営業活動によるキャッシュ・フロー:2019年度において営業活動から得た現金・預金及び現金同等物(純額)は、前年度比910億円増加し、1兆3,497億円となりました。
金融分野を除くソニー連結では、7,629億円の受取超過となり、前年度比94億円の受取の増加となりました。この増加は、主に非資金調整項目(有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費、その他の営業損益、投資有価証券に関する損益(純額)、ならびに前年度におけるSony Americas Holding Inc.及びその米国連結納税グループにおける繰延税金資産に対する評価性引当金の取り崩し)を加味した後の当期純利益が前年度に比べて増加したことや、受取手形、売掛金及び契約資産の減少額が拡大したことによるものです。一方で、買掛金が増加から減少に転じたことなどのキャッシュ・フローを悪化させる要因もありました。
金融分野では6,042億円の受取超過となり、前年度比826億円の受取の増加となりました。この増加は、有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費(繰延保険契約費の償却を含む)などの非資金調整項目を加味した当期純利益が前年度に比べて増加したことなどによるものです。
2020/06/26 16:16