有価証券報告書-第148期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
当社グループは、経営の基本方針を「基本理念」として掲げており、その内容は次のとおりであります。
(2) 経営環境、対処すべき課題
今後の経営環境を展望しますと、世界各国における貿易規制・関税政策の動向に伴う景気減速の懸念に加え、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりなどを背景として、原材料やエネルギーの価格上昇や調達リスクもみられるなど、政治・経済の先行きは予測困難な状況が続くものと見込まれます。
また、持続可能な社会の実現に向けた国際社会からの要請は一層多様化・複雑化しており、これに加えてAIをはじめとしたIT・デジタル技術の進展など、テクノロジー分野における変化も急速に進んでおります。このような事業環境のなか、当社の主要な事業領域である自動車および産業車両の分野においては、電動化や自動運転技術の進展に加え、IT・デジタル技術を活用した新規参入や業界構造の変化も進んでおり、企業間の競争は一段と厳しさを増しております。
このような経営環境のもと、当社は物流ソリューション事業を軸として、モビリティ関連のモノづくりと結びついた総合力の発揮や次世代R&D等への取り組みを進めることにより、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。また、公表済みの当社株式の非公開化に関連し、トヨタグループはモビリティカンパニーへの変革に向け、ヒト、モノ、情報、エネルギーの移動に着目し、取り組みを進めているなか、当社は「モノ」に関し、多様化・高度化する物流現場のニーズに応えるため、フォークリフトなど物流機器の自動運転技術や物流管理のソフトウエア、環境性能に優れたパワートレインの開発に注力しており、今後はモノの動きに関するデータ活用にも取り組んでいきます。当社はこのたびの株式非公開化を通じ、トヨタグループでの更なる連携強化を図り、このような取り組みをダイナミックかつスピーディーに進め、グループ変革のための「モノ」のモビリティ領域をけん引してまいります。
一方で、当社は2024年にエンジン国内認証に関する調査結果を公表し、国土交通省からの是正命令を受け、再発防止策を報告して以来、現在も全社を挙げて再発防止に向けて取り組んでおります。当社は、「安全・安心な品質の製品」をお客様に提供し、社会に貢献し続けるという原点に立ち返り、正しいことを正しく行うための「風土」「しくみ」「組織・体制」の3つの観点から改革を進め、再発防止策として具体化し、全員が心をひとつにして取り組むことで、豊田自動織機としての再出発を果たすとともに、次に掲げる2点に取り組んでまいります。
(基盤の強化)
経営の土台である法令順守、コンプライアンスを徹底し、加えてモノづくりにおける「安全第一、品質第二、生産第三」の優先順位を堅持してまいります。さらに、当社グループで働く一人ひとりが持てる力を発揮できるよう、心と体の健康増進やオープンで対等なコミュニケーション等を推進し、健全な職場、風土を作っていくとともに、正しいことを正しく行い会社の基盤を強化してまいります。
(変革、挑戦)
業務をゼロベースで見直し、本質的な業務に取り組むとともに、AIなどIT・デジタル技術を活用し、業務の高度化・効率化を図ります。さらに世の中の変化を適時・的確に捉え、機会を創出するとともにリスクに対して早期に対応します。
これらの取り組みを全員参加で一歩ずつ前に進めていくことにより、人々や地域のあらゆる産業を支え貢献し、次の成長を確かなものとしていきます。
(1) 経営の基本方針
当社グループは、経営の基本方針を「基本理念」として掲げており、その内容は次のとおりであります。
| 「公明正大」 内外の法およびその精神を遵守し、公正で透明な企業活動を実践する |
| 「社会貢献」 各国、各地域の文化や慣習を尊重し、経済・社会の発展に貢献する |
| 「環境保全、品質第一」 企業活動を通じて住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組むとともに、クリーンで安全な優れた品質の商品を提供する |
| 「顧客優先、技術革新」 時流に先んずる研究と新たな価値の創造に努め、お客様に満足していただける商品・サービスを提供する |
| 「全員参加」 労使相互信頼・自己責任を基本に、一人ひとりの個性と能力を伸ばし、全体の総合力が発揮できる活力ある企業風土をつくる |
(2) 経営環境、対処すべき課題
今後の経営環境を展望しますと、世界各国における貿易規制・関税政策の動向に伴う景気減速の懸念に加え、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりなどを背景として、原材料やエネルギーの価格上昇や調達リスクもみられるなど、政治・経済の先行きは予測困難な状況が続くものと見込まれます。
また、持続可能な社会の実現に向けた国際社会からの要請は一層多様化・複雑化しており、これに加えてAIをはじめとしたIT・デジタル技術の進展など、テクノロジー分野における変化も急速に進んでおります。このような事業環境のなか、当社の主要な事業領域である自動車および産業車両の分野においては、電動化や自動運転技術の進展に加え、IT・デジタル技術を活用した新規参入や業界構造の変化も進んでおり、企業間の競争は一段と厳しさを増しております。
このような経営環境のもと、当社は物流ソリューション事業を軸として、モビリティ関連のモノづくりと結びついた総合力の発揮や次世代R&D等への取り組みを進めることにより、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。また、公表済みの当社株式の非公開化に関連し、トヨタグループはモビリティカンパニーへの変革に向け、ヒト、モノ、情報、エネルギーの移動に着目し、取り組みを進めているなか、当社は「モノ」に関し、多様化・高度化する物流現場のニーズに応えるため、フォークリフトなど物流機器の自動運転技術や物流管理のソフトウエア、環境性能に優れたパワートレインの開発に注力しており、今後はモノの動きに関するデータ活用にも取り組んでいきます。当社はこのたびの株式非公開化を通じ、トヨタグループでの更なる連携強化を図り、このような取り組みをダイナミックかつスピーディーに進め、グループ変革のための「モノ」のモビリティ領域をけん引してまいります。
一方で、当社は2024年にエンジン国内認証に関する調査結果を公表し、国土交通省からの是正命令を受け、再発防止策を報告して以来、現在も全社を挙げて再発防止に向けて取り組んでおります。当社は、「安全・安心な品質の製品」をお客様に提供し、社会に貢献し続けるという原点に立ち返り、正しいことを正しく行うための「風土」「しくみ」「組織・体制」の3つの観点から改革を進め、再発防止策として具体化し、全員が心をひとつにして取り組むことで、豊田自動織機としての再出発を果たすとともに、次に掲げる2点に取り組んでまいります。
(基盤の強化)
経営の土台である法令順守、コンプライアンスを徹底し、加えてモノづくりにおける「安全第一、品質第二、生産第三」の優先順位を堅持してまいります。さらに、当社グループで働く一人ひとりが持てる力を発揮できるよう、心と体の健康増進やオープンで対等なコミュニケーション等を推進し、健全な職場、風土を作っていくとともに、正しいことを正しく行い会社の基盤を強化してまいります。
(変革、挑戦)
業務をゼロベースで見直し、本質的な業務に取り組むとともに、AIなどIT・デジタル技術を活用し、業務の高度化・効率化を図ります。さらに世の中の変化を適時・的確に捉え、機会を創出するとともにリスクに対して早期に対応します。
これらの取り組みを全員参加で一歩ずつ前に進めていくことにより、人々や地域のあらゆる産業を支え貢献し、次の成長を確かなものとしていきます。