有価証券報告書-第81期(令和1年8月1日-令和2年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
翌連結会計年度も引き続き厳しい経営環境が予想されますが、少子高齢化や社会環境、市場構造の変化などを見据えた中長期的な戦略に基づいて各事業における改革を推進し、さらなる業績の向上に努めてまいります。
(1) ヘルスケア事業の成長に向けた改革の実行
ヘルスケア事業におきまして、製品開発ではスイッチOTC・ダイレクトOTCなど新規性の高い製品や機能性表示食品など、市場のニーズに対応した利便性の高い製品を、主力ブランドや成長カテゴリーに投入いたします。
OTC事業では、主力ブランドの「ユンケル」「ストナ」「アセス」「リングル」を中心に、点鼻薬「ナザールAR」「ナシビンMスプレー」、皮膚用薬「アラセナS」、解熱鎮痛剤「ルミフェン」などの販売が好調なスイッチOTC製品や、新しい生活様式に対応したうがい薬「ラリンゴール」、薬用酒「黄帝酒」、静穏剤「パンセダン」、鎮咳去痰薬「ストナ去たんカプセル」などの育成を推進いたします。
販売面では、業態別の取り組みを強化し管理を効率化するため、営業組織の再編を行います。
また、コンビニ・スーパー向けにおいては、販売ルートの強化を継続し、主力の「ユンケルローヤルシリーズ」における新製品投入、広告・販売促進の強化によりシェア拡大を目指します。化粧品につきましては、「エクセルーラ」「ユリアージュ」「サトウ」の3ブランドにおいて、広告宣伝などマーケティングの強化、販売体制の強化を推進いたします。
(2) 医薬品市場での新薬開発の加速と販売体制の強化
医薬事業におきまして、製品開発では皮膚科領域を中心に、創薬に向けた自社開発、共同研究や戦略的なアライアンスにより、独自性の高い新薬開発を積極的に進めてまいります。
新製品としては、2019年6月に投与期間の制限が解除された経口爪白癬治療薬「ネイリンカプセル」および、QOL向上のために容器を変更した「ルコナック爪外用液5%」が好調に推移しております。
また、新薬による成長基盤の確立も推進いたします。
販売面においては、営業体制を再編し、各カテゴリーのマーケティング活動を強化します。ネイリン・ルコナックによる爪白癬市場の拡大、外用局所麻酔薬でトップシェアに成長したエムラシリーズのさらなる強化に向け、大学病院・基幹病院へのアプローチ強化に加え、製品価値向上に向けデジタルに対応したマーケティング活動にも積極的に取り組んでまいります。
(3) 海外市場での医薬品販売体制の構築とアジア市場の拡大
海外事業におきましては、当社グループのアジア地区拠点である香港、台湾、シンガポール市場での新製品の投入と、「ユンケル」「ナザール」「ハクビ」を中心としたマーケティングを進めています。また、ASEANにおける新規市場の開拓のため、ベトナムに続き、フィリピン、カンボジアでの販売を開始し、さらにインド市場の開拓も計画しております。中国市場では、好調な化粧品「エクセルーラ」の販売をさらに強化してまいります。
北米市場においては、米系ドラッグストアの販路拡大、卸を活用したアジア系マーケットの販売強化を進めております。
また、医療用ルコナックの東南アジア諸国での申請準備を進めております。
(4) 製品の安定供給とグローバル化への対応
生産と環境への取り組みにおきましては、国内・海外の需要拡大に対応するため、八王子工場において、グローバルGMPにも対応した新製造棟を計画しています。台湾においては、アジアマーケットの生産拠点としての機能拡充のため、新たにドリンク剤製造棟を計画しています。
環境への取り組みでは、かずさ工場、八王子工場、東京流通センターに設置している太陽光発電設備を増設するなど、省資源設備の導入により、CO2排出量削減を進めております。
(5) 新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症の事業・業績に与える影響は、外出自粛に伴う消費行動の変化により売上に影響が出ることが予想されますが、今後の推移を注視してまいります。
新型コロナウイルス感染症は未だ収束していませんが、withコロナ、afterコロナにおけるニューノーマル(新しい日常)において、新たなビジネスモデルや健康ニーズが生まれつつあります。予防・衛生意識の高まりにより、OTCを中心とした健康分野の市場が広がる可能性もあります。また、節約意識の高まりに左右されない、強いブランドの確立も重要になります。当社グループにおいても、より効率的な業務ができるように、環境整備を進めております。
(6) 目標とする経営指標
当社グループでは、企業価値の向上を図るという目標に向けて、売上高や営業利益、売上高営業利益率に代表される経営指標を重視し、経営管理を行っております。
当社はOTC医薬品を中心に、医療用医薬品、健康食品、化粧品など総合的にヘルスケア製品を提供する企業として、今後も高品質で付加価値の高い製品の提供と、それぞれの製品を有効活用していただくための環境整備に努め、国民の健康に寄与してまいります。
また、市場の変化に対応したチャネル戦略、マーケティング活動により企業価値を高め、着実に収益に結びつけていけるよう、現役員を含め全社一丸となって積極的な取り組みを継続してまいります。
翌連結会計年度も引き続き厳しい経営環境が予想されますが、少子高齢化や社会環境、市場構造の変化などを見据えた中長期的な戦略に基づいて各事業における改革を推進し、さらなる業績の向上に努めてまいります。
(1) ヘルスケア事業の成長に向けた改革の実行
ヘルスケア事業におきまして、製品開発ではスイッチOTC・ダイレクトOTCなど新規性の高い製品や機能性表示食品など、市場のニーズに対応した利便性の高い製品を、主力ブランドや成長カテゴリーに投入いたします。
OTC事業では、主力ブランドの「ユンケル」「ストナ」「アセス」「リングル」を中心に、点鼻薬「ナザールAR」「ナシビンMスプレー」、皮膚用薬「アラセナS」、解熱鎮痛剤「ルミフェン」などの販売が好調なスイッチOTC製品や、新しい生活様式に対応したうがい薬「ラリンゴール」、薬用酒「黄帝酒」、静穏剤「パンセダン」、鎮咳去痰薬「ストナ去たんカプセル」などの育成を推進いたします。
販売面では、業態別の取り組みを強化し管理を効率化するため、営業組織の再編を行います。
また、コンビニ・スーパー向けにおいては、販売ルートの強化を継続し、主力の「ユンケルローヤルシリーズ」における新製品投入、広告・販売促進の強化によりシェア拡大を目指します。化粧品につきましては、「エクセルーラ」「ユリアージュ」「サトウ」の3ブランドにおいて、広告宣伝などマーケティングの強化、販売体制の強化を推進いたします。
(2) 医薬品市場での新薬開発の加速と販売体制の強化
医薬事業におきまして、製品開発では皮膚科領域を中心に、創薬に向けた自社開発、共同研究や戦略的なアライアンスにより、独自性の高い新薬開発を積極的に進めてまいります。
新製品としては、2019年6月に投与期間の制限が解除された経口爪白癬治療薬「ネイリンカプセル」および、QOL向上のために容器を変更した「ルコナック爪外用液5%」が好調に推移しております。
また、新薬による成長基盤の確立も推進いたします。
販売面においては、営業体制を再編し、各カテゴリーのマーケティング活動を強化します。ネイリン・ルコナックによる爪白癬市場の拡大、外用局所麻酔薬でトップシェアに成長したエムラシリーズのさらなる強化に向け、大学病院・基幹病院へのアプローチ強化に加え、製品価値向上に向けデジタルに対応したマーケティング活動にも積極的に取り組んでまいります。
(3) 海外市場での医薬品販売体制の構築とアジア市場の拡大
海外事業におきましては、当社グループのアジア地区拠点である香港、台湾、シンガポール市場での新製品の投入と、「ユンケル」「ナザール」「ハクビ」を中心としたマーケティングを進めています。また、ASEANにおける新規市場の開拓のため、ベトナムに続き、フィリピン、カンボジアでの販売を開始し、さらにインド市場の開拓も計画しております。中国市場では、好調な化粧品「エクセルーラ」の販売をさらに強化してまいります。
北米市場においては、米系ドラッグストアの販路拡大、卸を活用したアジア系マーケットの販売強化を進めております。
また、医療用ルコナックの東南アジア諸国での申請準備を進めております。
(4) 製品の安定供給とグローバル化への対応
生産と環境への取り組みにおきましては、国内・海外の需要拡大に対応するため、八王子工場において、グローバルGMPにも対応した新製造棟を計画しています。台湾においては、アジアマーケットの生産拠点としての機能拡充のため、新たにドリンク剤製造棟を計画しています。
環境への取り組みでは、かずさ工場、八王子工場、東京流通センターに設置している太陽光発電設備を増設するなど、省資源設備の導入により、CO2排出量削減を進めております。
(5) 新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症の事業・業績に与える影響は、外出自粛に伴う消費行動の変化により売上に影響が出ることが予想されますが、今後の推移を注視してまいります。
新型コロナウイルス感染症は未だ収束していませんが、withコロナ、afterコロナにおけるニューノーマル(新しい日常)において、新たなビジネスモデルや健康ニーズが生まれつつあります。予防・衛生意識の高まりにより、OTCを中心とした健康分野の市場が広がる可能性もあります。また、節約意識の高まりに左右されない、強いブランドの確立も重要になります。当社グループにおいても、より効率的な業務ができるように、環境整備を進めております。
(6) 目標とする経営指標
当社グループでは、企業価値の向上を図るという目標に向けて、売上高や営業利益、売上高営業利益率に代表される経営指標を重視し、経営管理を行っております。
当社はOTC医薬品を中心に、医療用医薬品、健康食品、化粧品など総合的にヘルスケア製品を提供する企業として、今後も高品質で付加価値の高い製品の提供と、それぞれの製品を有効活用していただくための環境整備に努め、国民の健康に寄与してまいります。
また、市場の変化に対応したチャネル戦略、マーケティング活動により企業価値を高め、着実に収益に結びつけていけるよう、現役員を含め全社一丸となって積極的な取り組みを継続してまいります。