(2) 経営成績
当社グループの当連結会計年度の売上高は、鉄スクラップサーチャージ制度の適用および原燃料・諸資材価格の上昇を受けたベース値上の実施等による販売価格の上昇、インドの持分法適用関連会社Mahindra Sanyo Special Steel Pvt. Ltd.(以下、MSSSPL)を連結子会社化したことなどにより、前連結会計年度比283億32百万円増の1,858億18百万円となりました。利益面では、販売価格の上昇や変動費コストダウンの実施などの増益要因はありましたが、原燃料・諸資材価格の上昇やOvako株式(注)取得に係る費用の計上、MSSSPL連結子会社化に伴うのれんの償却費の計上などにより、経常利益は前連結会計年度比12億21百万円減の94億37百万円、ROS(売上高経常利益率)は5.1%(前連結会計年度は6.8%)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、MSSSPL連結子会社化に伴う段階取得に係る差益の計上などにより、前連結会計年度比6億87百万円増の77億21百万円、ROE(自己資本利益率)は4.8%(前連結会計年度は5.6%)となりました。
なお、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループは第10次中期経営計画を策定しております。同計画の2年目にあたる当連結会計年度においては、新日鐵住金㈱(現 日本製鉄㈱)の子会社になるとともにOvako ABおよびMSSSPLの子会社化を実施するなど、「高信頼性鋼の山陽」のグローバルブランド化に向けた取り組みを推進しました。この他、国内においては、前連結会計年度に決定した第二棒線工場のボトルネック解消投資の立ち上げに向けて取り組むとともに、高硬度と高い靭性を兼ね備えた「QCM64-HARMOTEX®」の開発等に取り組みました。株主還元につきましては、同計画最終年度の目標とする連結配当性向30.0%に向けて、29.0%の配当性向となる配当を実施しました。
2019/06/26 13:01