有価証券報告書-第100期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
有報資料
文中における将来に関する事項は、提出日現在(平成31年3月29日)において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、《日本電気硝子 企業理念体系》の下、世界一の特殊ガラスメーカーを目指し、材料設計・溶融・成形・加工といった技術により様々な特性や機能を持つガラス製品を開発・生産し、市場に潤沢に供給することにより、社会のニーズに対応していくことを経営の基本においています。同時に、時代に即したCSR(企業の社会的責任)の中から重点課題を設定し活動を推進することにより、企業の社会的責務を果たしてまいりたいと考えています。これらの取り組みを通して、社会の発展に貢献するとともに企業アイデンティティの発信にも努め、企業価値の向上と持続的成長を図ってまいります。
《日本電気硝子 企業理念体系》
わたくしたちは、“文明の産物”の創造を通して社会に貢献するという創業の精神を、企業理念の底流をなす
ものと位置付けています。
(企業理念)
「ガラスの持つ無限の可能性を引き出し、モノづくりを通して、豊かな未来を切り拓きます。」
スローガン: GLASS FOR FUTURE
(目指すべき企業像)
「世界一の特殊ガラスメーカー」
(大切にしている価値観)
・お得意先第一 ・達成への執念 ・自由闊達 ・高い倫理観 ・自然との共生
(2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題の内容
<当社グループの経営戦略>○中長期的な成長のためのキー・ファクターとコンセプト
<キー・ファクター><コンセプト>・「企業のあり方」・・・・ 社会と共存し、社会に貢献する存在
・「研究開発」 ・・・・ 夢を実現するガラスの創造
・「製造プロセス」・・・・ 革新的なプロセスの開発
・「環境保全」 ・・・・ 持続可能なモノづくりの実現
・「人材育成」 ・・・・ 高い志と熱い心を持つプロ集団
○当社グループのビジネスモデル
・人材力、技術力を活用し、高付加価値製品、イノベーティブな製品を追求します。
・「モノづくり」(※)を通して、市場の要請に応じ、「板」、「管」、「球」、「繊維」、「粉末」、「成形品」、薄膜・樹脂・金属等との「ハイブリッド製品」といった多種多様な形状と機能を持つガラスを提供してまいります。
・「電子・情報」の分野ではディスプレイ用ガラス、光関連・電子デバイス用ガラスなどの、また、「機能材料・その他」の分野ではガラスファイバ、医薬用管ガラス、耐熱ガラス、建築用ガラスなどのビジネスを展開し、バランスの取れた事業ポートフォリオを構築してまいります。
・これらの活動を行う中で、企業の社会的責務を果たし、社会の発展に貢献するとともに、企業価値の向上
と持続的成長を図ってまいります。
(※)当社グループが目指す「モノづくり」
社会のニーズに応えるべく、最先端の技術[材料設計、製造プロセス(溶融・成形・加工)技術、評
価技術]をベースに研究開発を推進し、優れた製品を生み出し、最高水準の品質と高効率の生産によ
り、潤沢に市場に製品を供給します。そして、市場からの声を再び研究開発に活かします。こうした循
環が目指すべき「モノづくり」と考えています。
○注力する市場分野
・「自動車・輸送」、「情報通信・半導体」、「医療」、「ディスプレイ」の4分野を当社グループの中期的
な成長に直結する『拡大・強化分野』と位置付け、この分野への積極的な事業拡大と競争力強化に注力して
まいります。
・「照明」、「エネルギー」、「社会インフラ」、「家電・住設」の4分野は社会の発展とともに成長が見込
め、かつ、ガラスの機能性が発揮できる分野です。これらを『戦略的育成分野』と位置付け、この分野にお
ける新たな事業の創出に向けて研究開発を推進してまいります。
・上記の活動を通じ、各分野の以下のニーズに応えてまいります。
『拡大・強化分野』
◎自動車・輸送: 軽量化材料、車載照明、表示装置、自動運転、車載カメラ、各種電子機器
◎情報通信・半導体: 高速大容量光通信機器(5G対応)、次世代半導体(小型高精細・高機能)
◎医療: 先進医薬容器、先端医療機器・設備
◎ディスプレイ: 次世代ディスプレイ(高精細・薄型軽量・フレキシブル)
『戦略的育成分野』
◎照明: 次世代照明(省エネ、高輝度・高出力)
◎エネルギー: 再生可能エネルギーシステム、二次電池
◎社会インフラ: 高機能防火設備、高性能構造材料(安全・耐久・軽量)
◎家電・住設: 高機能家電・住設材料、多機能壁材
<中期経営計画「EGP2021」>当社は、このたび2019年度から3か年の新中期経営計画「EGP2021」(Electric Glass Prospects
2021)を策定しました。「EGP2021」の策定にあたっては、「世界一の特殊ガラスメーカー」を念頭に将
来を担う若手社員と経営トップが会社の30年後の未来像を議論し、その結果からバックキャストし、中長期的な
成長のための5つのキー・ファクターとそのコンセプト(上述<当社グループの経営戦略>の冒頭に記載)を導
き出しました。当社は、「EGP2021」をこれらの実現に向けた取り組みと位置付け、各施策を推進し、目
標の達成を目指してまいります。
― 基本方針 ―
「世界一の特殊ガラスメーカー」の実現に向け、更なる成長を目指す。
― スローガン ―
“STRONG GROWTH ~ 高い志を掲げ、壁を打ち破ろう”
(業績の力強い成長と同時に、人材の成長、技術基盤の成長、開発力の成長も図り、企業体質をより強く
“STRONG”にすることに主眼を置く。)
― 重点項目と施策 ―
①研究開発
・製品、技術、製造プロセスの一体的な開発体制構築
・マーケティング機能の拡充
・年間100億円の研究開発を実行(売上高比3%、対2018年度比43%増)
・「夢を形にする」研究開発の追求
②事業戦略
・ディスプレイ用ガラス事業の生産性と品質の革新
・ガラス繊維事業の拡大とM&Aシナジーの結実
・中国をはじめとした成長エリアにおけるプレゼンスの強化
・事業価値の評価とリソースの適切な配分
③戦略的投資
・将来成長を見据えたM&Aや他社との協業・提携等に備え、通常の設備投資のほかに、当該3か年で約500
億円の戦略的投資枠を設定
④CSR
・CSRの重点課題「環境・多様性・地域」の取り組みを通じた持続的成長と企業価値向上
― 経営目標 ―
・売上高 3,500億円
(内訳)電子・情報 1,750億円(ディスプレイ用ガラス、光関連・電子デバイスほか)
機能材料・その他 1,750億円(ガラスファイバ、医療、耐熱、建築ほか)
・営業利益 350億円
・営業利益率 10%
・目標達成年度 2021年度
― 財務方針 ―
・キャッシュ・フロー重視
・資産効率重視(金融資産・棚卸資産の圧縮、設備の生産性向上と集約)
・財務の健全性
― 利益還元方針 ―
・長期的な安定配当の継続
・株主資本配当率(DOE)2%以上
・中期経営計画達成状況に応じた弾力的な還元策の実施
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、《日本電気硝子 企業理念体系》の下、世界一の特殊ガラスメーカーを目指し、材料設計・溶融・成形・加工といった技術により様々な特性や機能を持つガラス製品を開発・生産し、市場に潤沢に供給することにより、社会のニーズに対応していくことを経営の基本においています。同時に、時代に即したCSR(企業の社会的責任)の中から重点課題を設定し活動を推進することにより、企業の社会的責務を果たしてまいりたいと考えています。これらの取り組みを通して、社会の発展に貢献するとともに企業アイデンティティの発信にも努め、企業価値の向上と持続的成長を図ってまいります。
《日本電気硝子 企業理念体系》
わたくしたちは、“文明の産物”の創造を通して社会に貢献するという創業の精神を、企業理念の底流をなす
ものと位置付けています。
(企業理念)
「ガラスの持つ無限の可能性を引き出し、モノづくりを通して、豊かな未来を切り拓きます。」
スローガン: GLASS FOR FUTURE
(目指すべき企業像)
「世界一の特殊ガラスメーカー」
(大切にしている価値観)
・お得意先第一 ・達成への執念 ・自由闊達 ・高い倫理観 ・自然との共生
(2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題の内容
<当社グループの経営戦略>○中長期的な成長のためのキー・ファクターとコンセプト
<キー・ファクター><コンセプト>・「企業のあり方」・・・・ 社会と共存し、社会に貢献する存在
・「研究開発」 ・・・・ 夢を実現するガラスの創造
・「製造プロセス」・・・・ 革新的なプロセスの開発
・「環境保全」 ・・・・ 持続可能なモノづくりの実現
・「人材育成」 ・・・・ 高い志と熱い心を持つプロ集団
○当社グループのビジネスモデル
・人材力、技術力を活用し、高付加価値製品、イノベーティブな製品を追求します。
・「モノづくり」(※)を通して、市場の要請に応じ、「板」、「管」、「球」、「繊維」、「粉末」、「成形品」、薄膜・樹脂・金属等との「ハイブリッド製品」といった多種多様な形状と機能を持つガラスを提供してまいります。
・「電子・情報」の分野ではディスプレイ用ガラス、光関連・電子デバイス用ガラスなどの、また、「機能材料・その他」の分野ではガラスファイバ、医薬用管ガラス、耐熱ガラス、建築用ガラスなどのビジネスを展開し、バランスの取れた事業ポートフォリオを構築してまいります。
・これらの活動を行う中で、企業の社会的責務を果たし、社会の発展に貢献するとともに、企業価値の向上
と持続的成長を図ってまいります。
(※)当社グループが目指す「モノづくり」
社会のニーズに応えるべく、最先端の技術[材料設計、製造プロセス(溶融・成形・加工)技術、評
価技術]をベースに研究開発を推進し、優れた製品を生み出し、最高水準の品質と高効率の生産によ
り、潤沢に市場に製品を供給します。そして、市場からの声を再び研究開発に活かします。こうした循
環が目指すべき「モノづくり」と考えています。
○注力する市場分野
・「自動車・輸送」、「情報通信・半導体」、「医療」、「ディスプレイ」の4分野を当社グループの中期的
な成長に直結する『拡大・強化分野』と位置付け、この分野への積極的な事業拡大と競争力強化に注力して
まいります。
・「照明」、「エネルギー」、「社会インフラ」、「家電・住設」の4分野は社会の発展とともに成長が見込
め、かつ、ガラスの機能性が発揮できる分野です。これらを『戦略的育成分野』と位置付け、この分野にお
ける新たな事業の創出に向けて研究開発を推進してまいります。
・上記の活動を通じ、各分野の以下のニーズに応えてまいります。
『拡大・強化分野』
◎自動車・輸送: 軽量化材料、車載照明、表示装置、自動運転、車載カメラ、各種電子機器
◎情報通信・半導体: 高速大容量光通信機器(5G対応)、次世代半導体(小型高精細・高機能)
◎医療: 先進医薬容器、先端医療機器・設備
◎ディスプレイ: 次世代ディスプレイ(高精細・薄型軽量・フレキシブル)
『戦略的育成分野』
◎照明: 次世代照明(省エネ、高輝度・高出力)
◎エネルギー: 再生可能エネルギーシステム、二次電池
◎社会インフラ: 高機能防火設備、高性能構造材料(安全・耐久・軽量)
◎家電・住設: 高機能家電・住設材料、多機能壁材
<中期経営計画「EGP2021」>当社は、このたび2019年度から3か年の新中期経営計画「EGP2021」(Electric Glass Prospects
2021)を策定しました。「EGP2021」の策定にあたっては、「世界一の特殊ガラスメーカー」を念頭に将
来を担う若手社員と経営トップが会社の30年後の未来像を議論し、その結果からバックキャストし、中長期的な
成長のための5つのキー・ファクターとそのコンセプト(上述<当社グループの経営戦略>の冒頭に記載)を導
き出しました。当社は、「EGP2021」をこれらの実現に向けた取り組みと位置付け、各施策を推進し、目
標の達成を目指してまいります。
― 基本方針 ―
「世界一の特殊ガラスメーカー」の実現に向け、更なる成長を目指す。
― スローガン ―
“STRONG GROWTH ~ 高い志を掲げ、壁を打ち破ろう”
(業績の力強い成長と同時に、人材の成長、技術基盤の成長、開発力の成長も図り、企業体質をより強く
“STRONG”にすることに主眼を置く。)
― 重点項目と施策 ―
①研究開発
・製品、技術、製造プロセスの一体的な開発体制構築
・マーケティング機能の拡充
・年間100億円の研究開発を実行(売上高比3%、対2018年度比43%増)
・「夢を形にする」研究開発の追求
②事業戦略
・ディスプレイ用ガラス事業の生産性と品質の革新
・ガラス繊維事業の拡大とM&Aシナジーの結実
・中国をはじめとした成長エリアにおけるプレゼンスの強化
・事業価値の評価とリソースの適切な配分
③戦略的投資
・将来成長を見据えたM&Aや他社との協業・提携等に備え、通常の設備投資のほかに、当該3か年で約500
億円の戦略的投資枠を設定
④CSR
・CSRの重点課題「環境・多様性・地域」の取り組みを通じた持続的成長と企業価値向上
― 経営目標 ―
・売上高 3,500億円
(内訳)電子・情報 1,750億円(ディスプレイ用ガラス、光関連・電子デバイスほか)
機能材料・その他 1,750億円(ガラスファイバ、医療、耐熱、建築ほか)
・営業利益 350億円
・営業利益率 10%
・目標達成年度 2021年度
― 財務方針 ―
・キャッシュ・フロー重視
・資産効率重視(金融資産・棚卸資産の圧縮、設備の生産性向上と集約)
・財務の健全性
― 利益還元方針 ―
・長期的な安定配当の継続
・株主資本配当率(DOE)2%以上
・中期経営計画達成状況に応じた弾力的な還元策の実施