicaid等)に係る売上割戻金は、その決済までの期間が約1年であり確定までに時間を要するものであります。また、売上割戻金の算定の基礎となる売上割戻率は、商流(卸売業者、薬局、病院等)及び適用される保険制度によって異なることから、売上割戻引当金の見積りに当たっては、最終的な商流と適用される保険制度を見積もる必要があり、これらの経営者による判断が売上割戻引当金の見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。将来において経済的便益の流出が予測される時期は、連結会計年度末日より正常営業循環期間内であると見込んでおります。
(1) 増減明細
引当金の増減明細は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円) | |||
返品調整引当金 | 売上割戻引当金 | 合計 | |
期首残高 | 9,120 | 75,524 | 84,644 |
期中増加額 | 2,410 | 89,449 | 91,859 |
期中減少額(目的使用) | △2,520 | △75,516 | △78,036 |
期中減少額(戻入) | △531 | △147 | △678 |
為替換算差額 | 131 | 1,931 | 2,062 |
期末残高 | 8,610 | 91,241 | 99,851 |
引当金(非流動) | - | - | - |
引当金(流動) | 8,610 | 91,241 | 99,851 |
合計 | 8,610 | 91,241 | 99,851 |
(2) 引当金の内容
引当金は、決算日における将来の債務の決済時期及び決済に必要と予測されるキャッシュ・フロー等に関する最善の見積りに基づいて算定しております。見積りに使用した仮定と異なる結果が生じることにより、翌年度以降の連結財務諸表において引当金の金額に重要な修正を行う可能性があります。
① 返品調整引当金
返品による損失に備えるため、全製品及び商品の返品予測高を計上しており、期末残高のうち、Sumitomo Dainippon Pharma America, Inc.(以下、SDPA社)で販売している製品に適用される返品調整引当金は、8,598百万円になります。将来において経済的便益の流出が予測される時期は、連結会計年度末日より正常営業循環期間内であると見込んでおります。
② 売上割戻引当金
公的なプログラムや卸店、その他の契約等に対する売上割戻金の支出に備えて、その見込額を計上しており、期末残高のうち、SDPA社で販売している製品に適用される売上割戻引当金は、90,762百万円になります。米国で販売されている主要品目に適用される様々な保険制度(Medicaid等)に係る売上割戻金は、その決済までの期間が約1年であり確定までに時間を要するものであります。また、売上割戻金の算定の基礎となる売上割戻率は、商流(卸売業者、薬局、病院等)及び適用される保険制度によって異なることから、売上割戻引当金の見積りに当たっては、最終的な商流と適用される保険制度を見積もる必要があり、これらの経営者による判断が売上割戻引当金の見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。将来において経済的便益の流出が予測される時期は、連結会計年度末日より正常営業循環期間内であると見込んでおります。