日本精線(5659)の全事業営業利益又は全事業営業損失(△) - 日本の推移 - 第二四半期
- 【期間】
有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- ステンレス鋼線
ステンレス鋼線においては、2022年度上半期の販売量はニッケル価格上昇を見込んだ駆け込み需要が発生し月当たり3,412トンと高水準の推移を維持するも、自動車用途や建材用途の荷動き鈍化が鮮明となり過剰在庫の調整が生じたことから下半期平均2,955トン(上半期比13.3%減)となり、さらに2023年度第2四半期連結累計期間も調整が長期化したため月当たり2,587トン(前年同期比24.2%減)となりました。一方、太陽光発電パネルの製造プロセスで使用されるスクリーン印刷向け極細線は、お客さまの細径化ニーズに応える高付加価値製品として好調な受注を確保しました。
なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向となっていましたが、ウクライナ情勢の影響もあり2022年度の平均価格がポンド当たり11.63ドル(前期比平均に比してポンド当たり2.28ドル上昇)と急激に上昇しました。2023年度第2四半期は2023年7~9月の平均価格でポンド当たり9.23ドル(2023年4~6月平均に比してポンド当たり0.93ドル下落)と下降に転じました。
結果として、当第2四半期連結累計期間におけるステンレス鋼線全体の月平均販売数量は大幅に減少(前年同期比24.2%減)したものの、ニッケル価格高騰による販売単価上昇や極細線の販売増によって売上高186億23百万円(同8.6%減)の減少幅を低減することになりました。
海外現地法人であるTHAI SEISEN CO.,LTD.及び大同不銹鋼(大連)有限公司についても、ステンレス鋼線の販売数量が低迷し、減収となりました。2023/11/09 9:51