有価証券報告書-第121期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは2025年度に創立100周年という大きな節目を迎えました。美術缶の新規設備も当初予定より大幅に稼働が遅れ2025年5月より再稼働となりましたが、安定操業に至るまで多くの時間を要し、収益面で厳しい結果となりました。また、18L缶市場を中心とした国内需要の減少や、原材料価格・物流費・エネルギー価格等の高止まりなど、当社グループを取り巻く事業環境は一層厳しさを増しております。
このような状況の下、当社グループは、次の100年に向けた持続的な成長を実現するため、収益構造改革及び事業基盤強化に取り組んでおります。品質向上、生産効率改善、高付加価値製品へのシフト、プロダクトミックスの変更による採算の改善、新規顧客開拓等を推進し、安定した収益構造の構築を図ってまいります。
(1)当社グループの目標
当社グループは、金属缶の製造販売を主たる事業として展開しており、同分野において成長性と収益力を兼ね備えた企業グループを目指しております。そのため、顧客ニーズへの迅速な対応、新製品開発力の強化、高品質な製品供給を通じて、顧客と共に成長できる企業であり続ける事を基本方針としております。
また、2025年度に創立100周年を迎えたことを契機として、次の成長ステージに向けた経営基盤の強化を進めております。特に「安全」と「品質」を重要課題として位置付け、生産プロセスの高度化や効率化を推進し、より高い付加価値を提供できる体制の構築に取り組んでおります。
これらの取組みを通じて、株主、取引先、従業員をはじめとする全てのステークホルダーにとって魅力ある企業グループとなる事を目指しております。
(2)当社グループの「企業パーパス(使命)」
①企業パーパス(使命)
「顧客への+(プラス)、社員への+(プラス)、社会への+(プラス)。+(プラス)創造を通じて、明るく豊かな未来を創造していく」
②コーポレートビジョン
「+(プラス)創造企業」
③「企業パーパス(使命)」を起点とする企業理念
1)顧客への+(プラス)
・お客様にとり魅力ある缶メーカーであるよう、付加価値の高い新しい製品と、新しいSolution作りに、常に熱い想いで勇敢にチャレンジし、お客様に+(プラス)を提供していきます。
2)社員への+(プラス)
・社員みんなが、夢と希望に燃えて、毎日ワクワクして、One Teamとして楽しく仕事ができる安心安全な職場環境と人事制度作りで、社員のみんなに+(プラス)を提供していきます。
3)社会への+(プラス)
・人々の日々の暮らしを陰から支え、安心で豊かな、快適で持続可能な社会づくりと、人と地球にやさしい未来づくりのため、社会に+(プラス)を提供していきます。
顧客への+(プラス)、社員への+(プラス)、社会への+(プラス)創造と提供が、結果として、企業収益を生み、株主へも配当と株価上昇として貢献できると考えております。
④環境理念
・常に地球環境を考えて、人と地球にやさしい未来づくりを目指します。
「NIKKANは、未来のKAN-Kyouを今日も考えています」
(3)当社グループの経営方針
当社は成長性と収益力を兼ね備えた企業グループを目指し
・顧客ニーズへの迅速な対応
・新規製品開発力の強化
・高品質な製品供給
を通じて顧客と共に成長できる企業であり続けます。
(4)当社グループを取り巻く経営環境
鉄鋼原材料価格の高止まり、エネルギー価格の上昇、物流費及び副資材価格の上昇に加え、円安進行の影響もあり、当社グループを取り巻く事業環境は厳しい状況が継続しております。
また、18L缶市場においては、国内人口減少や需要業界の成熟化、取引先の海外移転等を背景として、中長期的に需要減少傾向が続いております。美術缶分野においても、顧客のBCP対応等を背景とした複数購買化の進展により、競争環境は変化しております。
このような状況の下、当社グループは、品質向上、生産効率改善、製品構成の見直し、高付加価値製品へのシフト等を推進し、収益力の向上及び持続的成長の実現に取組んでおります。また、新たな付加価値製品の開発に加え、外部との連携を含めた事業機会の拡大にも取り組んでまいります。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループが対処すべき当面の課題は以下の通りであります。
①製造コスト低減とプロダクトミックス改善を通じた経営基盤の強化
②新製品の開発や新規客先確保による新しい収益基盤の創造
③販売費・一般管理費の見直し・低減
④バランスシート改革と借入金の計画的な削減
⑤SDGsに対する積極的な取組み
上記課題に対して、次のとおり対処します。
①・製造ラインの集約、人員合理化等によるコスト競争力の強化
・DX化の推進による不良品削減、設備総合効率等の改善
・各客先別に当社販売シェア、採算を分析し利益の最大化
・高付加価値製品の比重拡大
・客先へのサービス向上、品質向上によるシェアの維持・拡大
②・新たな用途・分野への製品展開
・顧客ニーズに密着した新しい商品の開発による他社製品との差別化
・高付加価値製品の新規取引先開拓
・既存技術を応用し、外部パートナーと連携した新たなビジネススキームの構築
③・業務効率化、固定費の見直しによる収益構造の改善
・輸送効率の改善
・業務の棚卸、コストと利便性から考えた諸費用の見直し
④・資産効率の改善及び財務基盤の強化
・キャッシュ・フロー改善
・投資有価証券の計画的な売却
⑤・環境負荷低減、安全・品質向上、人材育成等を通じて持続可能な社会の実現に貢献
・SDGsを意識した全社一丸としての行動
・結果を「環境活動レポート」にてホームページ上で公表
当社グループは、構造改革としての生産集約、固定費削減、高付加価値製品へのシフト等を着実に進めており、収益構造の改善に取組んでおります。
(6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は18L缶市場を取り巻く環境変化を踏まえ、中長期的な安定経営の実現を目的として、収益構造改革を先行して実施しております。具体的には、生産ラインの集約、人員合理化、新製品開発等を推進し、事業構造及び収益構造の改善に取組んでおります。
当社グループの営業損失につきましては、2025年3月期に540百万円、2026年3月期に307百万円、2027年3月期に104百万円と、段階的な改善を見込んでおります。
引き続き構造改革施策を着実に推進し、2028年3月期の黒字化を目指してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは2025年度に創立100周年という大きな節目を迎えました。美術缶の新規設備も当初予定より大幅に稼働が遅れ2025年5月より再稼働となりましたが、安定操業に至るまで多くの時間を要し、収益面で厳しい結果となりました。また、18L缶市場を中心とした国内需要の減少や、原材料価格・物流費・エネルギー価格等の高止まりなど、当社グループを取り巻く事業環境は一層厳しさを増しております。
このような状況の下、当社グループは、次の100年に向けた持続的な成長を実現するため、収益構造改革及び事業基盤強化に取り組んでおります。品質向上、生産効率改善、高付加価値製品へのシフト、プロダクトミックスの変更による採算の改善、新規顧客開拓等を推進し、安定した収益構造の構築を図ってまいります。
(1)当社グループの目標
当社グループは、金属缶の製造販売を主たる事業として展開しており、同分野において成長性と収益力を兼ね備えた企業グループを目指しております。そのため、顧客ニーズへの迅速な対応、新製品開発力の強化、高品質な製品供給を通じて、顧客と共に成長できる企業であり続ける事を基本方針としております。
また、2025年度に創立100周年を迎えたことを契機として、次の成長ステージに向けた経営基盤の強化を進めております。特に「安全」と「品質」を重要課題として位置付け、生産プロセスの高度化や効率化を推進し、より高い付加価値を提供できる体制の構築に取り組んでおります。
これらの取組みを通じて、株主、取引先、従業員をはじめとする全てのステークホルダーにとって魅力ある企業グループとなる事を目指しております。
(2)当社グループの「企業パーパス(使命)」
①企業パーパス(使命)
「顧客への+(プラス)、社員への+(プラス)、社会への+(プラス)。+(プラス)創造を通じて、明るく豊かな未来を創造していく」
②コーポレートビジョン
「+(プラス)創造企業」
③「企業パーパス(使命)」を起点とする企業理念
1)顧客への+(プラス)
・お客様にとり魅力ある缶メーカーであるよう、付加価値の高い新しい製品と、新しいSolution作りに、常に熱い想いで勇敢にチャレンジし、お客様に+(プラス)を提供していきます。
2)社員への+(プラス)
・社員みんなが、夢と希望に燃えて、毎日ワクワクして、One Teamとして楽しく仕事ができる安心安全な職場環境と人事制度作りで、社員のみんなに+(プラス)を提供していきます。
3)社会への+(プラス)
・人々の日々の暮らしを陰から支え、安心で豊かな、快適で持続可能な社会づくりと、人と地球にやさしい未来づくりのため、社会に+(プラス)を提供していきます。
顧客への+(プラス)、社員への+(プラス)、社会への+(プラス)創造と提供が、結果として、企業収益を生み、株主へも配当と株価上昇として貢献できると考えております。
④環境理念
・常に地球環境を考えて、人と地球にやさしい未来づくりを目指します。
「NIKKANは、未来のKAN-Kyouを今日も考えています」
(3)当社グループの経営方針
当社は成長性と収益力を兼ね備えた企業グループを目指し
・顧客ニーズへの迅速な対応
・新規製品開発力の強化
・高品質な製品供給
を通じて顧客と共に成長できる企業であり続けます。
(4)当社グループを取り巻く経営環境
鉄鋼原材料価格の高止まり、エネルギー価格の上昇、物流費及び副資材価格の上昇に加え、円安進行の影響もあり、当社グループを取り巻く事業環境は厳しい状況が継続しております。
また、18L缶市場においては、国内人口減少や需要業界の成熟化、取引先の海外移転等を背景として、中長期的に需要減少傾向が続いております。美術缶分野においても、顧客のBCP対応等を背景とした複数購買化の進展により、競争環境は変化しております。
このような状況の下、当社グループは、品質向上、生産効率改善、製品構成の見直し、高付加価値製品へのシフト等を推進し、収益力の向上及び持続的成長の実現に取組んでおります。また、新たな付加価値製品の開発に加え、外部との連携を含めた事業機会の拡大にも取り組んでまいります。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループが対処すべき当面の課題は以下の通りであります。
①製造コスト低減とプロダクトミックス改善を通じた経営基盤の強化
②新製品の開発や新規客先確保による新しい収益基盤の創造
③販売費・一般管理費の見直し・低減
④バランスシート改革と借入金の計画的な削減
⑤SDGsに対する積極的な取組み
上記課題に対して、次のとおり対処します。
①・製造ラインの集約、人員合理化等によるコスト競争力の強化
・DX化の推進による不良品削減、設備総合効率等の改善
・各客先別に当社販売シェア、採算を分析し利益の最大化
・高付加価値製品の比重拡大
・客先へのサービス向上、品質向上によるシェアの維持・拡大
②・新たな用途・分野への製品展開
・顧客ニーズに密着した新しい商品の開発による他社製品との差別化
・高付加価値製品の新規取引先開拓
・既存技術を応用し、外部パートナーと連携した新たなビジネススキームの構築
③・業務効率化、固定費の見直しによる収益構造の改善
・輸送効率の改善
・業務の棚卸、コストと利便性から考えた諸費用の見直し
④・資産効率の改善及び財務基盤の強化
・キャッシュ・フロー改善
・投資有価証券の計画的な売却
⑤・環境負荷低減、安全・品質向上、人材育成等を通じて持続可能な社会の実現に貢献
・SDGsを意識した全社一丸としての行動
・結果を「環境活動レポート」にてホームページ上で公表
当社グループは、構造改革としての生産集約、固定費削減、高付加価値製品へのシフト等を着実に進めており、収益構造の改善に取組んでおります。
(6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は18L缶市場を取り巻く環境変化を踏まえ、中長期的な安定経営の実現を目的として、収益構造改革を先行して実施しております。具体的には、生産ラインの集約、人員合理化、新製品開発等を推進し、事業構造及び収益構造の改善に取組んでおります。
当社グループの営業損失につきましては、2025年3月期に540百万円、2026年3月期に307百万円、2027年3月期に104百万円と、段階的な改善を見込んでおります。
引き続き構造改革施策を着実に推進し、2028年3月期の黒字化を目指してまいります。