電子楽器事業を取り巻く環境は、全体としてはコロナ禍をきっかけとした新しいLifestyleの定着を背景とし、安定的な需要が生み出されていますが、供給制約の緩和による前期末のセルイン増加により、当第1四半期はディーラーの在庫が一時的に過剰になるなど、サプライチェーンの正常化に向けた最終調整局面となりました。セルスルーについては、一部製品で需要の軟化が低価格帯から中高価格帯にも拡大しましたが、おおむね想定内で推移しました。コスト面においては、原材料価格は高止まりを見せているものの、継続的に実施してきた価格適正化の浸透や、大きく上昇していた海上輸送費の減少効果が徐々に現れるなど、正常化に向けた進捗が見られました。
以上の結果、前年度に買収した米国のドラムメーカーDrum Workshop, Inc.(以下DW社)の新規連結効果もあり、当第1四半期連結累計期間の売上高は、22,861百万円(前年同期比9.0%増)となりました。損益につきましては、コストの減少効果はあったものの、セルイン数量の減少やDW社における積極的な新製品開発投資等により、営業利益は2,018百万円(前年同期比21.4%減)、経常利益は1,864百万円(前年同期比28.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,408百万円(前年同期比26.4%減)となりました。
製品カテゴリーごとの販売状況(対前年同期比)は以下のとおりです。
2023/05/12 9:52