四半期報告書-第116期第2四半期(平成29年3月1日-平成29年5月31日)

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2017/07/12 9:05
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界の景気は、一部に改善の遅れが見られるものの米国の回復継続や中国の景気拡大の継続により、全体では緩やかに回復しました。国内においては個人消費や設備投資は持ち直しの動きが継続し、企業収益や雇用情勢の改善もあり、緩やかな回復基調が継続しました。
当社の関連する自動車業界においても、国内の自動車生産台数は前年同期比増加で推移し、工業用品の生産においても前年同期を上回りました。また、タイヤ並びに合成ゴムの生産は前年並みで推移しました。
このような環境の中、市場の緩やかな回復に対し、既存事業の拡販、内外の新規顧客の開拓受注獲得に注力した結果、日本国内向け、海外向けともゴム薬品の販売が前年同期を上回りました。
樹脂薬品、中間体、その他薬品についても、新規製品を中心に積極的な販売活動を行った結果、新規開発品の受注が堅調に推移し、既存顧客も販売増加したことから、それぞれの業種において売上高が前年同期を上回りました。
原材料においては、為替が円安に転じ、原油価格が昨年比で上昇したことにより製品原価の上昇傾向が見られました。この影響を最小限とするため、内外の新規調達先の探索や評価を積極的に行うとともに、生産においては回復傾向にあるゴム薬品の需要増や、変化する顧客要望に応えるため、全社をあげて柔軟な生産対応を行いました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は35億48百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益は1億79百万円(前年同期は49百万円の損失)、経常利益は1億75百万円(前年同期は57百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億25百万円(前年同期は96百万円の損失)となりました。
セグメントの業績の概況は次のとおりであります。
①化学工業薬品事業
売上高は35億30百万円(前年同期比16.3%増)、セグメント利益(営業利益)は1億66百万円(前年同期は53百万円の損失)となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は17百万円(前年同期比330.3%増)、セグメント利益(営業利益)は13百万円(前年同期比307.0%増)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内につきましては、当第2四半期においても国内自動車販売及び生産が前年同期と比較し、増加傾向で推移しました。このような環境の中、この市場の回復による顧客の需要増に対応するとともに、加硫促進剤や加硫剤の主力商品の拡販活動に注力した結果、工業用製品・タイヤ向け並びに合成ゴム向け薬品につきまして、前年同期を上回る売上となりました。
輸出につきましては、東南アジアの顧客において回復傾向が見られたことと、当第2四半期においても為替が円安で継続したことから、この地域の受注の拡大により一層拡販努力を行い、前年同期を上回りました。
この結果、国内・輸出合わせてのゴム薬品の売上は、21億85百万円(前年同期比14.2%増)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内につきまして、アクリル酸・アクリル酸エステルの生産が回復傾向となりましたが、主要製品において輸入品との競合がさらに激しくなりました。この市場環境の変化に対し、積極的に販売活動を行った結果、主要品目で販売数量を伸ばしたことから、国内の販売数量売上は前年同期を上回りました。
輸出につきましては、中国をはじめとする既存顧客が回復傾向となったことや、為替が円安で推移したことから既存顧客に対する積極的に拡販活動を行った結果、販売数量売上とも前年同期を上回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上は4億5百万円(前年同期比14.3%増)となりました。
<中間体>中間体部門におきましては、界面活性剤中間体は品目により増減がありましたが、全体では売上が前年同期を下回りました。染顔料中間体及び農薬中間体は主要品目におきまして顧客の需要変動に合わせ積極的な生産販売を行った結果、全体として前期同期比で売上が増加しました。
医薬中間体・機能性化学品は、海外向けで顧客の需要減少と他社との競合により売上減となりました。しかしながら、主要品目において拡販に注力し、新規顧客を獲得したことから国内の売上が増加し、全体では売上が前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は4億36万円(前年同期比41.9%増)となりました。
<その他>環境用薬剤は客先の在庫調整による影響と当社納入先における他社との競合により、売上が前年同期を下回りました。潤滑油向けは品目により増減がありましたが、前年同期並みの売上となりました。新規用途向けは新規商品の販売が堅調に推移し、既存の主要製品の売上も増加したことから、一部品目で売上減となったものの、全体では売上が前年同期を上回りました。
この結果、この部門合計の売上高は5億3百万円(前年同期比9.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産につきましては61億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億93百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が2億15百万円、たな卸資産が1億55百万円増加したことによります。
負債につきましては44億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億61百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が1億97百万円、賞与引当金が20百万円、流動負債その他の未払費用が31百万円増加したことによります。
純資産につきましては16億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億32百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が1億25百万円増加したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2億15百万円増加(前年同期は1億33百万円の減少)し、9億26百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前四半期純利益、売上債権の減少、仕入債務の増加等による資金の増加により4億75百万円の収入(前年同期は0百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得による支出等により1億87百万円の支出(前年同期は1億6百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、長期借入れによる収入に対し、借入金の返済等による支出により71百万円の支出(前年同期は23百万円の支出)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は93,490千円(前年同期は82,540千円)であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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