有価証券報告書-第12期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 17:15
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有報資料

国内の石油需要は、人口減、少子高齢化といった社会構造の変化に加え、省エネや燃料転換の進展などにより、減少傾向が継続するものと想定されます。
一方、「エネルギー供給構造高度化法」の告示に基づく重質油分解設備の装備率向上のための施策(*)が実施された結果、当期末の国内の石油精製能力は日量4百万バレルを割り込む水準まで減少しましたが、更なる国内石油需要減少は避けがたく、石油産業を取り巻く環境は予断を許さない状況にあります。
(*)石油精製会社は、当期(平成25年度)末までに常圧蒸留装置の能力に対する重質油分解設備の装備率を向上することを義務付けられました。当社は、平成22年度に第1常圧蒸留装置(能力:日量52千バレル)を廃棄し、いち早くこれに対応しています。
このような事業環境のもと、当社は袖ケ浦製油所の立地、強固な顧客基盤など、その強みを最大限に活かし、また、事業機会を確実にとらえることで企業価値の向上を目指してまいります。具体的には、昨年11月に策定した中期事業計画を達成すべく、以下の諸施策を実行してまいります。
○安定操業・高稼働維持
高度化した袖ケ浦製油所設備の最大活用、安全・安定操業の継続、高稼働維持を図ってまいります。
○トップクラスのコスト競争力堅持
製品の高付加価値化・更なるコスト削減などにより収益性の向上を図り、東京湾内の製油所としての立地上の優位性を活かしつつ、国内トップクラスのコスト競争力を堅持してまいります。
○アスファルトピッチ焚きボイラー・タービン発電設備(ASP-BTG)導入
①袖ケ浦製油所の電力及び用役コスト削減、②処理原油選択の柔軟性拡大、③アスファルトピッチの付加価値向上、の3つが期待されるアスファルトピッチを燃料とするASP-BTGは、次回定期修理後の平成29年7月の運転開始を目指します。
○新事業に関する情報収集
新規化成品事業、アスファルトピッチを燃料とする売電事業、水素社会に向けた事業など、袖ケ浦製油所の事業基盤を活用した新事業に関する情報を収集し、それに基づく経済性・競争力評価を行ってまいります。
当社は、新たなグループ組織・経営体制のもと、事業環境の変化を先取りした事業展開と持続可能な成長を図ってまいります。

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