当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

1.持分法適用関連会社株式の追加取得による連結子会社化について
(1) 当該事象の発生年月日
2021年2月4日
(2) 当該事象の内容
当社は、持分法適用関連会社であったPixelogic Holdings, LLCの株式を追加取得し、同社及びその子会社
4社を連結子会社化したことに伴い、段階取得に係る差益を特別利益に計上いたしました。
(3) 当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2021年3月期第3四半期連結累計期間の連結決算において特別利益に段階取得に
係る差益2,091百万円を計上いたしました。
2.連結子会社株式の株式譲渡について
(1) 当該事象の発生年月日
2021年3月2日
(2) 当該事象の内容
当社は、2021年1月22日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるSDI Media Group, Inc.の全株 式をIYUNO Media Groupに譲渡することを決議し、同日付けで株式譲渡契約を締結いたしました。
本件譲渡は、2021年3月内に完了する予定です。
(3) 当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象により、2021年3月期の連結決算において株式譲渡益を特別利益に見込みますが、影響額は、現 在算定中です。
3.希望退職者の募集の結果について
(1) 当該事象の発生年月日
2021年3月2日
(2) 当該事象の内容
当社は、2021年1月22日開催の取締役会の決定に基づき、希望退職者の募集を行い、その費用について合 理的な算定が可能となりました。なお、希望退職者の募集の理由・概要・結果については、下記の通りとな ります。
(希望退職者の募集の理由)
当社グループが属する映像業界においては、映像業界の改革が進む一方、新型コロナウイルス感染症拡大 により、国内映像市場において厳しい事業状況が続くと予測されています。
当社グループといたしましては、管理部門の統合による業務効率化の推進、グループ全体での不要不急の 投資抑制に加え、2021年1月22日付で発表した新会社設立、グループ事業再編など、様々な対策を講じてお りますが、今後持続的な成長並びに業績回復を実現するためには、更に抜本的な構造改革が不可欠であると 考え、その一環として変化に適応できる組織・人員体制の構築を目指し、希望退職の募集を決定いたしまし た。
(希望退職者の募集の概要)
募集人数 当社:10 名程度 株式会社IMAGICA Lab.:90 名程度
退職日 両社とも2021年3月31日
優遇措置 割増退職金や再就職支援サービスなどの優遇措置を提供
(希望退職者の募集の結果)
応募人数 当社:14 名 株式会社 IMAGICA Lab.:91 名
(3) 当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2021年3月期の連結決算において、希望退職者の募集費用として特別損失に1,560 百万円を計上する見込みです。