有価証券報告書-第165期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国では雇用・所得環境の着実な改善を背景として景気の回復が続いております。欧州でも個人消費や設備投資等に支えられて堅調な景気回復が持続しております。中国でも輸出の増加や景気対策の効果等により総じて安定した成長が続いており、新興国・資源国も全体的に緩やかな回復基調を辿っております。
わが国経済は、海外経済の成長を背景とした輸出の増加や企業業績の回復に伴う設備投資の増加等により、総じて緩やかな回復を維持しております。
当社グループにおいては、国内外市場で販売が堅調に推移したため、当連結会計年度における売上高は11,296百万円(前年同期比13.6%増)となりました。利益面では、営業利益1,638百万円(前年同期比36.0%増)、経常利益1,767百万円(前年同期比38.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,069百万円(前年同期比30.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
日本
海外向け金属用チップソー及び住宅資材用チップソーの販売が堅調に推移したことにより、売上高は9,678百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益(営業利益)は862百万円(前年同期比38.3%増)となりました。
アジア
金属用チップソーなどの販売が堅調に推移し、売上高は4,563百万円(前年同期比21.3%増)、セグメント利益(営業利益)は425百万円(前年同期比32.1%増)となりました。
アメリカ
住宅資材用チップソー及び金属用チップソーの販売が好調に推移したことにより、売上高は1,768百万円(前年同期比32.7%増)、セグメント利益(営業利益)は229百万円(前年同期比43.9%増)となりました。
ヨーロッパ
金属用チップソーの販売が堅調に推移し、売上高は723百万円(前年同期比18.6%増)、セグメント利益(営業利益)は経費の削減や為替の影響等により75百万円(前年同期比55.7%増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度に比べ7.4%増加し、13,488百万円となりました。主な要因は、「現金及び預金」が726百万円増加、「原材料及び貯蔵品」が425百万円増加したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度に比べ11.8%増加し、15,909百万円となりました。主な要因は、「投資有価証券」が1,325百万円増加したことなどによるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度に比べ9.7%増加し、29,397百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度に比べ26.1%増加し、1,556百万円となりました。主な要因は、「支払手形及び買掛金」が107百万円増加、「未払法人税等」が98百万円増加したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度に比べ31.7%増加し、1,710百万円となりました。主な要因は、「退職給付に係る負債」が125百万円減少した一方、「繰延税金負債」が544百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度に比べ29.0%増加し、3,266百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度に比べ7.7%増加し、26,130百万円となりました。主な要因は「利益剰余金」が799百万円増加、「その他有価証券評価差額金」が874百万円増加したことなどによるものです。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローでは、税金等調整前当期純利益の計上などにより、2,131百万円のキャッシュを得ました。(前連結会計年度は、892百万円を得ました。)
投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得による支出などにより、890百万円のキャッシュを使用しました。(前連結会計年度は、220百万円を使用しました。)
財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当金の支払いなどにより、278百万円のキャッシュを使用しました。(前連結会計年度は、270百万円を使用しました。)
以上の結果、現金及び現金同等物期末残高は、5,332百万円(前年同期比22.0%増)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記金額は、平均販売価格によっております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
当社では、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成における重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
a. 貸倒引当金
当社グループは、債権の回収不能時に発生する損失の見積額について貸倒引当金を計上しております。債務者の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。
b. 有形固定資産の減損
当社グループは、有形固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。
c. 投資の減損
当社グループは、財務活動の一環として株式等を所有しております。株式等の時価が簿価に対して50%以上下落した場合、または、時価が簿価に対して30%以上50%未満下落し回復不能と判断した場合に減損を実施しております。
d. 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産について将来の回収可能性がないと判断した場合は計上しておりません。
e. 退職給付に係る負債
当社の従業員退職給付債務及び退職給付費用は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には、割引率、退職率、年金資産の長期期待運用収益率等が含まれます。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ増加となりました。
a. 売上高
売上高は、国内外市場で海外向け金属用チップソーや住宅資材用チップソーの販売が堅調に推移したことにより、前連結会計年度に比べ13.6%増の11,296百万円となりました。
b. 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は7,093百万円で、製造経費の削減等により売上原価率は62.8%となり、前連結会計年度に比べ1.1ポイントの減少となりました。
販売費及び一般管理費は2,563百万円で、全般的な経費の見直し等を実施した結果、対売上高比率は22.7%となり、前連結会計年度に比べ1.3ポイントの減少となりました。
c. 営業外損益
営業外損益は、為替差損が減少したことを主因として、前連結会計年度に比べ52百万円(純額)の増加となりました。
d. 特別損益
特別損益は、連結子会社における過年度付加価値税等の計上により、前連結会計年度に比べ20百万円(純額)の減少となりました。
e. 親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ30.5%増の1,069百万円となりました。
③ 当社グループの資本の財源及び資金の流動性
a. 運転資金及び設備投資資金等は全額自己資金によって賄っております。
b. 一定額以上を現金及び預金とし資金の流動性を確保しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国では雇用・所得環境の着実な改善を背景として景気の回復が続いております。欧州でも個人消費や設備投資等に支えられて堅調な景気回復が持続しております。中国でも輸出の増加や景気対策の効果等により総じて安定した成長が続いており、新興国・資源国も全体的に緩やかな回復基調を辿っております。
わが国経済は、海外経済の成長を背景とした輸出の増加や企業業績の回復に伴う設備投資の増加等により、総じて緩やかな回復を維持しております。
当社グループにおいては、国内外市場で販売が堅調に推移したため、当連結会計年度における売上高は11,296百万円(前年同期比13.6%増)となりました。利益面では、営業利益1,638百万円(前年同期比36.0%増)、経常利益1,767百万円(前年同期比38.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,069百万円(前年同期比30.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
日本
海外向け金属用チップソー及び住宅資材用チップソーの販売が堅調に推移したことにより、売上高は9,678百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益(営業利益)は862百万円(前年同期比38.3%増)となりました。
アジア
金属用チップソーなどの販売が堅調に推移し、売上高は4,563百万円(前年同期比21.3%増)、セグメント利益(営業利益)は425百万円(前年同期比32.1%増)となりました。
アメリカ
住宅資材用チップソー及び金属用チップソーの販売が好調に推移したことにより、売上高は1,768百万円(前年同期比32.7%増)、セグメント利益(営業利益)は229百万円(前年同期比43.9%増)となりました。
ヨーロッパ
金属用チップソーの販売が堅調に推移し、売上高は723百万円(前年同期比18.6%増)、セグメント利益(営業利益)は経費の削減や為替の影響等により75百万円(前年同期比55.7%増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度に比べ7.4%増加し、13,488百万円となりました。主な要因は、「現金及び預金」が726百万円増加、「原材料及び貯蔵品」が425百万円増加したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度に比べ11.8%増加し、15,909百万円となりました。主な要因は、「投資有価証券」が1,325百万円増加したことなどによるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度に比べ9.7%増加し、29,397百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度に比べ26.1%増加し、1,556百万円となりました。主な要因は、「支払手形及び買掛金」が107百万円増加、「未払法人税等」が98百万円増加したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度に比べ31.7%増加し、1,710百万円となりました。主な要因は、「退職給付に係る負債」が125百万円減少した一方、「繰延税金負債」が544百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度に比べ29.0%増加し、3,266百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度に比べ7.7%増加し、26,130百万円となりました。主な要因は「利益剰余金」が799百万円増加、「その他有価証券評価差額金」が874百万円増加したことなどによるものです。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローでは、税金等調整前当期純利益の計上などにより、2,131百万円のキャッシュを得ました。(前連結会計年度は、892百万円を得ました。)
投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得による支出などにより、890百万円のキャッシュを使用しました。(前連結会計年度は、220百万円を使用しました。)
財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当金の支払いなどにより、278百万円のキャッシュを使用しました。(前連結会計年度は、270百万円を使用しました。)
以上の結果、現金及び現金同等物期末残高は、5,332百万円(前年同期比22.0%増)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前期比(%) |
| 日本 | 4,121,695 | 18.5 |
| アジア | 4,531,503 | 42.3 |
| アメリカ | ― | ― |
| ヨーロッパ | ― | ― |
| 合計 | 8,653,199 | 29.9 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記金額は、平均販売価格によっております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前期比(%) | 受注残高(千円) | 前期比(%) |
| 日本 | 7,892,327 | 15.1 | 1,359,423 | 52.7 |
| アジア | 1,527,873 | 17.3 | 241,024 | 46.2 |
| アメリカ | 1,671,218 | 13.5 | 206,187 | △27.7 |
| ヨーロッパ | 818,533 | 31.5 | 363,490 | 68.2 |
| 合計 | 11,909,952 | 16.1 | 2,170,125 | 39.4 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前期比(%) |
| 日本 | 7,423,159 | 8.9 |
| アジア | 1,451,711 | 16.6 |
| アメリカ | 1,750,141 | 31.7 |
| ヨーロッパ | 671,197 | 20.2 |
| 合計 | 11,296,209 | 13.6 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| ㈱マキタ | 1,557,854 | 15.7 | 1,652,983 | 14.6 |
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
当社では、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成における重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
a. 貸倒引当金
当社グループは、債権の回収不能時に発生する損失の見積額について貸倒引当金を計上しております。債務者の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。
b. 有形固定資産の減損
当社グループは、有形固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。
c. 投資の減損
当社グループは、財務活動の一環として株式等を所有しております。株式等の時価が簿価に対して50%以上下落した場合、または、時価が簿価に対して30%以上50%未満下落し回復不能と判断した場合に減損を実施しております。
d. 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産について将来の回収可能性がないと判断した場合は計上しておりません。
e. 退職給付に係る負債
当社の従業員退職給付債務及び退職給付費用は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には、割引率、退職率、年金資産の長期期待運用収益率等が含まれます。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ増加となりました。
a. 売上高
売上高は、国内外市場で海外向け金属用チップソーや住宅資材用チップソーの販売が堅調に推移したことにより、前連結会計年度に比べ13.6%増の11,296百万円となりました。
b. 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は7,093百万円で、製造経費の削減等により売上原価率は62.8%となり、前連結会計年度に比べ1.1ポイントの減少となりました。
販売費及び一般管理費は2,563百万円で、全般的な経費の見直し等を実施した結果、対売上高比率は22.7%となり、前連結会計年度に比べ1.3ポイントの減少となりました。
c. 営業外損益
営業外損益は、為替差損が減少したことを主因として、前連結会計年度に比べ52百万円(純額)の増加となりました。
d. 特別損益
特別損益は、連結子会社における過年度付加価値税等の計上により、前連結会計年度に比べ20百万円(純額)の減少となりました。
e. 親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ30.5%増の1,069百万円となりました。
③ 当社グループの資本の財源及び資金の流動性
a. 運転資金及び設備投資資金等は全額自己資金によって賄っております。
b. 一定額以上を現金及び預金とし資金の流動性を確保しております。