当第2四半期連結累計期間までの国内農薬出荷実績は、ほぼ前年同期並みの水準で推移しました。国内農業を取り巻く環境は、「農林水産業・地域の活力創造本部」において「農林水産業・地域の活力創造プラン」が改訂され、新たなニーズに対応するための農地制度の見直しや食品流通構造の改革が盛り込まれるなど、農家の所得向上とわが国の農業の競争力強化が指向されていますが、農業従事者の高齢化、後継者不足の深刻化や耕作放棄地の増加など構造的な課題の解決は進んでいません。また、海外農薬市場においては、欧州で規制強化の動きがみられるほか、最大市場であるブラジルがマイナス成長ながら、北米やアジアは堅調に推移するなど、農薬需要に地域差がみられました。
このような状況下、当社グループは中期経営計画「Advance to Growing Global 2018(AGG2018) グローバル企業への前進」に取り組み、自社開発品目を中心とした普及拡販と海外事業の拡大を目指しました。当第2四半期連結累計期間の業績は、ノウハウ技術料収入の減少があったものの、Sipcam Nichino Brasil S.A.の決算期変更に伴う業績計上時期の変更により同社の売上高が増加したことなどから、売上高は369億55百万円、前年同四半期に比べ14億65百万円(4.1%)の増収となりました。利益面では、売上高の増加に加えNichino America, Inc.の業績が堅調に推移したことなどにより営業利益は37億32百万円、前年同四半期に比べ1億32百万円(3.7%)の増益、経常利益は39億55百万円、前年同四半期に比べ1億61百万円(4.3%)の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億25百万円、前年同四半期に比べ1億40百万円(5.9%)の増益となりました。
当第2四半期連結累計期間における報告セグメントの概況は以下のとおりです。
2018/05/14 14:29