売上高につきましては、国内医療用医薬品市場において戦略品であるサインバルタが順調に売上を拡大するとともに、新発売のインチュニブ、スインプロイクの売上が順調に推移しましたが、クレストールの後発品の早期浸透をはじめとした既存品の減収及び品目移管の影響もあり、国内医療用医薬品全体では、前年同期比10.6%の減収となりました。海外子会社及び輸出の売上高につきましては、米国子会社シオノギINC.において、オーソライズド・ジェネリックの売上減少に伴うロイヤリティー収入が減少した結果、前年同期比23.8%の減収となりました。製造受託売上高につきましては、ドルテグラビル原薬の拡大に伴い、前年同期比33.8%の増収となりました。ロイヤリティー収入につきましては、抗HIV薬テビケイ及びトリーメクのグローバル売上が順調に拡大し、また自社創製のインフルエンザ感染症治療薬候補バロキサビル マルボキシルの提携先であるロシュ社よりマイルストンを受領したことにより、前年同期比44.6%の増収となりました。これらの結果、売上高全体では前年同期比2.7%の増収となりました。
利益面では、前述のロイヤリティー収入の増加により売上総利益は前年同期比5.0%増加しました。営業利益につきましては、サインバルタをはじめとした新製品の販売費の増加及びバロキサビル マルボキシルの開発への投資の拡大による研究開発費の増加により、販売費及び一般管理費全体として前年同期比6.7%の増加となりましたが、売上総利益の増加により、前年同期比2.7%の増益となりました。経常利益につきましては、英国ヴィーブヘルスケア社からの受取配当金の増加の影響により、前年同期比15.9%の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期比18.0%の増益となりました。なお、当第3四半期連結累計期間において、アラガン社とのグラッシュビスタに関する共同販売契約の終了に伴う販売権等及び金ケ崎寮の廃止に伴う土地・建物等について、それぞれ減損損失を計上しております。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
2018/02/09 9:03