有価証券報告書-第102期(2025/01/01-2025/12/31)
③ 戦略
当社は、脱炭素社会への移行に伴い、不確実性の高い将来を見据えどのような気候変動関連リスクと機会が顕在化しうるかについて、TCFD提言に基づき、脱炭素への取り組みが進んだ1.5℃のシナリオと現状のまま社会が進んだ場合の現行(4℃)のシナリオをそれぞれ分析し、2030年における事業インパクト評価を行いました。
(当社事業に与える影響度が「大」となる主な要因と対応)
〈シナリオ分析の前提条件〉
分析対象:アース製薬単体
分析範囲:原料調達を含めたサプライチェーン全体
時間軸:短期=1年(単年度計画と同期間)中期=3年(中期経営計画と同一期間)
長期=2030年(日本のNDCにおける中期目標と同期間)
当社は、脱炭素社会への移行に伴い、不確実性の高い将来を見据えどのような気候変動関連リスクと機会が顕在化しうるかについて、TCFD提言に基づき、脱炭素への取り組みが進んだ1.5℃のシナリオと現状のまま社会が進んだ場合の現行(4℃)のシナリオをそれぞれ分析し、2030年における事業インパクト評価を行いました。
(当社事業に与える影響度が「大」となる主な要因と対応)
| 分類 | シナリオ | 内容 | 指標 | 影響を受ける 期間 | 対応 |
| 機会 | 4℃ | 気温上昇:当社の主要ビジネスである虫ケア用品への需要増及び販売期間の長期化に伴う市場規模の拡大 | 売上高増加 | 短期中期長期 | ■虫ケア用品 〈活動〉 ・販売機会ロスの低減と資本効率の向上を両立する適正な在庫管理体制の構築 ・原材料、梱包材の安定調達のため、国内外問わず新規調達先の開拓を進め、複数購買体制を確立 ■MA-T SystemⓇ適用製品 ・日本における社会実装を推進し、除菌市場でのブランド・商品認知を図る |
| 気温上昇:公衆衛生環境が整っていない地域において菌・バクテリアの増加による感染症が深刻化した場合、感染症リスクを解消する方法として当社技術のMA-T SystemⓇを用いた製品が有効 | 売上高増加 | 長期 | |||
| 1.5℃ | 消費者の脱炭素意識:当社製品が環境に配慮したサステナブルなブランドとして認知拡大されていくことで、当社のブランド価値が向上し販売額が拡大 | 売上高増加 | 中期長期 | ■以下の活動を行うことで、環境に配慮したサステナブルな企業として当社のブランド価値を向上 〈活動〉 ・サーキュラーエコノミーへの賛同 ・植物由来などサステナブル原材料調達の加速 ・CO2 排出量削減のためのリユース又はリサイクル可能な容器への移行 ・ウォーターフットプリント低減への取り組み ■プラスチック ・容器や包装資材など一製品当たりに使用されるプラスチック量を削減 ・サプライチェーンの取り組みとして商品のボトルなどプラスチックのリサイクルを検討 | |
| リスク | パーム油需給バランス:パーム油由来の原材料高騰による売上原価の上昇や、原材料不足による当社製品の供給不足 | 売上高減少 コスト増加 | 短期中期長期 | ・パーム油由来の原材料の安定調達に向けて、需給のひっ迫が想定される原材料の予定購買を実施するとともに、複数購買体制をとりながら国内外問わず調達先の開拓を推進 ・パーム油由来の原材料の使用量低減、品質基準に見合った代替原材料の発掘に向けた研究開発・処方変更を検討 |
〈シナリオ分析の前提条件〉
分析対象:アース製薬単体
分析範囲:原料調達を含めたサプライチェーン全体
時間軸:短期=1年(単年度計画と同期間)中期=3年(中期経営計画と同一期間)
長期=2030年(日本のNDCにおける中期目標と同期間)