有価証券報告書-第72期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
(企業結合等関係)
株式会社LIXILによるASD Americas Holding Corp.の株式取得について
当社の連結子会社である株式会社LIXILは、平成25年8月20日に、ASD Americas Holding Corp.(以下、「アメリカンスタンダード社」という)の全株式をプライベート・エクイティ・ファーム(Sun Capital Partners, Inc.)が間接的に支配するSun Plumbing V Finance, LLCより取得いたしました。これに伴い、アメリカンスタンダード社は当社の連結子会社となっております。
なお、当連結会計期間末において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であるため、取得原価の配分が完了しておりません。そのため、当連結財務諸表作成時点において入手可能な合理的情報に基づき暫定的な会計処理を行っております。
① 企業結合の概要
イ.被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 ASD Americas Holding Corp.
事業の内容 衛生陶器、水栓金具、浴槽等水回り製品の製造・販売
ロ.企業結合を行った主な理由
アメリカンスタンダード社は、北米市場において、American Standardブランド等の衛生陶器、水栓金具、浴槽等水回り製品の製造と販売を主要事業とする会社であり、北米全域から中南米にかけて幅広い営業網を築いているところが主な強みであると考えております。当社としましては海外市場への展開積極化を推進しており、アメリカンスタンダード社を傘下に持つことで米国における衛生陶器等水回り製品事業におけるリーディング・ポジションの獲得という当社の目標の達成に大きく資するものと考え、同社の株式を取得したものであります。
ハ.企業結合日
平成25年8月20日
ニ.企業結合の法的形式並びに結合後企業の名称
企業結合の法的形式 株式取得
結合後企業の名称 ASD Americas Holding Corp.
ホ.取得した議決権比率
100%
ヘ.取得企業を決定するに至った主な根拠
株式取得により当社の連結子会社である株式会社LIXILが親会社となったため。
② 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
平成25年8月20日から平成25年12月31日まで
③ 被取得企業の取得原価及びその内訳
取得の対価 現金 30,549百万円
取得に直接要した費用 723
取得原価 31,273
④ 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
イ.発生したのれんの金額
40,062百万円(407百万ドル)
なお、のれんの金額は取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
ロ.発生原因
取得原価が受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回ったため、その超過額をのれんとして計上しております。
ハ.償却方法及び償却期間
20年にわたる均等償却
⑤ 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 27,563百万円
固定資産 12,239百万円
資産合計 39,803百万円
流動負債 △38,797百万円
固定負債 △9,420百万円
負債合計 △48,218百万円
⑥ 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす
影響の概算額及びその算定方法
売上高 55,838百万円
営業利益 741百万円
経常損失(△) △4,554百万円
当期純損失(△) △4,765百万円
1株当たり当期純損失(△) △16.39円
(概算額の算定方法及び重要な前提条件)
企業結合が当連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を影響の概算額としております。なお、当該差額には、企業結合時に暫定的に算定されたのれんが当連結会計年度の開始の日に発生したものと仮定した場合の償却額を含めております。
また、当該注記は監査証明を受けておりません。
共同支配企業によるGROHE Group S.à r.l.の株式取得について
当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、「LIXIL」という)は、平成25年9月26日に株式会社日本政策投資銀行(以下、「DBJ」という)との間で株主間契約を締結し、各々が50%の議決権を有する特別目的会社であるGraceA株式会社(以下、「GraceA」という)及びGraceAの完全子会社を設立することといたしました。また、同日、GraceA及びGraceAの完全子会社を通じてGROHE Group S.à r.l.(以下、「GROHE社」という)の発行済株式の87.5%を、Glacier Luxembourg One S.à r.l.(以下、「本件売主」という)より取得することについて本件売主との間で合意し、GraceAの完全子会社は本件売主との間で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、当該株式譲渡契約に基づき、平成26年1月21日にGraceAの完全子会社はGROHE社の発行済株式の87.5%を取得いたしました。
共同支配企業の形成
① 取引の概要
イ.事業の名称及びその事業の内容
事業の名称 GROHE社の管理・運営
事業の内容 GROHE社の株式を取得することによる、当該会社の事業活動に対する管理・助言、その他
付帯関連する一切の業務
ロ.企業結合日
平成26年1月9日
ハ.企業結合の法的形式並びに結合後企業の名称
企業結合の法的形式 LIXILとDBJの持分比率を50対50とする共同支配企業の形成
結合後企業の名称 GraceA株式会社
ニ.取引の目的を含む取引の概要
本件取引において、LIXILとDBJは各々が50%の議決権を有するGraceAを設立するとともに、LIXILはGraceAに対して普通株式への出資として385百万ユーロを、また、無議決権優先株式への出資として49,100百万円を払い込んでおります。なお、平成26年1月21日に、GraceAは完全子会社を通じてGROHE社の発行済株式の87.5%を取得いたしました。
GROHE社は、ドイツを中心に欧州で最大規模を誇る水栓金具の製造・販売会社であり、世界の水回り市場で最も認知度の高いブランドの一つであります。また、GROHE社が間接的に保有するJoyou AGは中国で衛生陶器等の製造・販売を手掛けており、中国の水栓金具・水回り市場のリーディングカンパニーであります。当社としましては海外市場への展開積極化を推進しており、GROHE社に投資をすることで、当社は、新たにグローバルの水栓金具分野においてリーディング・プラットフォーム構築に向けた足掛かりを獲得することになり、また、アジア地域における更なる販路拡大に向けたネットワークを拡充することができ、当社の目標の達成に大きく資するものと考えております。
一方、DBJは日本国政府が全額出資する金融機関であり、近年は我が国の産業競争力強靭化を見据え、「成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資(VG投資プログラム、注:VG=Value for Growth)」の取り組みを強化しております。この取り組みは、我が国の企業が展開する成長戦略の特定分野(提携・M&A戦略、海外戦略、資本戦略等)に対し、DBJが資金面のみならず、人材、ノウハウ、情報ネットワーク等の観点から多面的なサポートを行うことにより、投資対象企業及びそのグループの中長期的な企業価値向上に貢献する投資スタイルであり、DBJは既に複数の投資案件の実績を有しております。
当社としましては、近時の事業環境を考慮し、適切な財務戦略を踏まえた世界規模での成長・拡大戦略を実現するため、当社グループによるGROHE社への経営資源の投下に加え、DBJのVG投資プログラムに基づき、GROHE社へのエクイティ投資及びDBJのこれまでの投資実績を踏まえた知見や情報ネットワーク等の補完的資源の積極的活用が、GROHE社の競争優位性の維持・発展、ひいては当社グループ全体の企業価値向上に資するとの認識に至り、DBJとの間で共同支配企業を形成する株主間契約を締結いたしました。
ホ.共同支配企業の形成と判定した理由
この共同支配企業の形成にあたっては、LIXILとDBJとの間で、両社がGraceAの共同支配投資企業となる株主間契約を締結しており、その他支配関係を示す一定の事実は存在しておりません。従いまして、この取引は共同支配企業の形成であると判定いたしました。
② 実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日公表分)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日公表分)に基づき、共同支配企業の形成として処理しております。
なお、この企業結合の結果、GraceAは当社の持分法適用関連会社となっております。
株式会社LIXILによるASD Americas Holding Corp.の株式取得について
当社の連結子会社である株式会社LIXILは、平成25年8月20日に、ASD Americas Holding Corp.(以下、「アメリカンスタンダード社」という)の全株式をプライベート・エクイティ・ファーム(Sun Capital Partners, Inc.)が間接的に支配するSun Plumbing V Finance, LLCより取得いたしました。これに伴い、アメリカンスタンダード社は当社の連結子会社となっております。
なお、当連結会計期間末において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であるため、取得原価の配分が完了しておりません。そのため、当連結財務諸表作成時点において入手可能な合理的情報に基づき暫定的な会計処理を行っております。
① 企業結合の概要
イ.被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 ASD Americas Holding Corp.
事業の内容 衛生陶器、水栓金具、浴槽等水回り製品の製造・販売
ロ.企業結合を行った主な理由
アメリカンスタンダード社は、北米市場において、American Standardブランド等の衛生陶器、水栓金具、浴槽等水回り製品の製造と販売を主要事業とする会社であり、北米全域から中南米にかけて幅広い営業網を築いているところが主な強みであると考えております。当社としましては海外市場への展開積極化を推進しており、アメリカンスタンダード社を傘下に持つことで米国における衛生陶器等水回り製品事業におけるリーディング・ポジションの獲得という当社の目標の達成に大きく資するものと考え、同社の株式を取得したものであります。
ハ.企業結合日
平成25年8月20日
ニ.企業結合の法的形式並びに結合後企業の名称
企業結合の法的形式 株式取得
結合後企業の名称 ASD Americas Holding Corp.
ホ.取得した議決権比率
100%
ヘ.取得企業を決定するに至った主な根拠
株式取得により当社の連結子会社である株式会社LIXILが親会社となったため。
② 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
平成25年8月20日から平成25年12月31日まで
③ 被取得企業の取得原価及びその内訳
取得の対価 現金 30,549百万円
取得に直接要した費用 723
取得原価 31,273
④ 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
イ.発生したのれんの金額
40,062百万円(407百万ドル)
なお、のれんの金額は取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
ロ.発生原因
取得原価が受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回ったため、その超過額をのれんとして計上しております。
ハ.償却方法及び償却期間
20年にわたる均等償却
⑤ 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 27,563百万円
固定資産 12,239百万円
資産合計 39,803百万円
流動負債 △38,797百万円
固定負債 △9,420百万円
負債合計 △48,218百万円
⑥ 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす
影響の概算額及びその算定方法
売上高 55,838百万円
営業利益 741百万円
経常損失(△) △4,554百万円
当期純損失(△) △4,765百万円
1株当たり当期純損失(△) △16.39円
(概算額の算定方法及び重要な前提条件)
企業結合が当連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を影響の概算額としております。なお、当該差額には、企業結合時に暫定的に算定されたのれんが当連結会計年度の開始の日に発生したものと仮定した場合の償却額を含めております。
また、当該注記は監査証明を受けておりません。
共同支配企業によるGROHE Group S.à r.l.の株式取得について
当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、「LIXIL」という)は、平成25年9月26日に株式会社日本政策投資銀行(以下、「DBJ」という)との間で株主間契約を締結し、各々が50%の議決権を有する特別目的会社であるGraceA株式会社(以下、「GraceA」という)及びGraceAの完全子会社を設立することといたしました。また、同日、GraceA及びGraceAの完全子会社を通じてGROHE Group S.à r.l.(以下、「GROHE社」という)の発行済株式の87.5%を、Glacier Luxembourg One S.à r.l.(以下、「本件売主」という)より取得することについて本件売主との間で合意し、GraceAの完全子会社は本件売主との間で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、当該株式譲渡契約に基づき、平成26年1月21日にGraceAの完全子会社はGROHE社の発行済株式の87.5%を取得いたしました。
共同支配企業の形成
① 取引の概要
イ.事業の名称及びその事業の内容
事業の名称 GROHE社の管理・運営
事業の内容 GROHE社の株式を取得することによる、当該会社の事業活動に対する管理・助言、その他
付帯関連する一切の業務
ロ.企業結合日
平成26年1月9日
ハ.企業結合の法的形式並びに結合後企業の名称
企業結合の法的形式 LIXILとDBJの持分比率を50対50とする共同支配企業の形成
結合後企業の名称 GraceA株式会社
ニ.取引の目的を含む取引の概要
本件取引において、LIXILとDBJは各々が50%の議決権を有するGraceAを設立するとともに、LIXILはGraceAに対して普通株式への出資として385百万ユーロを、また、無議決権優先株式への出資として49,100百万円を払い込んでおります。なお、平成26年1月21日に、GraceAは完全子会社を通じてGROHE社の発行済株式の87.5%を取得いたしました。
GROHE社は、ドイツを中心に欧州で最大規模を誇る水栓金具の製造・販売会社であり、世界の水回り市場で最も認知度の高いブランドの一つであります。また、GROHE社が間接的に保有するJoyou AGは中国で衛生陶器等の製造・販売を手掛けており、中国の水栓金具・水回り市場のリーディングカンパニーであります。当社としましては海外市場への展開積極化を推進しており、GROHE社に投資をすることで、当社は、新たにグローバルの水栓金具分野においてリーディング・プラットフォーム構築に向けた足掛かりを獲得することになり、また、アジア地域における更なる販路拡大に向けたネットワークを拡充することができ、当社の目標の達成に大きく資するものと考えております。
一方、DBJは日本国政府が全額出資する金融機関であり、近年は我が国の産業競争力強靭化を見据え、「成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資(VG投資プログラム、注:VG=Value for Growth)」の取り組みを強化しております。この取り組みは、我が国の企業が展開する成長戦略の特定分野(提携・M&A戦略、海外戦略、資本戦略等)に対し、DBJが資金面のみならず、人材、ノウハウ、情報ネットワーク等の観点から多面的なサポートを行うことにより、投資対象企業及びそのグループの中長期的な企業価値向上に貢献する投資スタイルであり、DBJは既に複数の投資案件の実績を有しております。
当社としましては、近時の事業環境を考慮し、適切な財務戦略を踏まえた世界規模での成長・拡大戦略を実現するため、当社グループによるGROHE社への経営資源の投下に加え、DBJのVG投資プログラムに基づき、GROHE社へのエクイティ投資及びDBJのこれまでの投資実績を踏まえた知見や情報ネットワーク等の補完的資源の積極的活用が、GROHE社の競争優位性の維持・発展、ひいては当社グループ全体の企業価値向上に資するとの認識に至り、DBJとの間で共同支配企業を形成する株主間契約を締結いたしました。
ホ.共同支配企業の形成と判定した理由
この共同支配企業の形成にあたっては、LIXILとDBJとの間で、両社がGraceAの共同支配投資企業となる株主間契約を締結しており、その他支配関係を示す一定の事実は存在しておりません。従いまして、この取引は共同支配企業の形成であると判定いたしました。
② 実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日公表分)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日公表分)に基づき、共同支配企業の形成として処理しております。
なお、この企業結合の結果、GraceAは当社の持分法適用関連会社となっております。