四半期報告書-第163期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
8.金融商品
公正価値の見積り
① 帳簿価額及び公正価値
金融資産・負債の帳簿価額及び公正価値は次のとおりです。なお、社債及び長期借入金以外の償却原価で測定する金融資産・負債の公正価値は帳簿価額と近似しているため含めていません。また、経常的に公正価値で測定する金融商品についても、公正価値と帳簿価額が一致するため含めていません。
売上債権及びその他の債権、仕入債務及びその他の債務、短期借入金については、主に短期間で決済されるため公正価値は帳簿価額と同額としています。
投資有価証券のうち、活発な市場がある上場株式の公正価値は、取引所の価格により算定しています。活発な市場がない非上場株式等の公正価値は、主として株価純資産倍率によるマルチプル方式により算定しています。また、前連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間の非上場株式の公正価値測定に用いている観察不能なインプットである非流動性ディスカウントは30%としています。
純損益を通じて公正価値で測定されるデリバティブ金融資産及び金融負債のうち、為替予約については、同取引を約定した金融機関から提示された評価額によっています。
長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を、当該長期借入金の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しています。但し、変動金利による長期借入金については、金利が一定期間毎に更改される条件となっており、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから当該帳簿価額によっています。
当社の発行する社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しています。
② 公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを次のとおり分類しています。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)により測定された公正価値
レベル2:資産又は負債について、直接的に観察可能なインプット又は間接的に観察可能なインプットのうち
レベル1に含まれる市場価格以外のインプットにより測定された公正価値
レベル3:資産又は負債について、観察可能な市場データに基づかないインプットにより測定された公正価値
公正価値で測定される又は公正価値が開示される当社グループの金融資産及び負債のヒエラルキー別分類は次のとおりです。
前連結会計年度(2023年3月31日)
当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)
レベル1に分類される金融資産は、上場株式です。
レベル2に分類される金融資産は、為替予約であり、金融負債は、借入金、社債、為替予約です。
レベル3に分類される金融資産は、非上場株式等です。
当社グループは、これらの資産及び負債のレベル間振替を各四半期連結会計期間末に認識することとしています。
なお、ステアリング事業の資産、負債は売却目的保有に分類される処分グループに分類しており、当第2四半期連結会計期間の金融資産、金融負債には含まれていません。
次の表は、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における経常的に公正価値にて測定されるレベル3の金融商品の変動を表示しています。
その他の包括利益で認識された利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動」に含めています。
公正価値の見積り
① 帳簿価額及び公正価値
金融資産・負債の帳簿価額及び公正価値は次のとおりです。なお、社債及び長期借入金以外の償却原価で測定する金融資産・負債の公正価値は帳簿価額と近似しているため含めていません。また、経常的に公正価値で測定する金融商品についても、公正価値と帳簿価額が一致するため含めていません。
(単位:百万円) | ||||
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当第2四半期連結会計期間 (2023年9月30日) | |||
帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
金融負債 | ||||
長期借入金 | 102,800 | 102,337 | 94,095 | 92,863 |
社債 | 153,000 | 152,225 | 168,000 | 166,152 |
売上債権及びその他の債権、仕入債務及びその他の債務、短期借入金については、主に短期間で決済されるため公正価値は帳簿価額と同額としています。
投資有価証券のうち、活発な市場がある上場株式の公正価値は、取引所の価格により算定しています。活発な市場がない非上場株式等の公正価値は、主として株価純資産倍率によるマルチプル方式により算定しています。また、前連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間の非上場株式の公正価値測定に用いている観察不能なインプットである非流動性ディスカウントは30%としています。
純損益を通じて公正価値で測定されるデリバティブ金融資産及び金融負債のうち、為替予約については、同取引を約定した金融機関から提示された評価額によっています。
長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を、当該長期借入金の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しています。但し、変動金利による長期借入金については、金利が一定期間毎に更改される条件となっており、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから当該帳簿価額によっています。
当社の発行する社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しています。
② 公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを次のとおり分類しています。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)により測定された公正価値
レベル2:資産又は負債について、直接的に観察可能なインプット又は間接的に観察可能なインプットのうち
レベル1に含まれる市場価格以外のインプットにより測定された公正価値
レベル3:資産又は負債について、観察可能な市場データに基づかないインプットにより測定された公正価値
公正価値で測定される又は公正価値が開示される当社グループの金融資産及び負債のヒエラルキー別分類は次のとおりです。
前連結会計年度(2023年3月31日)
(単位:百万円) | |||||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||
金融資産 | |||||
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産 | |||||
株式等 | 42,578 | - | 5,229 | 47,807 | |
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 | |||||
デリバティブ金融資産 | - | 3 | - | 3 | |
金融負債 | |||||
償却原価で測定される金融負債 | |||||
長期借入金 | - | 102,337 | - | 102,337 | |
社債 | - | 152,225 | - | 152,225 | |
純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 | |||||
デリバティブ金融負債 | - | 294 | - | 294 |
当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)
(単位:百万円) | |||||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||
金融資産 | |||||
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産 | |||||
株式等 | 44,719 | - | 6,862 | 51,582 | |
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 | |||||
デリバティブ金融資産 | - | 23 | - | 23 | |
金融負債 | |||||
償却原価で測定される金融負債 | |||||
長期借入金 | - | 92,863 | - | 92,863 | |
社債 | - | 166,152 | - | 166,152 | |
純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 | |||||
デリバティブ金融負債 | - | 1,830 | - | 1,830 |
レベル1に分類される金融資産は、上場株式です。
レベル2に分類される金融資産は、為替予約であり、金融負債は、借入金、社債、為替予約です。
レベル3に分類される金融資産は、非上場株式等です。
当社グループは、これらの資産及び負債のレベル間振替を各四半期連結会計期間末に認識することとしています。
なお、ステアリング事業の資産、負債は売却目的保有に分類される処分グループに分類しており、当第2四半期連結会計期間の金融資産、金融負債には含まれていません。
次の表は、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における経常的に公正価値にて測定されるレベル3の金融商品の変動を表示しています。
(単位:百万円) | ||
前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月 1日 至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月 1日 至 2023年9月30日) | |
期首残高 | 4,885 | 5,229 |
上場によるレベル1への振替 | △0 | - |
その他の包括利益で認識された利得及び損失 | △339 | 1,639 |
その他 | △6 | △6 |
期末残高 | 4,539 | 6,862 |
その他の包括利益で認識された利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動」に含めています。