有価証券報告書-第68期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/22 11:25
【資料】
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【項目】
107項目

研究開発活動

当社グループの研究開発活動は、お客様の潜在ニーズを具現化して喜んでいただける『こだわりの最適配管システム』をご提供することを目標に、それを実現する材料と部品と配管システムの開発を基本コンセプトとして取り組んでおります。
開発を進めるに当っては、グループ内の研究開発チームの強化に加えて、一般社団法人イハラサイエンス夢創造支援センターの主な事業活動の一つとして、いくつかの外部研究機関や多くの大学と連携を更に強化し開発力の最大化を図っております。
一般産業向けの配管システムにおいては、油、潤滑液、冷却水、各種ガスなどの配管システムで、より進化した最適配管のカセット化を進め、「エコロジー、エコノミー、イージー」の3e-fitを実現する新継手、新機能バルブやその他の配管構成部品を組み合せて市場に出し続けております。
半導体・液晶製造装置関連市場やプラント関連市場のクリーン配管システムにおいても、同様に3e-fitを実現する画期的な高性能・低コスト継手やバルブを市場投入しております。
従来の継手、バルブといった固定観念を完全に覆す「くん」「チャン」シリーズの新製品は、その代表であり、市場に大きなインパクトを与えつつあり、今後の伸びが期待されます。
また、配管部品と配管システムを生産するための生産技術についても、最先端技術と自社開発生産技術を融合した新生産方式によって、さらに競争力を持った『最適配管システム』をお客様にお届けする努力をしております。
なお、当連結会計年度における研究開発費は2億43百万円であります。