このような経済環境のもと、当社グループにおいて、鋼材の販売数量は、造船向けの需要が堅調に推移したものの、自動車向けの需要が減少したことから、前年同期並となりました。アルミ圧延品の販売数量は、飲料用缶材の需要が増加したことなどから、前年同期を上回りました。銅圧延品の販売数量は、銅板条・銅管とも需要が減少したことから、前年同期を下回りました。油圧ショベルの販売台数は、景気減速の影響が大きい中国や東南アジアにおいて需要が大幅に減少したことから、前年同期を下回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期並の9,286億円となりましたが、営業利益は、前年同期に比べ101億円減益の470億円、経常利益は、前年同期に比べ130億円減益の330億円となりました。また、中国における建設機械事業の関連会社について投資有価証券評価損を特別損失として計上した第1四半期に加え、その他の関係会社についても事業評価関連の特別損失を計上しました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、繰延税金資産を積み増した前年同期に比べ、286億円減益の134億円となりました。
当第2四半期連結累計期間のセグメント毎の状況は以下のとおりであります。
2015/11/06 13:12