有価証券報告書-第77期(令和2年10月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/12/17 9:33
【資料】
PDFをみる
【項目】
148項目
(重要な会計上の見積り)
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
一定の期間にわたり認識された収益 売上高 7,386百万円
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は、あらゆる産業分野を対象に粉体を取扱う機械・装置の製造、販売及びそのシステムエンジニアリングの 提供を行っております。
当社は、このような機械・装置の製造、販売及びそのエンジニアリングの提供を一体の履行義務と識別し、これらの履行義務については、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識する方法で収益を認識しています。履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法は、主として期末日までに発生した原価が予想される総原価に占める割合で測定される進捗度に基づいて行っております。
総原価の見積りにおいては、作業内容を顧客からの指図に基づく仕様等を元に特定・網羅の上、適切な原価を算定し、また、受注後の状況の変化に応じて適時に見積りの見直しを実施しております。
しかしながら、案件ごとの個別性が強く、顧客から要求される高度な技術及び品質への対応など、総原価の見積りは、製品に対する専門的な知識と経験を有する責任者による一定の仮定と判断を伴い、不確実性を伴うものとなります。総原価の見積りの前提とした仮定に変更が生じた場合には、翌事業年度の損益に影響を与える可能性があります。