有価証券報告書-第129期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/29 14:57
【資料】
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【項目】
135項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
イ.監査役監査の組織、人員及び手続
監査役は、監査役会が定めた監査計画・方針に基づき、取締役会等重要な会議への出席、取締役や内部監査部門等からの職務状況の聴取、重要な決裁書類の閲覧、本社及び主要な事業所・子会社への往査を行うとともに、会計監査人とも適宜連携を取って業務を遂行しております。
なお、監査役 田中宏明は、当社において相当の期間、管理部門の統括や子会社経営を担当し、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。
また、監査役 河野隆志は、当社において相当の期間、経理・監査を担当し、財務、会計及び監査に関する相当程度の知見を有しております。
また、監査役 村田守弘は、公認会計士・税理士として企業会計に精通しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
また、監査役 アスリ・チョルパンは、経営学に関する学識経験者として企業経営に精通しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
また、監査役 安原裕文は、パナソニック㈱・パナホーム㈱(現パナソニック ホームズ㈱)において相当の期間、財務・企業経営に関与し、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。
ロ.監査役及び監査役会の活動状況
当事業年度において監査役会は12回開催されております。
役職名氏名開催回数出席回数
常勤監査役田中 宏明1212
常勤監査役河野 隆志1212
社外監査役村田 守弘1212
社外監査役赤松 哲治2 注2
社外監査役アスリ・チョルパン1212
社外監査役安原 裕文10 注10

注:赤松氏は当事業年度期中3月の株主総会をもって退任、安原氏が就任。
監査役会における主な検討事項は、監査の方針及び監査実施計画、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の選任・報酬の妥当性、会計監査人の監査の相当性等であります。
また、各監査役は、監査役会において決定された監査基準、並びに監査の方針、監査実施計画、及び監査業務の分担に基づき、取締役会等重要な会議への出席、取締役、内部監査部門その他の使用人等からの職務執行状況や内部統制システムの整備・運用状況についての聴取、重要な決裁書類等の閲覧、及び主に常勤監査役による主要な事業所等の往査等を実施するとともに、会計監査人と適宜情報交換等を行っております。
② 内部監査の状況
当社は、内部監査部門として社長直轄の監査部(12名体制)を設置しております。また、監査役付スタッフとして専任1名を置いております。監査部は、監査方針、年間内部監査計画等に基づき、各部署及び関係会社の業務執行状況について、有効性、効率性及びコンプライアンス等の適切性の観点から、本社及び主要な事業所、関係会社への往査を行い、グループ全体の監査を行っている他、財務報告に係る内部統制の評価を実施しております。内部監査の結果及び改善のための提言は、代表取締役社長に報告されると共に、監査役会にも報告され相互連携を図っております。また、会計監査人とも適宜連携を取って業務を遂行しております。
③ 会計監査の状況
イ. 会計監査人の名称
有限責任 あずさ監査法人
ロ. 継続監査期間
15年間
ハ. 業務を執行した公認会計士
当期において業務を執行した公認会計士は、黒木賢一郎、松井理晃、河野匡伸の3名であります。
ニ. 監査業務に係る補助者の構成
当期の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士23名、その他17名であります。
ホ. 会計監査人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人の選任・解任にあたって、当社の監査役監査基準の「会計監査人の選任等の手続」に基づき、職務遂行状況、監査体制及び独立性並びに専門性などが適切であるかについて、毎期総合的に検討しております。検討にあたっては、質的水準、独立性、専門性、監査報酬の水準、監査役や経営者等とのコミュニケーション、海外ネットワーク及び不正リスク対応について評価を行い、会計監査人として再任することは妥当と判断し、選定しております。
なお、監査役会は、会計監査人が会社法第340条の定めにより直ちに解任することが妥当と判断した場合、監査役全員の一致の決議によって会計監査人を解任します。また、監査役会は、会社法第344条に従い会計監査人の再任又は不再任の判断を行い、継続して職務を適切に遂行することが困難であると判断される場合、株主総会に提出する議案の内容を決定します。
ヘ. 監査役及び監査役会による会計監査人の評価
監査役会による会計監査人の評価は上記ホ.のとおりであります。
④ 監査報酬の内容等
イ. 会計監査人に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社16851620
連結子会社----
16851620

(前連結会計年度)
当社が会計監査人に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、財務、税務等に関連する調査業務等であります。
(当連結会計年度)
当社が会計監査人に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、合意された手続業務等であります。
ロ. 会計監査人と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(イ. を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社----
連結子会社3485435252
3485435252

(前連結会計年度)
連結子会社における非監査業務の内容は、税務申告業務に関するアドバイザリー業務等であります。
(当連結会計年度)
連結子会社における非監査業務の内容は、税務申告業務に関するアドバイザリー業務等であります。
ハ. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
ニ. 監査報酬の決定方針
会計監査人に対する報酬の額の決定に関する方針について、当社では特段の定めを設けておりませんが、当社の事業規模、業務の特性、監査時間等を勘案して適切に報酬の額を決定した上で会社法第399条に基づく監査役会の同意を得ております。
ホ. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告を基に、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積もりの算出根拠等を検討した結果、会計監査人の報酬等の額につき、会社法第399条の同意を行っております。