四半期報告書-第102期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/02/13 14:01
【資料】
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【項目】
32項目
(重要な後発事象)
(重要な事業の譲受)
当社は、セント・ジュード社とアボット社のカテーテル関連事業の一部買収を、平成29年1月20日(米国中部時間)に完了しました。本買収の対象は、大腿動脈穿刺部止血デバイス※1事業等で、買収額11億2,000万米ドル、同事業売上高は約2億6,800万米ドル※2です。
当社は、イントロデューサーシースやガイドワイヤーなどの血管アクセス製品※3を幅広く展開し、世界的に高い市場シェアを有しています。本買収により、止血デバイストップシェアである「アンジオシール」を獲得し、穿刺※4から止血まで一連の血管アクセス製品を取りそろえることになります。これにより、世界最大の医療機器市場である米国において、当社の存在感を飛躍的に高められるものと期待しています。
当社は、既存事業との高い親和性により買収事業の価値最大化を図るとともに、安全かつ効率的なカテーテル術の普及に貢献してまいります。
※1 大腿動脈穿刺部止血デバイス:脚からのカテーテル術の最後に、カテーテルを挿入した部位を止血する医療機
器。手指による圧迫止血と比較してカテーテル術の合併症である穿刺部出血のリスク低減が期待される。
※2 平成27年12月期年間売上高。
※3 血管アクセス製品:カテーテルを血管内に挿入するための入口を作るイントロデューサーシース、病変部への道
筋を作るガイドワイヤー、手術の最後に止血するためのデバイスなど。カテーテル術で必ず使用される医療機器。
※4 穿刺(せんし):カテーテルを血管内に挿入するための入口を作る際に管を刺すこと。
1.買収概要
(1)対象事業
①大腿動脈穿刺部止血デバイス「アンジオシール」「フェモシール」(セント・ジュード社が保有)に関する事業資産の取得
②心臓用カテーテルイントロデューサキット「ヴァド」(アボット社が保有)を製造するKalila Medical, Inc.社(アボット社子会社)の株式取得
(2)売上高合計概算 : 約2億6,800万米ドル(平成27年12月期)
譲り受ける資産負債の額:譲り受ける資産負債の額については、現在精査中であり、現時点では確定しておりません。
(3)買収額、決済・調達方法
買収額 :11億2,000万米ドル
決済方法:現金
調達方法:手元資金及び負債
(4)会計処理の概要
本買収は、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号・平成25年9月13日改正)における取得に該当し、正ののれんが発生する見込みですが、のれんの金額は現在精査中です。
(5)今後の見通し
本買収に伴う当社の業績、財務状態に与える影響については現在精査中です。
2.買収完了日
平成29年1月20日
3.対象事業の概要
①事業を譲り受ける相手の概要
(1)名称St. Jude Medical, Inc.
(2)所在地St. Paul, Minnesota, U.S.A.(米国ミネソタ州、セントポール)
(3)代表者の役職・氏名Michael T. Rousseau, President and Chief Executive Officer
(4)事業内容心臓血管関連医療機器の製造・販売
(5)資本金29百万米ドル(平成28年10月1日現在)
(6)設立年昭和51年
(7)連結純資産4,486 百万米ドル(平成28年10月1日現在)
(8)連結総資産12,541 百万米ドル(平成28年10月1日現在)
(9)大株主、持株比率Capital Research Group Investors (9.3%)
Massachusetts Financial Services Company (7.8%)
(10)上場会社と当該会社の関係資本関係該当事項はありません。
人的関係該当事項はありません。
取引関係該当事項はありません。

②取得する会社の概要
(1)名称Kalila Medical, Inc.
(2)所在地Campbell, California, U.S.A.(米国カリフォルニア州、キャンベル)
(3)代表者の役職・氏名Michael Dineen, Global Franchise Director, Abbott Electrophysiology, Inc.
(4)事業内容心臓用カテーテルイントロデューサキットの製造
(5)資本金守秘義務契約に基づき非開示
(6)設立年平成22年
(7)大株主、持株比率Abbott Laboratories 100%
(8)株式の異動予定本買収前保有割合 テルモアメリカスホールディング,Inc. 0%
本買収後保有割合 テルモアメリカスホールディング,Inc. 100%

※Kalila Medical, Inc.の経営成績及び資産・負債の金額については、相手先との守秘義務契約に基づき非開示としております。
(連結子会社への増資)
当社は、平成28年12月7日開催の取締役会でTERUMO PUERTO RICO L.L.C.(以下「当該子会社」)が増資を行い、その全額を当社が引き受けることを決議いたしました。本決議に基づき、平成29年1月14日に増資払い込みを実施いたしました。
1.当該子会社の増資及び当社による増資引き受けの理由
当社は、セント・ジュード社及びアボット社と買収契約を締結いたしました。本買収に伴い、セント・ジュード社が保有するプエルトリコ工場の建物及び製造設備などの買収対象の事業資産の承継と、人材の受け入れが必要となるため、平成28年10月に当該子会社を設立しております。この度の増資は、当該子会社が承継する事業資産の取得に係る対価の支払いと、円滑な事業運営に必要な資金の確保を目的とするものです。
2.当該子会社の概要
(1)名称 TERUMO PUERTO RICO L.L.C.
(2)所在地 Zona Industrial Oeste, Lot 21, Calle B, Caguas,
プエルトリコ
(3)代表者の役職・氏名 取締役社長 鮫島 光
(4)事業内容 血管内カテーテル術関連製品の開発、製造及び販売
(5)資本金 910百万米ドル(増資後の金額)
(6)設立年月日 平成28年10月21日
(7)株主構成 テルモ株式会社 100%
(8)決算期 3月31日
3.増資の概要
(1)増資金額 910百万米ドル
(2)増資後の資本金 910百万米ドル
(3)増資引受人 テルモ株式会社
(4)払込日 平成29年1月14日
(5)増資後の株主構成 テルモ株式会社 100%
4.業績に与える影響
今回の増資による業績への影響は軽微と見込んでおります。
(重要な借入)
当社は、平成28年10月20日開催の取締役会決議に基づき、株式会社みずほ銀行をアレンジャー兼エージェントとするシンジケート・ローン契約を締結し、平成29年1月31日付で借入を実行いたしました。
1. その旨及び使途
Sequent Medical, Inc.の株式取得資金
2. 借入先の名称
株式会社みずほ銀行ほか
3. 借入金額及び利率
① 168百万米ドル、基準金利+スプレッド
② 120億円、固定金利
4.借入実行日
平成29年1月31日
5.返済期日
平成34年1月31日
6. 担保提供資産
なし
7. 財務制限条項
・ 平成29年3月期決算以降、各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表上の純資産の部の金額を当該決算期の直前の決算期の末日又は平成28年3月決算期末日における連結の貸借対照表上の純資産の部の金額のいずれか高い方の金額の75%以上に維持すること。
・ 平成29年3月期決算以降の決算期を初回の決算期とする連続する2期について、各年度の決算期における連結の損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにすること。なお、本条項の遵守に関する最初の判定は、平成30年3月決算期及びその直前の期の決算を対象として行われる。
8. その他
為替相場変動リスク及び金利変動リスクをヘッジしております。
(重要な自己株式の取得)
当社は、平成29年2月9日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得及びその具体的な取得方法について決議し、平成29年2月10日に下記のとおり実施いたしました。
1.自己株式の取得の理由
当社及びオリンパス株式会社(以下「オリンパス」)は、業務提携を継続する一方で、両社が相互に保有する株式を売却することが、企業価値向上に資すると判断し、合意に至りました。本合意に伴い、オリンパスは保有する当社株式を売却する意向を有しており、当社は、当該売却による株式市場での需給への影響を回避するとともに、資本効率の向上を図る観点から、自己株式の取得を行うことといたしました。
なお当社は保有するオリンパスの普通株式5,581,000株の全部を平成29年3月期第4四半期中に売却する予定です。
本売却に伴い、平成29年3月期第4四半期に特別利益を計上する見込みです。
2.自己株式の取得に関する取締役会の決議内容
(1)取得する株式の種類 当社普通株式
(2)取得する株式の総数 11,000,000株(上限)
(3)株式の取得価額の総額 500億円(上限)
3.取得の内容
(1)取得した株式の種類 当社普通株式
(2)取得した株式の総数 11,000,000株
(3)取得価額 44,220,000,000円
(4)取得日 平成29年2月10日
(5)取得方法 東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付け

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