四半期報告書-第104期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/11 9:00
【資料】
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【項目】
19項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間(平成26年4月1日~平成26年6月30日)におけるわが国経済は、政府による経済政策および金融政策を背景に引き続き穏やかな回復傾向はみられたものの、米国経済の順調な推移に反して欧州経済の低迷継続、新興国の成長の減速などの不安材料も抱えており先行きに不透明感が強まる状況で推移しております。
鋳造業界をとりまく経営環境は、生産・販売が好調な自動車関連や産業機械関連向けでの持ち直しはみられたものの、アジア地域における需要緩和や新興国経済の減速の影響から受注の拡大には至っておりません。また原材料および鋳物副資材価格、電気料金の値上げなどにより依然として厳しい状況が続いております。
このような経営環境の中で、当社の平成27年3月期第1四半期累計期間の業績は、売上高は、汎用エンジン部品を除く全ての部品が増加したことにより、1,004百万円(前年同期比59百万円増、6.3%増)となりました。利益面につきましては、生産性向上及び製造諸経費の削減等、収益改善に努めました結果、営業利益37百万円(前年同期比23百万円増、168.4%増)、経常利益66百万円(前年同期比36百万円増、120.8%増)、四半期純利益89百万円(前年同期比34百万円増、61.4%増)となりました。
なお、当社は、鋳物事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載は行っておりません。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社を取り巻く環境は、主要取引先である小型建設機械業界、自動車業界の受注が激減することにより、当社の操業度の大幅な低下を招くことがあります。それにより、収益の大幅な減少を余儀なくされ、当社の経営に与える影響が非常に大きいと認識しております。
(5)主要な設備
該当事項はありません。