当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,002億69百万円、営業利益360億66百万円、経常利益517億22百万円、四半期純利益262億61百万円となりました。
売上高につきましては、医療用医薬品において「クレストール」「イルベタン」「ラピアクタ」をはじめとする戦略品目は安定的に増加基調で推移しておりますが、依然既存品は苦戦しており、平成26年4月の薬価改定による価格面での影響も併せて前年同期比5.2%の減少となりました。一方、海外は、米国子会社シオノギINC.の閉経後膣萎縮症治療薬「Osphena」の販売は着実に上昇しておりますが、前連結会計年度に実施した品目売却の影響もあり、前年同期比では海外売上高全体で17.3%の減少となりました。ロイヤリティー収入は、昨年度契約変更を実施したクレストールのロイヤリティーが前年同期比26.6%の減少となりましたが、当第3四半期連結会計期間より抗HIV薬「テビケイ(一般名:ドルテグラビル)」のロイヤリティー収入が加わり、ロイヤリティー収入全体では17.8%の減収にとどまりました。これらの結果、売上高全体では前年同期比8.2%の減収となりました。
一方、利益面では、販売費及び一般管理費につきましては、国内外での販売関連費用及び研究開発費用の効率的な使用にグループ全体で取り組んでおり、特に研究開発費については外部資金の導入など新たな取り組みも入れたことから、前年同期比5.8%の減少と奏功しておりますが、先述の薬価改定の影響とクレストールのロイヤリティーの減収による売上総利益の減少(前年同期比11.9%減)もあり、営業利益につきましては前年同期比26.1%の減益となりました。経常利益につきましては、ViiV社からの受取配当金の増加、円安による外貨建資産の為替差益などにより、前年同期比3.5%の増益となりました。四半期純利益は、平成26年9月に大阪国税局からの更正通知を受領したことを踏まえ、過年度法人税等を計上したことにより税金費用が大幅に増加し、前年同期比27.4%の減益となりました。
2015/02/10 9:07