当社の連結業績に影響を与えるエレクトロニクス市場を概観しますと、自動車市場は、中国でのロックダウン解除による生産再開や部材供給懸念の一部解消を受け、生産台数は緩やかに回復し前年同四半期連結累計期間の水準を上回りました。また、EV(電気自動車)化、ADAS(先進運転支援システム)化の進展により、部品搭載点数が増加し、部品需要は堅調に推移しました。ICT(情報通信技術)市場では、コロナ禍で旺盛であったノートパソコンやタブレット端末の需要が前年同四半期連結累計期間と比べ大幅に減少しました。HDD(ハードディスクドライブ)の生産は、パソコン向けの需要が前年同四半期連結累計期間と比べ大幅に減少したことに加え、データセンター向け需要も減少したことから、前年同四半期連結累計期間の水準を大きく下回りました。スマートフォンの生産台数も前年同四半期連結累計期間の水準を大きく下回りましたが、新モデル向けの部品需要は堅調に推移しました。
このような経営環境の中、当社の連結業績は、売上高1,121,993百万円(前年同四半期連結累計期間894,185百万円、前年同四半期連結累計期間比25.5%増)、営業利益120,309百万円(同81,608百万円、同比47.4%増)、税引前利益119,875百万円(同84,845百万円、同比41.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益86,951百万円(同68,866百万円、同比26.3%増)、基本的1株当たり四半期利益229円39銭(同181円71銭)となりました。なお、当社は、2021年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期利益を算定しております。
当第2四半期連結累計期間における対米ドル及びユーロの期中平均為替レートは、133円80銭及び138円67銭と前年同四半期連結累計期間に比べ対米ドルで21.9%、対ユーロで6.0%の円安となりました。これらを含め全体の為替変動により、約1,641億円の増収、営業利益で約369億円の増益となりました。
2022/11/11 10:32