有価証券報告書-第68期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/22 11:25
【資料】
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【項目】
107項目

対処すべき課題

国内経済は雇用環境の改善や円安の定着などで、徐々に明るさを取り戻してきていると推測されますが、中国経済や欧州経済の下振れリスクやギリシャの財政問題、金融緩和策の長期化によるバブルリスクなど、国内外で先行きが不透明であります。
このような状況の中、当社グループの主要な市場である半導体・液晶製造装置関連市場、工作機械・産業機械関連市場におきましても、楽観を許さない状況であることに変わりはなく、中国はじめ韓国や新興国における成長のスローダウンと相まって、グローバルな競争環境はより激しさを増しています。当社グループは、これまでの常識にとらわれることなく、調達から製造・検査・梱包・配送までのすべての工程を見直すことにより、少量・多品種・短納期への対応など、他社との違いをより鮮明にし、お客様の多様なご期待にお応えできる体制を整えてまいります。
また、これまで培ってきた独自技術に加え、大学や研究機関との連携によって開発の陣容強化を図り、新しいコンセプトの製品とサービスを提供し、「最適配管システムで世界のお客様のお役に立つ」夢を追い求め、価値創造企業として成長し、収益性を高めてまいります。