当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業業績に支えられ、雇用環境や個人所得の改善が進み、緩やかな回復基調で推移しましたが、個人消費の本格的な改善までには至りませんでした。一方、先行きにつきましては、不安定な国際情勢や欧米の金融政策の動向並びに中国経済の減速懸念など、不透明な状況が続くと見込まれます。
このような状況のなか、当社グループは、当期を2年目とする中期経営計画(第82期~第84期)『Next Stage ISHIZUKA 84』において、「グループ総合力の結集」をコンセプトとし、営業利益の安定的確保・有利子負債の削減・グループを横断した機能強化に向け取り組んでおります。
売上高につきましては、抗菌剤は海外での販売が好調であったことにより伸張しましたが、他の主要セグメントは伸び悩み、売上高は55,155百万円(前年同四半期比0.9%減)となりました。利益につきましては、ハウスウェア海外製造子会社の操業度向上や為替予約レートの改善もありましたが、売上高の減少とエネルギー価格の高騰などにより営業利益は2,457百万円(前年同四半期比14.2%減)、経常利益は2,162百万円(前年同四半期比11.5%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は1,926百万円(前年同四半期比31.8%増)となりましたが、これは、連結子会社である亞徳利玻璃(珠海)有限公司の閉鎖に伴い、同社に対する貸付金放棄の申請が中国外貨管理局に受理され、課税所得計算上、貸倒損失として損金処理されることから税金費用が大きく減少したことによるものです。
2018/02/01 9:22