有価証券報告書-第126期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 10:35
【資料】
PDFをみる
【項目】
133項目

対処すべき課題

当企業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当企業グループは次に掲げる「経営理念」のもとに、お客様・仕入先様・地域・グループ各社・社員と「和と輪」を繋ぎ、社会に喜びと感動を提供していきます。
① 社会との和
高い倫理観を持ち、オープンでフェアな企業活動を通じて社会から信頼される企業市民となる
② お客様との和
お客様の期待を超える新たな価値を、継続的に想像・提供する
③ 共和グループの輪
時代のニーズを先取りし、他社を圧倒する開発力・生産力を実現する
④ 社員の和
労使相互信頼を土台に、社員が誇りを持ち成長を実現できる企業風土を醸成する
(2)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当企業グループは、将来の持続的成長を念頭に置き、販売面、技術開発面、生産面の重点戦略を実施してきました。
今後の見通しにつきましては、企業業績の回復、所得環境の改善を受けて経済活動は回復基調で推移することが予想されますが、円安進行による物価上昇や、それに伴う個人消費の停滞懸念に加え、海外景気の下振れリスクなどにより、先行きは予断を許さない状況です。
このような状況の中、当社は2030年をターゲットとした中期経営計画を2024年5月に公表いたしました。「サーキュラーエコノミーを実現するトップランナー企業となる」ことを目指すビジョンのもと、カーボンニュートラルやSDGsの課題に対応する新技術の開発と商品化に取り組み、地球の未来を良くする企業として、地域との共生を図ってまいります。
また、先行き不透明な外部環境に対応するため、積極的な設備投資、DX投資などで「稼ぐ力の向上」と「働き方改革」を進め競争力を高めることや、新しい市場へ積極的にチャレンジすることなどに取り組んでまいります。