(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については、短期的な預金等安全性の高い金融資産で運用することを基本としております。債券関係のデリバティブ取引については、資金運用の一環として余剰資金の範囲内で行っております。なお、投機目的のためのデリバティブ取引は行わない方針であります。
資金調達については、自己資金で賄っております。
(2) 金融商品の内容及び当該金融商品に係るリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、外貨建ての売掛金は、為替の変動リスクに晒されております。
投資有価証券は、営業上の関係を有する企業の株式及び組込デリバティブを含む複合金融商品である期限前償還条項付債券であります。株式は市場価格の変動リスクに晒されており、債券は株式相場の変動によるリスクに晒されております。デリバティブ取引における相手先は信用度の高い国際的な金融機関に限定しているため、信用リスクはほとんどないものと判断しております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
営業債権等については販売部門及び管理部門が定期的にモニタリングを行い、顧客ごとに期日及び残高を管理し、財政状態等の悪化等による回収懸念の早期把握に努めリスクの軽減を図っております。
投資有価証券については、定期的に時価を把握しております。デリバティブ取引の執行・管理については、社内規定に従い管理部門が行っております。
2 金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前事業年度(平成26年3月20日)
(単位:千円)

	貸借対照表計上額	時価	差額
(1) 現金及び預金	1,120,237	1,120,237	―
(2) 受取手形及び売掛金	1,160,083
貸倒引当金(※1)	△6,525
	1,153,558	1,153,558	―
(3) 投資有価証券 その他有価証券(※2)	120,044	120,044	―
資産計	2,393,840	2,393,840	―
デリバティブ取引	―	―	―

※1 受取手形及び売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
※2 組込デリバティブを合理的に区分することが困難な複合金融商品を含めて表示しております。
当事業年度(平成27年3月20日)
(単位:千円)

	貸借対照表計上額	時価	差額
(1) 現金及び預金	813,671	813,671	―
(2) 受取手形及び売掛金	1,230,072
貸倒引当金(※1)	△2,996
	1,227,076	1,227,076	―
(3) 投資有価証券 その他有価証券(※2)	149,480	149,480	―
資産計	2,190,228	2,190,228	―
デリバティブ取引	―	―	―

※1 受取手形及び売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
※2 組込デリバティブを合理的に区分することが困難な複合金融商品を含めて表示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
投資有価証券について、株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関から提示された価格によっております。
デリバティブ取引
注記事項(デリバティブ取引関係)をご参照ください。
(注2)金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成26年3月20日)

	1年以内 (千円)	1年超5年以内 (千円)	5年超10年以内 (千円)	10年超 (千円)
現金及び預金	1,120,237	―	―	―
受取手形及び売掛金	1,160,083	―	―	―
投資有価証券 その他有価証券のうち 満期があるもの	―	―	―	100,000
合計	2,280,321	―	―	100,000

当事業年度(平成27年3月20日)

	1年以内 (千円)	1年超5年以内 (千円)	5年超10年以内 (千円)	10年超 (千円)
現金及び預金	813,671	―	―	―
受取手形及び売掛金	1,230,072	―	―	―
投資有価証券 その他有価証券のうち 満期があるもの	―	―	―	100,000
合計	2,043,744	―	―	100,000