6448 ブラザー工業

6448
2024/10/31
時価
7761億円
PER 予
12.22倍
2010年以降
5.5-27.47倍
(2010-2024年)
PBR
1.09倍
2010年以降
0.67-2.06倍
(2010-2024年)
配当 予
3.32%
ROE 予
8.95%
ROA 予
6.72%
資料
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のれん - ドミノ

【期間】
  • 通期

連結

2016年3月31日
1045億2100万

有報情報

#1 主要な設備の状況
(注)1. 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定、使用権資産、無形資産(のれんを除く)の合計であります。
2. *1:連結子会社のブラザーロジテック㈱へ貸与中の建物及び構築物427百万円を含んでおります。
2024/06/26 10:36
#2 事業等のリスク
項 目リスクの内容・可能性・時期・影響の程度対応策
13.M&A(減損リスク)当社グループは産業用領域のさらなる拡大・新規事業の創出・育成等に向けて、M&Aも含めた成長投資を加速する方針を掲げております。M&Aなどの実施においては、事業の統合に当初想定以上の負荷がかかることや投資時点において想定した通りに投資先が事業を展開できないこと等により、予想された通りの投資効果が得られないリスクがあります。当社グループは、2024年3月31日現在の連結財務諸表上、のれんを52,955百万円(総資産の5.9%)計上しており、そのうち、2015年に買収したドミノ事業に関連するのれんが52,489百万円を占めております。上記のリスクが顕在化し将来キャッシュ・フローの見積りが変動した場合、また、将来の金利水準や長期的な市場成長率などの変動が生じた場合、これらののれんや有形固定資産、無形資産等の減損損失が生じ、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、当連結会計年度において、ドミノ事業ののれんの一部について減損損失28,216百万円を計上いたしました。英ポンド高の進行による利益へのマイナス影響や、金利上昇を受けた割引率の上昇に加え、デジタル印刷機市場における成長が想定より遅れていることを受けて今後の事業計画を慎重に見直したことによるものです。当社グループは、中期戦略「CS B2024」において、産業用領域の飛躍に向けて「ドミノ事業の成長加速」を重点戦略に掲げ、デジタル印刷分野の新製品投入やコーディング&マーキング分野の顧客基盤強化に取り組んでおります。また、のれんにつきましては少なくとも年に1回、減損の兆候の有無にかかわらず、将来得られるキャッシュ・フロー見積りと、帳簿価額を比較して、のれんの資産価値を確認しており、適正な評価額で計上しております。
14.為替変動リスク当社グループは、海外での製造・販売比率が高く、外貨建取引に係る為替変動リスクが定常的に発生しております。2024年3月期の実績ベースで試算した場合、対ユーロで円高になると、1円当たり、年間約8億円の利益の減少要因となります。また、対米ドルで円安になると、1円当たり、年間約3億円の利益の減少要因となります。また、中国・東南アジアなど、主要な製造拠点の所在地域の通貨が上昇した場合、製造・調達コストを押し上げる要因になるなど、中長期的な為替レートの変動が、経営成績等に一定の影響を及ぼすことが想定されます。海外子会社の保有する現地通貨建ての資産(負債を控除した純額)は、各現地通貨に対して円高になると、円換算後の金額が目減りします。これは直ちに連結損益には影響しませんが、その他の包括利益が減少し、純資産を押し下げる要因となります。リスク低減のため、外貨建取引における受取と支払のリンク率向上を図る一方で、短期的には為替予約取引を行うなど、リスクを効率的に管理し、回避するよう努めております。
2024/06/26 10:36
#3 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在
マシナリー1,854[247]
ドミノ3,365[136]
ニッセイ919[55]
(注)1.従業員数には、パートタイマー、期間従業員等を含んでおります。
2.臨時従業員数(主に派遣社員)は、[ ]内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。
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#4 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
15.のれん及び無形資産
のれん及び無形資産の帳簿価額の増減は以下の通りであります。
2024/06/26 10:36
#5 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
製品及びサービスごとの外部顧客に対する売上収益は以下の通りであります。
前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
マシナリー合計96,40477,372
ドミノ100,830109,643
ニッセイ23,48520,830
(4)地域に関する情報
売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下の通りであります。
2024/06/26 10:36
#6 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
ブラザー工業株式会社(以下、「当社」)は日本に所在する株式会社であります。当社の連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。
当社グループが営む主な事業は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、マシナリー事業、ドミノ事業、ニッセイ事業、パーソナル・アンド・ホーム事業、ネットワーク・アンド・コンテンツ事業及びその他事業の7事業であります。詳細については注記「6.セグメント情報」に記載しております。
2024/06/26 10:36
#7 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。
前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
無形資産
のれん10,62528,216
ソフトウェア01
(1)資金生成単位
非金融資産は、概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させるものとして識別される資産グループの最小単位を基礎として、主に事業領域ごとにグルーピングを行っております。
2024/06/26 10:36
#8 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
・棚卸資産の評価(注記「3.重要性がある会計方針(6)棚卸資産」及び注記「11.棚卸資産」)
・固定資産の耐用年数及び残存価額の見積り(注記「3.重要性がある会計方針(7)有形固定資産~(11)リース」及び注記「13.有形固定資産」、「14.投資不動産」、「15.のれん及び無形資産」、「21.リース」)
・使用権資産のリース期間(注記「3.重要性がある会計方針(11)リース」及び注記「21.リース」)
2024/06/26 10:36
#9 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
共同支配企業とは、複数の当事者が共同支配により重要な経済活動を行う契約上の取決めに基づいている企業をいいます。
関連会社への投資は持分法により会計処理しております。持分法の下では、投資は当初は原価で計上され、その後は関連会社の純資産に対する連結会社の持分の取得後の変動に応じて投資額を変動させております。関連会社に対する投資には、取得に際して認識されたのれん(減損損失累計額控除後)が含まれており、償却はしておりません。
関連会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該関連会社の財務諸表に調整を加えております。
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#10 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
2023年度は、主に中国における景気後退の影響を受け、自動車・一般機械市場向けの設備投資需要が低迷しましたが、厳しい環境下においても成長のための基盤構築を進めています。販売面では、重点エリアである中国・インド・日本において、新拠点開設や既存拠点へのショールーム併設といった営業・サービス基盤の強化を進め、製造面では、市場成長が期待できるインドにおいて新工場の建設を開始し、2024年12月に稼働予定です。製品面においても、2022年度に新規投入した同時5軸加工機*1や多面加工機*2に加え、2023年度には横形マシニングセンタを投入するなどラインアップを拡充し、大型ワークや複雑形状の加工が可能となりました。30番立形マシニングセンタの枠を超えた価値提供を通じ、近接領域への積極的な事業拡大を図ります。
ドミノ事業の成長加速
トレーサビリティーへのニーズが一層高まる中、ドミノ事業の成長を加速させるため、新製品を継続的に開発・投入し製品ラインアップの強化を進めています。具体的には、ラベルレスでの外装箱への直接印字や、高解像度での高速印字を実現する製品に加え、環境に配慮したインクなど、多様化する顧客ニーズにお応えしています。また、製品本体のみならず、印字結果を画像診断する周辺機器や、印字データの基幹システムへの統合を自動化するソリューションの提供にも注力しています。お客様との関係強化を通じ顧客体験価値を高めることで成長を加速させるとともに、長期的な競争力獲得に向けた産業用インクジェット技術基盤の強化を図ります。
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#11 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
このような状況の中、当連結会計年度における当社グループの連結業績は、P&S事業では、通信・プリンティング機器本体の販売が減少したものの、消耗品の販売増や為替のプラス影響により増収となりました。マシナリー事業では、産業機器、工業用ミシンともに市況低迷の影響を受け、大幅な減収となりました。ドミノ事業では、景気減速の影響を受けたものの、為替のプラス影響に加え消耗品が堅調に推移し、増収となりました。ニッセイ事業では、設備投資需要の低迷により、減収となりました。P&H事業では、米州を中心とした市況の低迷により、減収となりました。N&C事業では、カラオケ店舗への客足の回復に伴い増収となりました。
これらの結果、売上収益は、前期比0.9%の増収となる822,930百万円となりました。事業セグメント利益は、販促費及び販管費が増加したものの、物流コストの減少や価格対応の効果に為替のプラス影響が加わり、前期比25.1%の大幅な増益となる75,579百万円となりました。営業利益は、ドミノ事業におけるのれんの一部の減損損失を計上したことなどにより、前期比10.1%の減益となる49,792百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期比19.0%の減益となる31,645百万円となりました。
*平均為替レート(連結)は次の通りであります。
2024/06/26 10:36
#12 製品及びサービスに関する情報(IFRS)(連結)
製品及びサービスごとの外部顧客に対する売上収益は以下の通りであります。
前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
マシナリー合計96,40477,372
ドミノ100,830109,643
ニッセイ23,48520,830
2024/06/26 10:36
#13 設備の新設、除却等の計画(連結)
(1)重要な設備の新設
セグメントの名称2025年3月期計画金額(百万円)設備等の主な内容・目的資金調達方法
マシナリー4,800工作機械、工業用ミシン、ガーメントプリンター関連の生産設備自己資金又は借入金
ドミノ4,900産業用プリンティング機器関連の生産設備自己資金又は借入金
ニッセイ2,100減速機、歯車関連の生産設備自己資金又は借入金
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却・売却を除き、重要な設備の除却・売却の計画はありません。
2024/06/26 10:36
#14 設備投資等の概要
なお、設備投資額には有形固定資産のほか、無形資産への投資が含まれております。
セグメントの名称設備投資額(百万円)主要な内容
マシナリー3,057工作機械、工業用ミシン、ガーメントプリンター関連の生産設備
ドミノ3,685産業用プリンティング機器関連の生産設備
ニッセイ3,239減速機、歯車関連の生産設備
当連結会計年度において、生産能力に重要な影響を及ぼす設備の除却、売却はありません。
2024/06/26 10:36
#15 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
①【連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
投資不動産146,2175,801
のれん及び無形資産15,16114,22097,241
持分法で会計処理されている投資172,0062,186
2024/06/26 10:36
#16 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
ドミノプリンティングサイエンス社の株式の評価を行うにあたり、株式の実質価額を算出し、実質価額が著しく低下し回復の可能性が見込めない状況にないことを確認しております。実質価額の算定にあたっては、超過収益力等を反映しており、超過収益力は、連結財務諸表に計上されているドミノ事業に係るのれんと同様の経営者の見積要素が含まれます。①の金額の算出方法は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 16.非金融資産の減損」の内容と同一であります。
2024/06/26 10:36