有価証券報告書-第68期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 10:15
【資料】
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【項目】
68項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)為替相場の変動について
当社は、東南アジア、中国、韓国を中心とした海外市場への積極的な展開をしております。今後はさらにその比重は高くなる傾向です。当社では、為替レートの変動による直接的なリスクを回避するため極力円建てによる販売を実施しておりますが今後、海外の新規ユーザーとの取引においては外貨建てで行う場合もあり、為替レートの変動によっては、当社の財政状況及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
(2)輸出製品に係る入金条件について
当社では、機械装置の輸出に関して、代金回収の安全性の観点から海外ユーザーの取引銀行よりL/Cを発行してもらい入金手続きをしております。しかし、売上代金入金の一部は機械装置据付検収完了後に行われます。据付検収が長引けば、売上代金の入金が遅延することがあります。その場合には、当社の財政状況及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
(3)製造物責任について
当社の工作機械事業では、製造物責任賠償の対応として国内向け及び海外向けの製造物賠償責任保険(PL保険)に加入しておりますが、製品の欠陥による賠償額が多額となる場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。