有価証券報告書-第64期(2023/03/16-2024/03/15)

【提出】
2024/06/07 13:40
【資料】
PDFをみる
【項目】
138項目
(重要な会計上の見積り)
棚卸資産の評価
①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
前連結会計年度当連結会計年度
商品及び製品1,678,240千円1,578,302千円

(注) 当社の財務諸表に計上されている金額
前事業年度当事業年度
製品1,636,950千円1,578,273千円

②識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループの棚卸資産の評価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっており、取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価する方法、及び過去の販売実績に基づいて決定した取得日からの一定の経過年数や回転期間を超える品目についてその帳簿価額を規則的に切り下げる方法により収益性の低下の事実を反映しております。
金属製品事業における製品については、市場の動向、顧客の販売戦略の転換等により、製品の販売価格が低下した場合や販売実績が当初の予測を大きく下回った場合、製品の簿価が切り下げられ、結果として多額の評価損が計上される可能性があります。さらに長期保有製品については、製品の簿価切下げをする基準としての経過年数や回転期間の決定には仮定が含まれており、上記の市場の動向や顧客の販売戦略の転換等の外部環境に影響を受ける可能性があり、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
株式会社スーパーツールECOが保有する債権の評価
① 当期連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
当連結会計年度
未収入金69,367千円
長期未収入金426,252千円

② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りに関する情報
株式会社スーパーツールECOは2024年3月15日現在、連結貸借対照表において、事業の一部譲渡に伴う譲渡代金を上記のとおり計上しております。
譲渡先の事業計画の進捗状況を把握するとともに、直近の債権の回収状況を確認等することにより、継続的に回収の安全性をモニタリングしており、かつ、譲渡先から担保として、事業から発生する将来債権を受け入れております。以上より回収可能性に疑義がないと判断しており貸倒引当金は計上しておりません。