有価証券報告書-第118期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/20 13:21
【資料】
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【項目】
101項目

業績等の概要

当企業グループは各種合成表皮材の単一セグメントで事業活動を展開しております。
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、中国を始め新興国経済減速の影響が顕在化しつつあったものの、企業収益や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、年明け以降は原油価格下落などの影響により円高・株安が急速に進み、減速感が強まる状況となりました。
このような状況のもと、当企業グループは、車両用製品の売上拡大により、連結売上高は479億2千9百万円と前期(451億2千6百万円)に比べ6.2%の増加となりました。
売上高を用途別にみますと、車両用につきましては、358億6千1百万円と前期(327億5千9百万円)に比べ9.5%の増加、ファッション・生活資材用につきましては、42億9千9百万円と前期(42億6千2百万円)に比べ0.9%の増加となりました。住宅・住設用につきましては、77億6千7百万円と前期(81億4百万円)に比べ4.2%の減少となりました。
利益面につきましては、連結経常利益は36億9千1百万円(前期連結経常利益 26億3千4百万円)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は21億5千3百万円(前期親会社株主に帰属する当期純利益 35億3千8百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5億5千4百万円増加し、55億5千5百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは47億7千9百万円の増加となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益34億5千万円、減価償却費16億4千2百万円などによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、34億5千3百万円の減少となりました。
これは主に投資有価証券の取得による支出28億1千1百万円などによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、7億6千6百万円の減少となりました。
これは主に配当金の支払額7億5千8百万円などによります。