有価証券報告書-第91期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 15:50
【資料】
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有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融政策を背景に緩やかな回復基調が見られましたが、米国新政権に対する懸念や英国のEU離脱問題、また、中国をはじめとした新興国の成長鈍化による景気下振れリスク等、その先行きについては不透明な状況が続きました。
このような経営環境の下、当社グループは引き続き、販路拡大や売価アップ等による販売力の強化、及び原価低減諸施策の実施と生産性の向上に取り組んでまいりました。
その結果、第4四半期連結会計期間においては、主力製品のラップ盤を中心に、受注が大幅に増加したものの、第3四半期連結累計期間までの受注・売上の鈍化がひびき、当連結会計年度の売上高は3,604百万円(前年同期比19.9%減)、営業損失は410百万円(前年同期は営業損失406百万円)、経常損失は444百万円(前年同期は経常損失473百万円)となりました。
なお、固定資産の減損損失246百万円を計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純損失は732百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失524百万円)となりました。
また、セグメント別では、当社グループは、1工場で工作機械の製造を行い、販売するという単一事業を展開しております。
そこで、セグメント別の「工作機械事業」としては、上記のとおりですが、以下「機種別」に市場動向、販売状況等を補足させていただきます。
① ラップ盤
デジタル家電向の設備投資は、海外向の光学部品・水晶振動子加工用設備の需要は堅調に推移し、国内においても、光学部品加工用設備の新規設備投資は、これから更に本格化しつつあります。
また、直近では、半導体シリコンウエーハ加工用大型機の引き合いが活発なため、翌期に売上となる受注残を大幅に積み増すことができましたが、第3四半期連結累計期間までの売上鈍化の影響により、売上高は896百万円(前年同期比43.2%減)となりました。
② ホブ盤、フライス盤
ホブ盤は、各種減速機や釣具関連、ならびに中国の電動工具及び自動車関連の部品加工用設備の需要が堅調に推移しました。
一方、フライス盤は、東アジア圏での金型材料・一般材料加工用設備向の販売が伸び悩み、売上高は1,438百万円(前年同期比26.3%減)となりました。
③ 部品、歯車
光学ガラスや半導体シリコンウエーハ加工用の消耗部品の販売が堅調に推移したうえ、HDD加工用既納装置の改造用部品の販売が増加に転じたことにより、売上高は1,269百万円(前年同期比31.0%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ189百万円減少し、当連結会計年度末には、588百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は18百万円(前年同期比96.0%減)となりました。
収入の主な内訳は、売上債権の減少額278百万円、減損損失246百万円、たな卸資産の減少額218百万円であり、支出の主な内訳は、税金等調整前当期純損失727百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は7百万円(前年同期は33百万円の支出)となりました。
収入の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入6百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出15百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は195百万円(前年同期は454百万円の支出)となりました。
その主な内訳は、借入金の返済によるものであります。

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