有価証券報告書-第103期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/26 14:04
【資料】
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【項目】
162項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については安全性・流動性の高い金融資産で運用し、また資金調達については、原則、自己資金による方針です。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建ての営業債権債務は、為替の変動リスクに晒されております。
有価証券及び投資有価証券は、主に政府保証債・地方債と業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金並びに電子記録債務の支払期日は6ヶ月以内であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、債権管理規程に従い、営業債権について、各事業部門における管理責任者が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の債権管理規程に準じて、同様の管理を行っております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
換算時の為替レートについては、主要通貨の変動と事業への影響をモニタリングし、適時、経営会議に報告しております。そして、必要に応じて関係部門は事業への影響を軽減する対策を検討しております。
有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また株式については、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。また、重要性が乏しいものについては注記を省略しております。
前連結会計年度(2019年12月31日)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
時価(百万円)差額(百万円)
(1)現金及び預金75,58075,580-
(2)受取手形及び売掛金54,15054,150-
(3)有価証券及び投資有価証券54,39854,398-
資産計184,129184,129-
(1)支払手形及び買掛金7,9797,979-
(2)電子記録債務8,8368,836-
(3)未払金24,16024,160-
(4) 未払法人税等4,9624,962-
(5)未払消費税等1,2241,224-
負債計47,16447,164-

当連結会計年度(2020年12月31日)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
時価(百万円)差額(百万円)
(1)現金及び預金78,25378,253-
(2)受取手形及び売掛金52,85052,850-
(3)有価証券及び投資有価証券50,44750,447-
資産計181,551181,551-
(1)支払手形及び買掛金7,5587,558-
(2)電子記録債務8,3688,368-
(3)未払金20,96820,968-
(4) 未払法人税等4,3714,371-
(5)未払消費税等1,4171,417-
負債計42,68442,684-

(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、債券は日本証券業協会の公表する価格によっており、株式等は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項(有価証券関係)をご参照下さい。
負 債
短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
非上場株式112111

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年12月31日)
1年以内
(百万円)
1年超
5年以内
(百万円)
5年超
10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
預金75,575---
受取手形及び売掛金54,150---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
国債・地方債等6,62312,441--
信託受益権8,3001,000--
合計144,64913,441--

当連結会計年度(2020年12月31日)
1年以内
(百万円)
1年超
5年以内
(百万円)
5年超
10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
預金78,247---
受取手形及び売掛金52,850---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
国債・地方債等7,72811,313--
信託受益権8,3001,000--
合計147,12612,313--