財務活動によるキャッシュ・フロー
連結
- 2018年9月30日
- -10億9976万
- 2019年9月30日 -2.91%
- -11億3173万
有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、資金収支は1,131百万円の支出(同31百万円増)となりました。これは主に、前年同四半期に発生した「連結の範囲の変更を伴わない子会社出資金の払込による支出」が351百万円減少した一方で、「短期借入金の純増減額」が314百万円増加したことや「非支配株主への配当金の支払額」が104百万円増加したことなどによるものです。
④セグメントの業績
当社グループで採用しております地域別セグメントの状況は以下のとおりです。なお、セグメントの業績に関する詳細は、「第4[経理の状況]-1[四半期連結財務諸表]-[注記事項]」の(セグメント情報等)をご参照ください。
日本
売上高は11,695百万円(前年同四半期連結累計期間対比4.4%増)、セグメント利益は1,787百万円(同8.7%減)となりました。
圧縮機製品では、従来から継続してきた提案型営業の成果によりオイルフリースクロールコンプレッサをはじめとする省エネ性の高い製品販売が伸長いたしました。さらに消費増税に伴う駆け込み需要が一部で見られたほか、キャンペーン実施による受注の増加などに支えられ、堅調な推移となりました。真空機器製品では、依然として半導体製造市場の低迷が続いており、検査装置をはじめとした周辺装置向け真空ポンプの販売が減少したものの、既存の販路を活用した一般工業市場向けの販売は着実に伸長しております。塗装機器製品では、当社の主力製品であるスプレーガン“WIDERシリーズ”のフルモデルチェンジを行いました。販売に伴う旧型品の切り替えキャンペーン実施に加えて、さらにプロモーション活動を継続していくことで早期の市場浸透を目指しております。塗装設備製品では、自動車部品塗装向け設備の納入を主として伸長いたしました。引き続き、既納ユーザ訪問による設備更新や新設したコーティングソリューションセンターの活用による提案活動を進めております。
秋田工場では、スプレーガン本体を製造するアルミダイカストマシンを増設し、スプレーガンの生産能力を増強いたしました。
ヨーロッパ
売上高は2,461百万円(前年同四半期連結累計期間対比1.4%減)、セグメント利益は199百万円(同2.5%増)となりました。総じて、ユーロに関する為替のマイナス影響を最小限に留めた状況となりました。
圧縮機製品ではオイルフリー化が進む車両搭載用圧縮機ユニットの拡販体制をさらに強化すべく、フランスの圧縮機製造・販売会社であるE.M.S. CONCEPT SARLと資本提携をいたしました。真空機器製品では、ロシア向け受注が堅調なものの、対前期比では依然として厳しい状況が続いております。塗装機器製品では、プロモーション活動を継続している自動車補修用スプレーガン並びに木工・皮革製品市場に向けた塗装機器の販売が伸長いたしました。
連結子会社のHARDER & STEENBECK GmbH & Co.KGでは、ドイツのエアーブラシメーカとしてEU圏内及びその他地域へ拡販のため設備投資を行い、供給能力を増強いたしました。
アジア
売上高は6,837百万円(前年同四半期連結累計期間対比1.6%増)、セグメント利益は614百万円(同6.2%増)となりました。
中国における圧縮機製品では、製造設備用の小、中形圧縮機販売が好調だった一方で、大形機の需要減少や車両搭載用圧縮機ユニット販売の停滞が影響し、全体としては動きが鈍化しております。真空機器製品では、日本の導入事例をもとに市場開拓を行った結果、販売が伸長いたしました。塗装機器製品では工業塗装市場において、昨年リニューアルしたハンドスプレーガンの販売が増加いたしました。日本で発売開始をした“WIDERシリーズ”の販売準備を整え、さらなる販売の伸長を目指しております。塗装設備製品では自動車部品や木工品製造などを主としたユーザ訪問を活発に行い、引き合い、受注ともに堅調に推移しております。
インドにおいては中国に続く市場として輸送用車両搭載向け並びに医療向け圧縮機ユニットなどの拡販活動を継続しておりますが、ノンバンク問題による内需不振や排ガス規制強化を受けた自動車販売の減少といった景気減速への懸念材料も多く、経済環境を慎重に見極め、市場開拓を行ってまいります。
その他
売上高は2,373百万円(前年同四半期連結累計期間対比7.4%減)、セグメント利益は102百万円(同3.5%増)となりました。
アメリカにおける圧縮機製品では、車両搭載や医療用の圧縮機ユニットが堅調に推移しており、真空機器製品では、新たな装置メーカや大型の研究施設開拓による成果が現れつつあります。塗装機器製品では、従来からの自動車補修市場に加えて、工業塗装市場への拡販活動に注力しております。
メキシコにおいては、従来からの市場開拓による成果として自動車部品塗装に関連する設備製品を受注いたしました。
ブラジルにおいては、医療用圧縮機の販売が伸長しております。塗装機器製品においてもECサイトやSNSを活用したプロモーション活動が奏功し、堅調に推移しております。
オーストラリアにおける圧縮機のサービスビジネスにつきましては、マネジメントの交代による体制の再構築をすすめております。
(2)経営方針・経営戦略等
3ヶ年にわたる新たな中期経営計画に基づく事業活動を当第1四半期連結累計期間より開始しております。
新中期経営計画の概要
目的:
当社グループは100年企業に向けて「真のグローバルワン・エクセレントメーカ」を目指し、さらなる成長を獲得します。
考え方:
「ONLY ONE」の商品で、市場ごとの「NUMBER ONE」シェアを目指し、グループ一丸「ONE ANEST IWATA」で「GLOBAL ONE」をさらに発展する。
「ONLY ONE」:「真の開発型企業」となるために、高性能・高品質製品を提供し続ける。
「NUMBER ONE」:ターゲット市場をグローバル・ニッチ市場に定め、安定かつ持続的成長で、各市場でNo.1シェアを獲得する。
コンセプト:
当社の存在意義:全てのステークホルダーの満足度を向上させ、社会に貢献すること。グローバル・ニッチ市場開拓へ「THINK GLOBALLY, ACT LOCALLY」
100年企業となり、持続的成長へ向けて6つの観点から投資を行う。
1.人的投資(人財採用・育成)
2.開発投資
3.設備投資
4.市場開拓投資
5.風土改革投資
6.IT投資
数値目標:
目標(2022年3月期)評価指標(KGI)
1.売上高 470 億円以上
2.営業利益率 10%以上
3.ROE 10%以上
(2019/11/12 16:00