有価証券報告書-第77期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
- 【提出】
- 2019/06/21 15:32
- 【資料】
- PDFをみる
注記事項-売却目的で保有する資産、連結財務諸表(IFRS)
13.売却目的で保有する資産及び直接関連する負債
当連結会計年度の売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の内訳は、次のとおりであります。
当連結会計年度において、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものは、主として当社の連結子会社である株式会社LIXIL鈴木シャッター及び同社子会社に係るものであります。これは、同社の株式を売却する意思決定を行ったことにより、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものであります。なお、株式譲渡の概要は、注記「41.子会社及び関連会社等」に記載のとおりであります。
前連結会計年度において売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものは、Permasteelisa S.p.A.(以下、ペルマスティリーザ社)及び同社子会社に関連する資産及び負債であり、その内訳は次のとおりであります。
Permasteelisa S.p.A.の株式譲渡に関する契約の解除について
(1) 契約の解除に至った経緯
当社は、2017年8月21日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、LIXIL)が保有するペルマスティリーザ社の発行済株式の100%を、Grandland Holdings Group Limited(以下、Grandland社)に譲渡することを決定し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
本株式譲渡契約の締結後、当社はGrandland社とともに早期の本株式譲渡の完了をめざして最大限尽力してまいりました。しかしながら、本株式譲渡については、対米外国投資委員会(Committee on Foreign Investment in the United States)より、当社及びGrandland社が示した対応方法では承認できない旨の通知を受領することとなりました。
本株式譲渡契約では、予め規制当局等からの必要な許認可が得られることが契約上の前提となっておりました。そのため、当社としては、対米外国投資委員会からの通知を受領して以降、今後の方向性について検討を進めてまいりましたが、検討の結果として、本株式譲渡契約については解除することが合理的であると判断し、2018年11月27日、売主及び買主双方の合意に基づき、取締役会において本株式譲渡契約を解除することを決定し、同日付で本株式譲渡契約を解除いたしました。
(2) 連結財務諸表への影響
本株式譲渡は、規制当局等からの必要な許認可が得られることを条件としており、当社は、規制当局等からの必要な許認可が得られる可能性が高いと判断し、前連結会計年度において、連結財務諸表上、当該許認可が得られることを前提に、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類するとともに、同社の事業等から生じた損益は、非継続事業からの損益として表示しておりました。
本株式譲渡につきましては、当社及びGrandland社が示した対応方法では許可が得られないことが明らかとなり、現状のままで売却が可能な状況ではなくなったことから、当連結会計年度において、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類することを中止することといたしました。なお、これに伴い、同社の事業等から生じた損益を継続事業からの損益として表示し、また、前連結会計年度の連結純損益計算書についても、同社の事業等から生じた損益を継続事業からの損益とするように表示を組み替えております。
なお、LIXILは、前連結会計年度において、本株式譲渡に係る株式売却価額の一部として25百万ユーロ(3,224百万円)を受領しておりましたが、当連結会計年度において、当該25百万ユーロ(3,218百万円)を返還しております。前連結会計年度及び当連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書上、当該金額は、投資活動によるキャッシュ・フローの区分の「その他」に含めております。
連結純損益計算書への影響は、次のとおりであります。
① 前連結会計年度の経営成績への影響
ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する事業等から生じた損益は、従来、非継続事業からの当期損失 11,788百万円として表示しておりましたが、ペルマスティリーザ社及び同社子会社を売却目的で保有する処分グループへ分類することの中止に伴い、ペルマスティリーザ社及び同社子会社の事業等から生じた損益は、継続事業からの当期損益とするように表示を組み替えております。当該表示の組み替えによる連結純損益計算書の増減の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)1.その他の費用には、売却目的で保有する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失21,867百万円が含まれております。
2.法人所得税費用には、株式譲渡契約の締結を踏まえて計上した繰延税金資産の増加の影響13,836百万円が含まれております。
② 当連結会計年度の経営成績への影響
当連結会計年度において、ペルマスティリーザ社及び同社子会社を売却目的で保有する処分グループへ分類することを中止したことに伴い、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する事業等から生じた損益は、継続事業からの損益とするように表示しております。当連結会計年度の連結純損益計算書のうち、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する事業等から生じた損益の影響は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)1.その他の収益には、売却目的で保有していた処分グループの再測定により認識した利益2,040百万円が含まれております。その他の費用には、注記「17.減損損失」に記載のペルマスティリーザ社の事業に係る減損損失24,820百万円が含まれております。
2.法人所得税費用には、本株式譲渡契約の締結を踏まえて前連結会計年度に計上した繰延税金資産を取り崩したことによる影響13,547百万円が含まれております。
当連結会計年度の売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の内訳は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) | |
| 当連結会計年度 (2019年3月31日) | |
| 売却目的で保有する資産 | |
| 現金及び現金同等物 | 1,659 |
| 営業債権及びその他の債権 | 4,050 |
| 棚卸資産 | 1,068 |
| 契約資産 | 973 |
| 有形固定資産 | 3,037 |
| その他 | 604 |
| 合計 | 11,391 |
| 売却目的で保有する資産に直接関連する負債 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 2,012 |
| その他の流動負債 | 895 |
| 退職給付に係る負債 | 943 |
| その他 | 1,188 |
| 合計 | 5,038 |
当連結会計年度において、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものは、主として当社の連結子会社である株式会社LIXIL鈴木シャッター及び同社子会社に係るものであります。これは、同社の株式を売却する意思決定を行ったことにより、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものであります。なお、株式譲渡の概要は、注記「41.子会社及び関連会社等」に記載のとおりであります。
前連結会計年度において売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものは、Permasteelisa S.p.A.(以下、ペルマスティリーザ社)及び同社子会社に関連する資産及び負債であり、その内訳は次のとおりであります。
| (単位:百万円) | |
| 前連結会計年度 (2018年3月31日) | |
| 売却目的で保有する資産 | |
| 現金及び現金同等物 | 5,212 |
| 営業債権及びその他の債権 | 55,511 |
| 棚卸資産 | 4,167 |
| 工事契約資産 | 61,200 |
| 有形固定資産 | 12,135 |
| のれん及びその他の無形資産 | 19,690 |
| 繰延税金資産 | 6,715 |
| その他の金融資産(流動) | 3,265 |
| その他の流動資産 | 11,326 |
| その他 | 987 |
| 合計 | 180,208 |
| 売却目的で保有する資産に直接関連する負債 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 38,041 |
| 社債及び借入金(流動) | 16,110 |
| 工事契約負債 | 25,416 |
| 未払法人所得税等 | 2,670 |
| 退職給付に係る負債 | 3,661 |
| 繰延税金負債 | 9,848 |
| その他の金融負債(流動) | 1,054 |
| その他の流動負債 | 27,953 |
| その他 | 2,704 |
| 合計 | 127,457 |
Permasteelisa S.p.A.の株式譲渡に関する契約の解除について
(1) 契約の解除に至った経緯
当社は、2017年8月21日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、LIXIL)が保有するペルマスティリーザ社の発行済株式の100%を、Grandland Holdings Group Limited(以下、Grandland社)に譲渡することを決定し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
本株式譲渡契約の締結後、当社はGrandland社とともに早期の本株式譲渡の完了をめざして最大限尽力してまいりました。しかしながら、本株式譲渡については、対米外国投資委員会(Committee on Foreign Investment in the United States)より、当社及びGrandland社が示した対応方法では承認できない旨の通知を受領することとなりました。
本株式譲渡契約では、予め規制当局等からの必要な許認可が得られることが契約上の前提となっておりました。そのため、当社としては、対米外国投資委員会からの通知を受領して以降、今後の方向性について検討を進めてまいりましたが、検討の結果として、本株式譲渡契約については解除することが合理的であると判断し、2018年11月27日、売主及び買主双方の合意に基づき、取締役会において本株式譲渡契約を解除することを決定し、同日付で本株式譲渡契約を解除いたしました。
(2) 連結財務諸表への影響
本株式譲渡は、規制当局等からの必要な許認可が得られることを条件としており、当社は、規制当局等からの必要な許認可が得られる可能性が高いと判断し、前連結会計年度において、連結財務諸表上、当該許認可が得られることを前提に、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類するとともに、同社の事業等から生じた損益は、非継続事業からの損益として表示しておりました。
本株式譲渡につきましては、当社及びGrandland社が示した対応方法では許可が得られないことが明らかとなり、現状のままで売却が可能な状況ではなくなったことから、当連結会計年度において、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類することを中止することといたしました。なお、これに伴い、同社の事業等から生じた損益を継続事業からの損益として表示し、また、前連結会計年度の連結純損益計算書についても、同社の事業等から生じた損益を継続事業からの損益とするように表示を組み替えております。
なお、LIXILは、前連結会計年度において、本株式譲渡に係る株式売却価額の一部として25百万ユーロ(3,224百万円)を受領しておりましたが、当連結会計年度において、当該25百万ユーロ(3,218百万円)を返還しております。前連結会計年度及び当連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書上、当該金額は、投資活動によるキャッシュ・フローの区分の「その他」に含めております。
連結純損益計算書への影響は、次のとおりであります。
① 前連結会計年度の経営成績への影響
ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する事業等から生じた損益は、従来、非継続事業からの当期損失 11,788百万円として表示しておりましたが、ペルマスティリーザ社及び同社子会社を売却目的で保有する処分グループへ分類することの中止に伴い、ペルマスティリーザ社及び同社子会社の事業等から生じた損益は、継続事業からの当期損益とするように表示を組み替えております。当該表示の組み替えによる連結純損益計算書の増減の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | |
| 継続事業 | |
| 売上収益 | 164,527 |
| 売上原価 | (151,144) |
| 売上総利益 | 13,383 |
| 販売費及び一般管理費 | (12,656) |
| その他の収益及びその他の費用(注)1 | (22,569) |
| 営業利益(損失) | (21,842) |
| 金融収益及び金融費用 | (3,055) |
| 継続事業からの税引前利益(損失) | (24,897) |
| 法人所得税費用(注)2 | 13,109 |
| 継続事業からの当期利益(損失) | (11,788) |
(注)1.その他の費用には、売却目的で保有する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失21,867百万円が含まれております。
2.法人所得税費用には、株式譲渡契約の締結を踏まえて計上した繰延税金資産の増加の影響13,836百万円が含まれております。
② 当連結会計年度の経営成績への影響
当連結会計年度において、ペルマスティリーザ社及び同社子会社を売却目的で保有する処分グループへ分類することを中止したことに伴い、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する事業等から生じた損益は、継続事業からの損益とするように表示しております。当連結会計年度の連結純損益計算書のうち、ペルマスティリーザ社及び同社子会社に関連する事業等から生じた損益の影響は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |
| 売上収益 | 143,210 |
| 売上原価 | (163,798) |
| 売上総利益(損失) | (20,588) |
| 販売費及び一般管理費 | (20,958) |
| その他の収益及びその他の費用(注)1 | (22,353) |
| 営業利益(損失) | (63,899) |
| 金融収益及び金融費用 | (1,548) |
| 税引前利益(損失) | (65,447) |
| 法人所得税費用(注)2 | (12,281) |
| 当期利益(損失) | (77,728) |
(注)1.その他の収益には、売却目的で保有していた処分グループの再測定により認識した利益2,040百万円が含まれております。その他の費用には、注記「17.減損損失」に記載のペルマスティリーザ社の事業に係る減損損失24,820百万円が含まれております。
2.法人所得税費用には、本株式譲渡契約の締結を踏まえて前連結会計年度に計上した繰延税金資産を取り崩したことによる影響13,547百万円が含まれております。