有価証券報告書-第86期(令和2年6月1日-令和3年5月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半は新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界規模での急速な経済活動の落ち込み等厳しい状況となりました。後半は国内では経済活動の制限緩和が進み、海外の一部の国ではワクチン接種等の対策が進んだことにより、景気回復の兆しも見られましたが、全体的な景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。
その結果、作業工具類の売上高は、企業活動や個人消費活動が穏やかに回復したことにより、36億7千6百万円となりました。機器類の売上高は、建築需要の鈍化傾向が長引いており24億4千3百万円となりました。
従いまして、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は61億2千万円(前年同期比2.9%増)となりました。また、利益面では滞留及び仕入品の在庫評価減が減少したこと等により、営業利益は11億4千6百万円(前年同期比26.5%増)、経常利益は11億9千4百万円(前年同期比28.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は8億4千1百万円(前年同期比33.9%増)となりました。
当社グループの当連結会計年度の財政状態は、次の通りであります。
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、94億7千4百万円(前連結会計年度末80億3千5百万円)となり前連結会計年度末に比べ14億3千8百万円増加しました。この主な要因は、流動資産においては現金及び預金の増加14億7千7百万円等によるものであり、固定資産においては、投資有価証券の増加1億1千6百万円等によるものであります。
(負債及び純資産)
当連結会計年度末の負債合計は、14億3千1百万円(前連結会計年度末13億6千6百万円)となり前連結会計年度末に比べ6千5百万円増加しました。この主な要因は、未払法人税等の増加1億3百万円、長期借入金の増加1億円がありましたが、支払手形及び買掛金の減少2億9千4百万円等によるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は、80億4千2百万円(前連結会計年度末66億6千9百万円)となり前連結会計年度末に比べ13億7千3百万円増加しました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加7億2千5百万円等によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、23億7千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億7千7百万円の増加となりました。当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況のそれぞれの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、法人税等の支払額2億4千5百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益11億9千4百万円等による資金の増加により、資金はプラス10億5千万円(前連結会計年度はプラス8億5千2百万円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形及び無形固定資産の取得による支出5千2百万円等により、資金はマイナス4千9百万円(前連結会計年度はマイナス2億6千2百万円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、自己株式の処分による収入5億2千7百万円がありましたが、配当金の支払に1億1千6百万円等を支出したことにより、資金はプラス4億7千1百円(前連結会計年度はマイナス6億円)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
(注)1 金額は、販売価格(代理店価格)に基づいております。
2 上記の生産実績には、仕入商品を含んでおります。
3 金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
見込生産によっているため、受注高並びに受注残高について記載すべき事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次の通りであります。
3 金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行い、提出日現在において判断したものであり、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響等については、不確実性が大きく、将来の業績予測等に反映させることは困難でありますが、現時点において入手可能な情報を基に検証等を行っております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半は新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界規模での急速な経済活動の落ち込み等厳しい状況となりました。後半は国内では経済活動の制限緩和が進み、海外の一部の国ではワクチン接種等の対策が進んだことにより、景気回復の兆しも見られましたが、全体的な景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループの当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は61億2千万円(前年同期比2.9%増)となりました。また、利益面では滞留及び仕入品の在庫評価減が減少したこと等により、営業利益は11億4千6百万円(前年同期比26.5%増)、経常利益は11億9千4百万円(前年同期比28.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は8億4千1百万円(前年同期比33.9%増)となりました。
各セグメントの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下の通りであります。
(国内)
作業工具類の売上に関しましては、緊急事態宣言やまん延防止対策等新型コロナウイルス感染症の影響が継続
し、大規模展示会の中止や同行販売等の対面での販売活動の制限が続きましたが、コロナ渦における積極的な新製品リリースや、工具の魅力を伝えることを目的に行っているモータースポーツでのレーサーサポートやレース協賛による継続的な「TONEブランド」のPR活動を推進したところ、コロナ渦による巣ごもり需要やwithコロナの浸透により売上高が安定的に高まったことで、売上は前年を上回りました。
機器類の売上に関しましては、資材調達難、着工遅れや、着工見直し等新型コロナウイルス感染症による影響が継続している中、EC業界の需要拡大に伴う物流倉庫の拡充や、老朽化インフラの改修工事等建築需要が高まっている状況下において、コードレスタイプの新製品が加わった主力製品「シヤーレンチ」及び「建方1番」製品群や、充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売促進活動を展開するとともに、ボルト締結に重要な役割を果たす「トルク管理機器」製品群等、競争優位性の高い製品群の拡張に加え、変化、多様化するお客様要望に応えた特殊品対応を行うことによる市場ニーズの把握、新規市場開拓を図る等、顧客需要を満たす提案活動を行った結果、売上は前年を上回りました。
その結果、売上高は48億3千5百万円(前年同期比1.8%増)となり、セグメント利益は7億5千4百万円(前年同期比31.3%増)となりました。
(海外)
作業工具類の売上に関しましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、生産工場等ユーザーの経済活動が依然として制限されている一方で、封じ込め対策が進んでいる地域では市場回復傾向にあり、そのような中、リモートによる営業活動を展開し新製品及び定番製品の地道な受注活動を積み重ねた結果、売上は前年を上回りました。
機器類の売上に関しましては、国内同様、主力製品「シヤーレンチ」製品群及び充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売促進活動を展開するとともに、ボルト締結に重要な役割を果たす「トルク管理機器」製品群等、競争優位性の高い製品群の拡張に加え、新規市場開拓を図る等、顧客需要を満たす提案活動を行いましたが、北米等の一部地域を除いて、建築需要の回復に至らなかったため、売上は前年を下回りました。
その結果、売上高は12億8千4百万円(前年同期比7.3%増)となり、セグメント利益は3億9千2百万円(前年同期比18.2%増)となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの当連結会計年度の資本の財源及び資金の流動性に関する情報は、次の通りであります。
当社グループは営業活動によるキャッシュ・フローから安定して資金を獲得し、その獲得した資金で運転資金及び設備資金に充当しており、不足した場合は取引銀行より資金調達を行っております。
その取引銀行からは運転資金については期限が1年以内の短期借入金により調達し、設備資金につきましては長期借入金によって調達しております。
なお、取引銀行とは当座貸越契約を締結し、運転資金調達に必要な十分な枠を設定して急な資金需要にも対応できるように備えております。
当社グループはフリー・キャッシュ・フロー(営業キャッシュ・フロー+投資キャッシュ・フロー)の獲得を重要としており、本業での利益獲得向上、債権債務のバランスを適正に保持する等に努めることに加えて、今後はより一層、適正な在庫を意識して持続的にフリー・キャッシュ・フローを獲得することにより財務体質の強化及び企業価値の向上を目指してまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半は新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界規模での急速な経済活動の落ち込み等厳しい状況となりました。後半は国内では経済活動の制限緩和が進み、海外の一部の国ではワクチン接種等の対策が進んだことにより、景気回復の兆しも見られましたが、全体的な景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。
その結果、作業工具類の売上高は、企業活動や個人消費活動が穏やかに回復したことにより、36億7千6百万円となりました。機器類の売上高は、建築需要の鈍化傾向が長引いており24億4千3百万円となりました。
従いまして、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は61億2千万円(前年同期比2.9%増)となりました。また、利益面では滞留及び仕入品の在庫評価減が減少したこと等により、営業利益は11億4千6百万円(前年同期比26.5%増)、経常利益は11億9千4百万円(前年同期比28.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は8億4千1百万円(前年同期比33.9%増)となりました。
当社グループの当連結会計年度の財政状態は、次の通りであります。
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、94億7千4百万円(前連結会計年度末80億3千5百万円)となり前連結会計年度末に比べ14億3千8百万円増加しました。この主な要因は、流動資産においては現金及び預金の増加14億7千7百万円等によるものであり、固定資産においては、投資有価証券の増加1億1千6百万円等によるものであります。
(負債及び純資産)
当連結会計年度末の負債合計は、14億3千1百万円(前連結会計年度末13億6千6百万円)となり前連結会計年度末に比べ6千5百万円増加しました。この主な要因は、未払法人税等の増加1億3百万円、長期借入金の増加1億円がありましたが、支払手形及び買掛金の減少2億9千4百万円等によるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は、80億4千2百万円(前連結会計年度末66億6千9百万円)となり前連結会計年度末に比べ13億7千3百万円増加しました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加7億2千5百万円等によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、23億7千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億7千7百万円の増加となりました。当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況のそれぞれの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、法人税等の支払額2億4千5百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益11億9千4百万円等による資金の増加により、資金はプラス10億5千万円(前連結会計年度はプラス8億5千2百万円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形及び無形固定資産の取得による支出5千2百万円等により、資金はマイナス4千9百万円(前連結会計年度はマイナス2億6千2百万円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、自己株式の処分による収入5億2千7百万円がありましたが、配当金の支払に1億1千6百万円等を支出したことにより、資金はプラス4億7千1百円(前連結会計年度はマイナス6億円)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 国内 | 6,353,426 | 94.7 |
| 海外 | 1,279,998 | 104.8 |
| 合計 | 7,633,424 | 96.3 |
(注)1 金額は、販売価格(代理店価格)に基づいております。
2 上記の生産実績には、仕入商品を含んでおります。
3 金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
見込生産によっているため、受注高並びに受注残高について記載すべき事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 国内 | 4,835,251 | 101.8 |
| 海外 | 1,284,942 | 107.3 |
| 合計 | 6,120,194 | 102.9 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次の通りであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| トラスコ中山株式会社 | 1,439,465 | 24.2 | 1,376,661 | 22.5 |
| 株式会社山善 | 917,705 | 15.4 | 929,616 | 15.2 |
3 金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行い、提出日現在において判断したものであり、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響等については、不確実性が大きく、将来の業績予測等に反映させることは困難でありますが、現時点において入手可能な情報を基に検証等を行っております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半は新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界規模での急速な経済活動の落ち込み等厳しい状況となりました。後半は国内では経済活動の制限緩和が進み、海外の一部の国ではワクチン接種等の対策が進んだことにより、景気回復の兆しも見られましたが、全体的な景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループの当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は61億2千万円(前年同期比2.9%増)となりました。また、利益面では滞留及び仕入品の在庫評価減が減少したこと等により、営業利益は11億4千6百万円(前年同期比26.5%増)、経常利益は11億9千4百万円(前年同期比28.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は8億4千1百万円(前年同期比33.9%増)となりました。
各セグメントの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下の通りであります。
(国内)
作業工具類の売上に関しましては、緊急事態宣言やまん延防止対策等新型コロナウイルス感染症の影響が継続
し、大規模展示会の中止や同行販売等の対面での販売活動の制限が続きましたが、コロナ渦における積極的な新製品リリースや、工具の魅力を伝えることを目的に行っているモータースポーツでのレーサーサポートやレース協賛による継続的な「TONEブランド」のPR活動を推進したところ、コロナ渦による巣ごもり需要やwithコロナの浸透により売上高が安定的に高まったことで、売上は前年を上回りました。
機器類の売上に関しましては、資材調達難、着工遅れや、着工見直し等新型コロナウイルス感染症による影響が継続している中、EC業界の需要拡大に伴う物流倉庫の拡充や、老朽化インフラの改修工事等建築需要が高まっている状況下において、コードレスタイプの新製品が加わった主力製品「シヤーレンチ」及び「建方1番」製品群や、充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売促進活動を展開するとともに、ボルト締結に重要な役割を果たす「トルク管理機器」製品群等、競争優位性の高い製品群の拡張に加え、変化、多様化するお客様要望に応えた特殊品対応を行うことによる市場ニーズの把握、新規市場開拓を図る等、顧客需要を満たす提案活動を行った結果、売上は前年を上回りました。
その結果、売上高は48億3千5百万円(前年同期比1.8%増)となり、セグメント利益は7億5千4百万円(前年同期比31.3%増)となりました。
(海外)
作業工具類の売上に関しましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、生産工場等ユーザーの経済活動が依然として制限されている一方で、封じ込め対策が進んでいる地域では市場回復傾向にあり、そのような中、リモートによる営業活動を展開し新製品及び定番製品の地道な受注活動を積み重ねた結果、売上は前年を上回りました。
機器類の売上に関しましては、国内同様、主力製品「シヤーレンチ」製品群及び充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売促進活動を展開するとともに、ボルト締結に重要な役割を果たす「トルク管理機器」製品群等、競争優位性の高い製品群の拡張に加え、新規市場開拓を図る等、顧客需要を満たす提案活動を行いましたが、北米等の一部地域を除いて、建築需要の回復に至らなかったため、売上は前年を下回りました。
その結果、売上高は12億8千4百万円(前年同期比7.3%増)となり、セグメント利益は3億9千2百万円(前年同期比18.2%増)となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの当連結会計年度の資本の財源及び資金の流動性に関する情報は、次の通りであります。
当社グループは営業活動によるキャッシュ・フローから安定して資金を獲得し、その獲得した資金で運転資金及び設備資金に充当しており、不足した場合は取引銀行より資金調達を行っております。
その取引銀行からは運転資金については期限が1年以内の短期借入金により調達し、設備資金につきましては長期借入金によって調達しております。
なお、取引銀行とは当座貸越契約を締結し、運転資金調達に必要な十分な枠を設定して急な資金需要にも対応できるように備えております。
当社グループはフリー・キャッシュ・フロー(営業キャッシュ・フロー+投資キャッシュ・フロー)の獲得を重要としており、本業での利益獲得向上、債権債務のバランスを適正に保持する等に努めることに加えて、今後はより一層、適正な在庫を意識して持続的にフリー・キャッシュ・フローを獲得することにより財務体質の強化及び企業価値の向上を目指してまいります。