売上高につきましては、全体で712億9千4百万円(前連結会計年度比1.7%増)となりました。そのうち大半を占める当グループの中核をなす医薬品事業では、ユリーフ、グルべス配合錠、グルファスト錠、エポエチンアルファBSなどが増加いたしましたほか技術料売上や国内販売提携先への供給額が増加いたしましたことなどにより、売上高は前連結会計年度に比べ21億2千7百万円(3.6%)増加し618億2千1百万円となりました。その他の事業では、情報サービス業で増収となりましたものの、物品販売業、建設請負業におきましては減収となり、売上高は前連結会計年度に比べ9億4千4百万円(9.1%)減少し94億7千2百万円となりました。
売上原価につきましては、医薬品事業において製品個々の売上原価率には特段の変動は見られず、売上構成の変動などにより売上原価率は0.1ポイント低下いたしました。その他の事業では売上原価率の高い建設請負業の売上構成が低下したことなどにより3.0ポイント低下いたしました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ16億6千9百万円(3.6%)増加し477億1千4百万円となりました。
販売費及び一般管理費におきましては、販売費が増加いたしました一方で、一般管理費と研究開発費が減少いたしました。この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ19億4千万円(23.3%)増加し、102億7千4百万円となりました。
2016/06/29 12:59