4410 ハリマ化成グループ

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四半期報告書-第74期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/07 12:52
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国経済は、堅調に推移しましたが、欧州における金融不安や中国をはじめとする新興国経済の下振れリスクが懸念される状況が続きました。一方、国内経済は、企業において、収益、雇用の回復が見られ、設備投資の持ち直しなど、緩やかな回復基調となりました。
当社グループを取り巻く経営環境は、海外事業につきましては、欧米を主力市場とするローター社の業績が競合他社との競争により、厳しい状況で推移しましたが、円安の影響、製紙用薬品事業の米国子会社の業績好調により、海外売上高は増加しました。国内事業につきましては、円安により輸入原料価格が上昇したため、製品価格を見直したものの、全体として収益は厳しい状況となりました。
その結果、当社の当第1四半期連結累計期間の連結業績につきましては、売上高は207億3千7百万円となり、前年同四半期に比べ9億8百万円(4.6%)の増収となりました。
利益面では、営業利益は4億5千7百万円となり、前年同四半期に比べ4千2百万円(△8.5%)の減益となりました。経常利益は為替差益8億1千3百万円により、13億6千1百万円となり、前年同四半期に比べ8億5千万円(166.6%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億3千2百万円となり、前年同四半期に比べ6億4千6百万円(348.5%)の増益となりました。
当社グループのセグメント別経営成績の概況は次の通りであります。
①樹脂化成品
印刷インキは、世界的に商業印刷や新聞、雑誌の発行部数の減少により縮小傾向が続いています。当部門の印刷インキ用樹脂におきましては、国内の印刷インキが消費税増税の反動で低迷した前年同期に比べても、販売が減少しました。
塗料業界は、引き続き厳しい状況であり、当部門では主力商品の建築外装用塗料向け樹脂の販売は、春先の天候不順の影響により、前年同期に比べ減少しました。
自動車タイヤ用合成ゴムの製造に使用される乳化剤は好調を維持しており、前年同期を上回る販売となりました。
粘接着剤は、市場の縮小が続いており、当部門の粘接着剤用樹脂の販売も前年同期に比べ減少となりました。
機能性塗工剤などの新製品は、タッチパネルなどに用いられる光学フィルム用表面塗工剤などの販売が堅調に推移しました。
その結果、当部門の売上高は、51億円となり、前年同四半期に比べ5億8千3百万円(△10.3%)の減収となりました。セグメント利益は2億2百万円と前年同四半期に比べ1億6千3百万円(△44.7%)の減益となりました。
②製紙用薬品
国内の紙・板紙の生産量は、板紙はほぼ横ばいでしたが、印刷情報用紙の需要が低迷し、前年同期に比べ減少しました。中国および米国においては、板紙は堅調でしたが、新聞、印刷情報用紙が低調に推移し、紙・板紙生産量は前年同期に比べ減少しました。
当部門におきましては、国内は引き続き厳しい状況が続いておりますが改良品の販売が拡大するとともに、中国、米国では堅調に推移し販売が拡大しました。
その結果、当部門の売上高は、43億6千7百万円となり、前年同四半期に比べ7億7百万円(19.3%)の増収となりました。また、セグメント利益は国内外における収益改善および販売拡大が寄与し、3億5千7百万円と前年同四半期に比べ1億9千5百万円(121.5%)の増益となりました。
③電子材料
当部門が主に関連する自動車業界の生産台数は、北米は堅調に推移したものの、中国は伸び悩み、国内は前年同期比を下回りました。
当部門の主要製品である自動車用熱交換器用のろう付け材料は、堅調に推移しました。しかしながら、ソルダーペースト等のはんだは原材料の錫価格の低下により販売価格も下落し、前年同期に比べ売上が減少しました。
一方、銅スルーホール用導電性ペーストや半導体用機能性樹脂は、順調に拡大しました。
その結果、当部門の売上高は、12億5千7百万円となり、前年同四半期に比べ3千4百万円(△2.6%)の減収となりました。セグメント利益は1億1百万円と前年同四半期に比べ1千8百万円(△15.2%)の減益となりました。
④ローター
当部門の主要製品である印刷インキ用樹脂は、欧米市場での需要が弱含みに推移する中、北米、アジアは販売減となったものの、主力市場である欧州では販売増となり、全体としては、堅調に推移いたしました。
粘接着剤用樹脂は、欧州、アジアでの販売数量減はあったものの、米国では販売数量が拡大しました。しかしながら、採算面では、合理化、コスト削減に務めましたが、世界的な販売価格競争が継続しており、厳しい状況が続いております。
その結果、当部門の売上高は95億6千2百万円で、前年同四半期に比べ7億5千9百万円(8.6%)の増収となりました。収益面では採算性の悪化により、セグメント損失は1億5千8百万円と前年同四半期に比べ1億1千2百万円の悪化となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5億5千2百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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