訂正有価証券報告書-第160期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2025/05/28 9:10
【資料】
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【項目】
170項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当連結会計年度より、報告セグメントを従来の「電力機器事業」「溶接メカトロ事業」「半導体関連機器事業」という過去からの製品群ごとの集計区分ではなく、今後当社が未来志向で目指していく「エネルギーマネジメント」「ファクトリーオートメーション」「マテリアルプロセシング」の3つの技術ドメインに基づき再編することにいたしました。
各報告セグメントを構成する主要製品とその解説は以下のとおりです。
旧セグメント主要な製品新セグメント主要な製品
電力機器事業変圧器エネルギー
マネジメント
変圧器
受変電設備受変電設備
制御通信機器制御通信機器
充電システム機器充電システム機器
分散電源機器等分散電源機器等
溶接メカトロ事業溶接機ファクトリー
オートメーション
産業用ロボット
プラズマ切断機クリーン搬送ロボット
産業用ロボットマテリアル
プロセシング
溶接機
半導体関連機器事業プラズマ発生用電源プラズマ切断機
クリーン搬送ロボットプラズマ発生用電源

・エネルギーマネジメント:従来からの電力会社向け・一般民需向けの電力機器製品群に加え、再生可能エネルギーの活用拡大に資する機器・システム等により、電力インフラを支え、脱炭素社会の実現への貢献を目指す分野
・ファクトリーオートメーション:当社が強みとする溶接ロボットだけでなく、ハンドリングや組立・加工等、多様な産業用ロボットや搬送システムにより、世界中の工場の自動化・省力化への貢献を目指す分野
・マテリアルプロセシング:多様なエネルギー源の高精度な制御技術により、金属・半導体・樹脂材料の精密な接合・切断・成膜・表面処理・造形等の幅広い加工領域での事業展開を目指す分野

当連結会計年度より、新報告セグメントに変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計
エネルギー
マネジメント
ファクトリー
オート
メーション
マテリアル
プロセシング
売上高
外部顧客への売上高75,37133,57976,157185,107180185,288
セグメント間の内部売上高
又は振替高
-33235-35
75,37133,61276,159185,142180185,323
セグメント利益3,6644,32212,37220,3595520,415
セグメント資産78,03537,77974,127189,9421,253191,196
その他の項目
減価償却費 (注)22,2957711,2294,296234,319
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
(注)3
1,6201,1511,2914,06354,068

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業等を含んでおります。
2 減価償却費には、長期前払費用の償却費を含んでおります。
3 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額を含んでおります。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計
エネルギー
マネジメント
ファクトリー
オート
メーション
マテリアル
プロセシング
売上高
外部顧客への売上高97,60234,84855,934188,385185188,571
セグメント間の内部売上高
又は振替高
-19222-22
97,60234,86855,937188,408185188,594
セグメント利益8,3434,1036,32418,7712818,800
セグメント資産122,27646,76585,887254,9291,215256,144
その他の項目
減価償却費 (注)22,5787921,2154,58604,586
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
(注)3,4
3,0928103,5917,49417,495

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業等を含んでおります。
2 減価償却費には、長期前払費用の償却費を含んでおります。
3 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額を含んでおります。
4 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、新規連結に伴う増加額を含んでおりません。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
売上高前連結会計年度当連結会計年度
報告セグメント計185,142188,408
「その他」の区分の売上高180185
セグメント間取引消去△35△22
連結財務諸表の売上高185,288188,571

(単位:百万円)
利益前連結会計年度当連結会計年度
報告セグメント計20,35918,771
「その他」の区分の利益5528
セグメント間取引消去△0△1
全社費用(注)△3,847△3,653
連結財務諸表の営業利益16,56815,145

(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:百万円)
資産前連結会計年度当連結会計年度
報告セグメント計189,942254,929
「その他」の区分の資産1,2531,215
全社資産(注)21,88720,897
その他の調整額△393△417
連結財務諸表の資産合計212,690276,624

(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社土地、建物及び提出会社での長期投資資金(投資有価証券)等であります。
(単位:百万円)
その他の項目報告セグメント計その他調整額(注)連結財務諸表計上額
前連結
会計年度
当連結
会計年度
前連結
会計年度
当連結
会計年度
前連結
会計年度
当連結
会計年度
前連結
会計年度
当連結
会計年度
減価償却費4,2964,5862307497375,0695,324
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
4,0637,494518037834,8728,278

(注) 1 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社共通の耐震補強工事や情報システム関連への投資額等であります。
2 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、新規連結に伴う増加額を含んでおりません。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本北米アジアその他の地域合計
146,7076,18626,8955,497185,288

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本北米アジアその他の地域合計
内、タイ
31,6943144,6872,4951,35938,055

3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名
東京エレクトロン宮城㈱44,272マテリアルプロセシング
関西電力㈱ (注)21,271エネルギーマネジメント

(注) 関西電力㈱には、同一企業集団に属する関西電力送配電㈱への売上高を集約して記載しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本北米アジアその他の地域合計
149,0476,31727,8815,324188,571

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本北米アジアその他の地域合計
内、タイ
40,7583425,4813,2632,30348,886


3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名
関西電力㈱ (注)25,482エネルギーマネジメント
東京エレクトロン宮城㈱25,338マテリアルプロセシング

(注) 関西電力㈱には、同一企業集団に属する関西電力送配電㈱への売上高を集約して記載しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他全社・消去合計
エネルギー
マネジメント
ファクトリー
オート
メーション
マテリアル
プロセシング
(のれん)
当期償却額-------
当期末残高--2,0402,040--2,040

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
「エネルギーマネジメント」セグメントにおいて、2023年10月1日を企業結合日として東北電機製造株式会社の株式を取得し、連結子会社化したことにより、1,971百万円の負ののれん発生益を計上しております。
また、「エネルギーマネジメント」セグメントにおいて、2023年10月1日を企業結合日として四変テック株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化したことにより、7,948百万円の負ののれん発生益を計上しております。