四半期報告書-第123期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
6.金融商品
(1) 公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
レベル間の振替が行われた金融商品の有無は毎期末日に判断しております。前連結会計年度及び当第1四半期連結累計期間において、レベル間の振替が行われた金融商品はありません。
(2) 公正価値の測定
① 現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務
短期間で決済されるため、公正価値と帳簿価額が近似していることから、帳簿価額によっております。
② 社債及び借入金
社債は、市場価格のあるものは市場価格に基づき、市場価格のないものはその将来キャッシュ・フローを新規に同様の社債発行を行った場合に想定される利率で割引いた現在価値により算定しております。短期借入金は、短期間で返済されるため、公正価値と帳簿価額が近似していることから、当該帳簿価額によっております。長期借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の借入れを行った場合に想定される利率で割引いた現在価値により算定しております。
③ その他の金融資産、その他の金融負債
上場株式は、前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末の市場価格によって算定しております。非上場株式及び出資金は、類似会社の市場価格に基づく評価技法、純資産に基づく評価技法等適切な評価技法を用いて測定した価格により算定しております。なお、観察不能なインプットである非流動性ディスカウントは30%としております。これらの公正価値の測定は社内規程等に従い投資部門より独立した管理部門が実施しており、当該測定結果について適切な権限者が承認しております。債券は、取引所の価格又は取引金融機関から提供された価格等により算定しております。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は、取引金融機関から提供された金利等観測可能な市場データに基づき算定しております。
(3) 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。
前連結会計年度(2022年3月31日)
当第1四半期連結会計期間(2022年6月30日)
(4) 経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値
経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。
前連結会計年度(2022年3月31日)
当第1四半期連結会計期間(2022年6月30日)
各報告期間における、レベル3に分類された金融商品の増減は以下のとおりであります。
その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書上、「FVTOCIに指定した資本性金融商品への投資による損益」に含めております。
(1) 公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
レベル間の振替が行われた金融商品の有無は毎期末日に判断しております。前連結会計年度及び当第1四半期連結累計期間において、レベル間の振替が行われた金融商品はありません。
(2) 公正価値の測定
① 現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務
短期間で決済されるため、公正価値と帳簿価額が近似していることから、帳簿価額によっております。
② 社債及び借入金
社債は、市場価格のあるものは市場価格に基づき、市場価格のないものはその将来キャッシュ・フローを新規に同様の社債発行を行った場合に想定される利率で割引いた現在価値により算定しております。短期借入金は、短期間で返済されるため、公正価値と帳簿価額が近似していることから、当該帳簿価額によっております。長期借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の借入れを行った場合に想定される利率で割引いた現在価値により算定しております。
③ その他の金融資産、その他の金融負債
上場株式は、前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末の市場価格によって算定しております。非上場株式及び出資金は、類似会社の市場価格に基づく評価技法、純資産に基づく評価技法等適切な評価技法を用いて測定した価格により算定しております。なお、観察不能なインプットである非流動性ディスカウントは30%としております。これらの公正価値の測定は社内規程等に従い投資部門より独立した管理部門が実施しており、当該測定結果について適切な権限者が承認しております。債券は、取引所の価格又は取引金融機関から提供された価格等により算定しております。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は、取引金融機関から提供された金利等観測可能な市場データに基づき算定しております。
(3) 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。
前連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:百万円) | ||||
帳簿価額 | 公正価値 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | ||
金融資産 | ||||
債券等 | 250 | - | - | 264 |
金融負債 | ||||
借入金 | 211,761 | - | 213,196 | - |
社債 | 50,000 | - | 49,811 | - |
当第1四半期連結会計期間(2022年6月30日)
(単位:百万円) | ||||
帳簿価額 | 公正価値 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | ||
金融資産 | ||||
債券等 | 250 | - | - | 286 |
金融負債 | ||||
借入金 | 225,800 | - | 225,577 | - |
社債 | 50,000 | - | 49,428 | - |
(4) 経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値
経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。
前連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:百万円) | ||||
帳簿価額 | 公正価値 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | ||
デリバティブ資産 | 2,233 | - | 2,233 | - |
株式等 | ||||
株式 | 135,866 | 69,232 | - | 66,633 |
その他の持分証券 | 1,139 | - | - | 1,139 |
合計 | 139,239 | 69,232 | 2,233 | 67,772 |
デリバティブ負債 | 2,329 | - | 2,329 | - |
合計 | 2,329 | - | 2,329 | - |
当第1四半期連結会計期間(2022年6月30日)
(単位:百万円) | ||||
帳簿価額 | 公正価値 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | ||
デリバティブ資産 | 4,437 | - | 4,437 | - |
株式等 | ||||
株式 | 139,329 | 66,102 | - | 73,227 |
その他の持分証券 | 1,159 | - | - | 1,159 |
合計 | 144,927 | 66,102 | 4,437 | 74,387 |
デリバティブ負債 | 4,926 | - | 4,926 | - |
合計 | 4,926 | - | 4,926 | - |
各報告期間における、レベル3に分類された金融商品の増減は以下のとおりであります。
(単位:百万円) | ||
前第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日) | |
期首残高 | 54,424 | 67,772 |
その他の包括利益に含まれている利得及び損失 | 14,091 | 6,414 |
購入 | - | 200 |
売却 | △0 | - |
四半期末残高 | 68,516 | 74,387 |
その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書上、「FVTOCIに指定した資本性金融商品への投資による損益」に含めております。