有価証券報告書-第164期(2024/01/01-2024/12/31)
② 戦略
当社グループは、多様で多彩な専門性を有する人材の採用、育成・処遇、健康行動の習慣化などを通じ、従業員一人ひとりの「働きがい」を高め、生産性向上と新しい価値創出を図ってまいります。マネジメントのポストや重要職務については職務・役割の定義と等級付けを行い、最適な人材の登用を進めることとあわせ、柔軟な働き方やダイバーシティの推進、健康経営への取組みを通じ、企業を支える人的資本の充実と活性化に努めています。
<ダイバーシティ&インクルージョンの推進>当社グループでは、従業員の多様な知と経験を活かすことは、より良い習慣作りに向けた新しい発想やイノベーションに繋がると考えています。意思決定層の多様性の向上や、国籍・性別など属性を問わず多様な価値観や考えを持った人材が、個性や能力を発揮して活躍できる組織風土づくりを進めています。
<ワークライフエンリッチメントの推進>当社グループでは、ワークライフエンリッチメント(“ワーク”と“ライフ”が相互に作用し質を高め合うこと)の考え方に基づき、従業員が仕事を含む生活全体を充実できる環境を目指しています。仕事だけでなく仕事以外の生活(プライベートでの役割や社外活動など)も重視し、柔軟に働ける制度や育児・介護支援、マネープラン教育などライフスタイルとライフプランの両面から支援しています。
<人材開発>当社グループでは、一人ひとりの自己実現に寄り添った支援施策を用意するだけでなく、従業員の成長を促す風土づくりにも全社で取り組んでいます。上司と部下間の関係性をより高めていくことで、全ての部所において心理的安全性の高い状態の醸成に努めています。また、自ら設計したキャリアを実現させるために、自律的に知識を習得して、経験を積むことで、自己成長を遂げる人材の育成を支援し、多彩な能力発揮を促しています。
また、専門性の高い人材の育成と活用に向け、職種・職能領域を「職群」として束ね、組織横断的な人材育成やキャリア開発に取り組むとともに、従業員の自律的な成長を支えるためのプラットフォームとして、E-ラーニングシステムやケース講義等からなる「ライオンキャリアビレッジ」を整備しています。
<従業員の健康増進>当社グループでは、従業員の健康は「会社の健全な成長を支える経営基盤である」との考えを基本とし、従業員一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」の実現を目指しています。会社・従業員・健康保険組合が一体となり、生活習慣改善とヘルスリテラシーの向上、お口の健康、がん予防、禁煙支援、メンタルヘルス対策など健康行動の習慣化を目指す活動「GENKIアクション」に取り組んでいます。
※詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/employee/
2019年から取り組んできた「Vision(ビジョン)2030 1st(ファースト) STAGE(ステージ)」では、個人の多彩な能力の発揮及び自律的なキャリア形成の実現に注力してまいりました。
2025年からは、人的資本をより活かし、経営戦略の実現や企業価値向上に繋がる組織的な取り組みに力を入れ、1st STAGEで導入した各種制度を狙い通りに活用していくとともに、2nd STAGEとして会社が目指す方向に組織やチーム全体の力が向かう「組織全体のダイナミズムの創出」へシフトします。重要な経営課題である「事業ポートフォリオの変革」や「経営基盤強化」を実現するためには、強化分野への優先的な人材の採用と配置を行う戦略的な人材ポートフォリオマネジメントが必要不可欠だと捉えています。また、この実現においては、組織の中で一人ひとりが役割を持ち、成果創出に貢献することによる全社の生産性向上が求められます。
そこで、2nd STAGEでは組織全体で成果を生むためのリーダーシップの習得や課題解決力の強化と、マネジメント層の役割・機能の見直しに取り組み、個人の自発的行動を組織やチームによって最大化し、企業価値向上に取り組んでいきます。
当社グループは、多様で多彩な専門性を有する人材の採用、育成・処遇、健康行動の習慣化などを通じ、従業員一人ひとりの「働きがい」を高め、生産性向上と新しい価値創出を図ってまいります。マネジメントのポストや重要職務については職務・役割の定義と等級付けを行い、最適な人材の登用を進めることとあわせ、柔軟な働き方やダイバーシティの推進、健康経営への取組みを通じ、企業を支える人的資本の充実と活性化に努めています。
<ダイバーシティ&インクルージョンの推進>当社グループでは、従業員の多様な知と経験を活かすことは、より良い習慣作りに向けた新しい発想やイノベーションに繋がると考えています。意思決定層の多様性の向上や、国籍・性別など属性を問わず多様な価値観や考えを持った人材が、個性や能力を発揮して活躍できる組織風土づくりを進めています。
<ワークライフエンリッチメントの推進>当社グループでは、ワークライフエンリッチメント(“ワーク”と“ライフ”が相互に作用し質を高め合うこと)の考え方に基づき、従業員が仕事を含む生活全体を充実できる環境を目指しています。仕事だけでなく仕事以外の生活(プライベートでの役割や社外活動など)も重視し、柔軟に働ける制度や育児・介護支援、マネープラン教育などライフスタイルとライフプランの両面から支援しています。
<人材開発>当社グループでは、一人ひとりの自己実現に寄り添った支援施策を用意するだけでなく、従業員の成長を促す風土づくりにも全社で取り組んでいます。上司と部下間の関係性をより高めていくことで、全ての部所において心理的安全性の高い状態の醸成に努めています。また、自ら設計したキャリアを実現させるために、自律的に知識を習得して、経験を積むことで、自己成長を遂げる人材の育成を支援し、多彩な能力発揮を促しています。
また、専門性の高い人材の育成と活用に向け、職種・職能領域を「職群」として束ね、組織横断的な人材育成やキャリア開発に取り組むとともに、従業員の自律的な成長を支えるためのプラットフォームとして、E-ラーニングシステムやケース講義等からなる「ライオンキャリアビレッジ」を整備しています。
<従業員の健康増進>当社グループでは、従業員の健康は「会社の健全な成長を支える経営基盤である」との考えを基本とし、従業員一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」の実現を目指しています。会社・従業員・健康保険組合が一体となり、生活習慣改善とヘルスリテラシーの向上、お口の健康、がん予防、禁煙支援、メンタルヘルス対策など健康行動の習慣化を目指す活動「GENKIアクション」に取り組んでいます。
※詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/employee/
2019年から取り組んできた「Vision(ビジョン)2030 1st(ファースト) STAGE(ステージ)」では、個人の多彩な能力の発揮及び自律的なキャリア形成の実現に注力してまいりました。
2025年からは、人的資本をより活かし、経営戦略の実現や企業価値向上に繋がる組織的な取り組みに力を入れ、1st STAGEで導入した各種制度を狙い通りに活用していくとともに、2nd STAGEとして会社が目指す方向に組織やチーム全体の力が向かう「組織全体のダイナミズムの創出」へシフトします。重要な経営課題である「事業ポートフォリオの変革」や「経営基盤強化」を実現するためには、強化分野への優先的な人材の採用と配置を行う戦略的な人材ポートフォリオマネジメントが必要不可欠だと捉えています。また、この実現においては、組織の中で一人ひとりが役割を持ち、成果創出に貢献することによる全社の生産性向上が求められます。
そこで、2nd STAGEでは組織全体で成果を生むためのリーダーシップの習得や課題解決力の強化と、マネジメント層の役割・機能の見直しに取り組み、個人の自発的行動を組織やチームによって最大化し、企業価値向上に取り組んでいきます。