世界経済に関しては、新型コロナウイルス感染症の拡大は日本国内よりも深刻な状況であり、主要都市のロックダウン(都市封鎖)や外出禁止令などにより経済活動が大きく制限され、その後の各政府の財政政策などにより段階的に回復基調に戻りつつありますが、収束の目途がつかない中、景気の先行きは不透明な状況となっております。今後ワクチン及び治療薬の実用化による景気回復が期待されますが、米国や欧州などでいまだに感染拡大が続いていることに加え、世界的なコンテナ不足による輸送トラブルの懸念など不確実な要素はあるものの、総じて国内より回復の度合いは早く、今後もこの傾向が続くと想定しております。
このような環境のもと、当第3四半期連結累計期間の売上収益は1兆355億9百万円(前年同四半期比9.9%減)と減収となりました。また、利益面においては、事業利益は452億20百万円(前年同四半期比13.8%減)、営業利益は371億60百万円(前年同四半期比24.9%減)、税引前四半期利益は351億52百万円(前年同四半期比40.7%減)と下半期に入り回復をみせたもののそれぞれ減益となりました。その結果、継続事業からの四半期利益についても209億99百万円(前年同四半期比48.4%減)と減益となりました。
一方で、LIXILビバ社の株式売却益の計上などにより非継続事業からの四半期利益は223億37百万円(前年同四半期は81億2百万円の非継続事業からの四半期損失)となり、これらの結果、非支配持分を控除した親会社の所有者に帰属する四半期利益は386億84百万円(前年同四半期比26.1%増)と増益となりました。
2021/02/12 10:52