有価証券報告書-第99期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/24 13:56
【資料】
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【項目】
107項目
(3)【監査の状況】
① 監査等委員監査の状況
当社は、監査等委員は3名(現在は常勤の監査等委員1名、非常勤(社外取締役)の監査等委員2名)で監査
等委員会を構成しております。監査等委員3名のうち、男性3名の構成です。
監査等委員は監査の方針および職務の分担等に従い、重要な会議への出席、決裁書類等の閲覧、業務および財
産の状況の調査等により厳正な監査を実施しております。
当事業年度において当社は監査等委員会を月1回の頻度で開催しており、個々の監査等委員の出席状況につい
ては次の通りであります。
氏 名開催回数出席回数
吉田 政貴10回10回
平山 博史13回13回
樋口 均10回10回

(注)吉田政貴氏及び樋口均氏の監査等委員会出席状況は、2021年6月25日就任以降に開催された監査等委員会
を対象としております。
監査等委員会における主な検討事項として取締役の職務執行状況、内部統制システムの整備・運用状況、四半
期及び年度決算監査、及び役員報酬に関する答申、会計監査人の評価及び選任議案の決定と監査報酬の同意等で
あります。
常勤監査等委員の活動としては、取締役会等の主要な会議に全て出席し情報収集を行うとともに、日常的に重
要な決裁書類閲覧や四半期及び年度決算の会計監査を実施しています。また、監査計画に基づき往査を実施して
おります。
非常勤監査等委員(社外取締役)の活動としては、すべての取締役会及び定期的に開催する監査等委員会に出
席しており、専門知識を背景に意見の表明を行う等取締役会及び監査等委員会の意思決定の適正性が確保されて
いることを確認しております。
これらを通じ監査等委員会として取締役の職務執行を十分監査できる体制となっております。
② 内部監査の状況
内部監査部門である監査室(1名)は、内部監査規程に基づき従業員の業務活動が経営方針に沿い、法令や会
社の諸規程に準拠し適切かつ効果的に行われているかを監査しております。
内部監査は当社の内部監査規程に準拠して実施しており、当社の事業に関係するリスクを基に年度監査方針を
定め、実地監査を通じて、当社の業務運営及び財産管理の実態を調査し関係法令、定款及び社内規程への適合性
を確かめる事で不正・誤謬などの防止に役立て、経営の合理化に寄与するよう努めております。
また、仰星監査法人と監査契約を結び、公正不偏な立場から監査が実施される環境を整備しております。監査
室、監査等委員である取締役及び会計監査人は、緊密な連携を保つため、定期的にミーティングを開催するな
ど、積極的に情報交換を行い、監査の有効性、効率性を高めております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
仰星監査法人
b.継続監査期間
1年間
c.業務を執行した公認会計士
指定社員 業務執行社員 寺本 悟 (継続監査年数 1年)
指定社員 業務執行社員 許 仁九 (継続監査年数 1年)
d.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 5名
その他 3名
e.監査法人の選定方針と理由
日本監査役協会が開示している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に従い、会計監査人の独立性、品質管理の状況、職務遂行体制の適切性、会計監査の実施状況等を把握し、監査等委員会
で決議した「会計監査人の解任または不再任の決定の方針」に仰星監査法人が該当するかの検討を行い、会計監
査人として解任または不再任に該当しないと判断した場合に再任しております。
f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価
会計監査人の仰星監査法人を日本監査役協会が開示している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監
査役等の実務指針」を参考に評価した結果、重大な指摘事項や問題点はなく、会計監査人として解任または不再
任に該当しないと判断し、再任しました。
g.監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
前事業年度 EY新日本有限責任監査法人
当事業年度 仰星監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
(1) 当該異動に係る監査公認会計士等の名称
① 選任する監査公認会計士等の名称
仰星監査法人
② 退任する監査公認会計士等の名称
EY新日本有限責任監査法人
(2) 当該異動の年月日
2021年6月25日(2020年度定時株主総会開催日)
(3) 退任する監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日
2015年6月26日
(4) 退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項
該当事項はありません。
(5) 当該異動の決定又は当該異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人は、2021年6月25日開催予定の2020年度定時株主総
会終結の時をもって任期満了となります。現在の会計監査人については、会計監査が適切に行われること
を確保する体制を十分に備えているものの、親会社である株式会社CKサンエツの会計監査人の変更検討
に伴い、監査等委員会は会計監査人を統一することによる効率的な監査の実施及び連結決算の一元監査体
制の確立を図るため、会計監査人を見直すべきと判断しました。これに伴い、会計監査に必要とされる独
立性、専門性、適切性及び品質管理体制を総合的に検討した結果、会計監査が適正に行われる監査体制を
備えていることに加えて、新たな視点での監査が期待できることにより、仰星監査法人が適任であると判
断し、会計監査人として選任するものであります。
(6)上記(5)の理由及び経緯に対する意見
① 退任する監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
② 監査等委員会の意見
妥当であると判断しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
前事業年度当事業年度
監査証明業務に基づく報酬
(百万円)
非監査業務に基づく報酬
(百万円)
監査証明業務に基づく報酬
(百万円)
非監査業務に基づく報酬
(百万円)
20-20-

b.監査公認会計士等と同一ネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査報酬は当年度の監査実施内容および監査に要した日数等の実績ならびに公認会計士等の監査業務等の執行
水準や適切な助言の有無等を基に、翌年度の監査内容の増減等を勘案し、監査法人と契約更改時に協議した上で
決定しております。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意
をした理由は、会計監査人から説明を受けた当該事業年度の会計監査計画の監査項目別監査時間、人員配置など
内容の妥当性および適切性ならびに他社の会計監査人の報酬等の状況について確認し、当該事業年度の報酬額の
見積りの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等の額について同意いたしました。