訂正有価証券報告書-第65期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
当社が属する民生用電気機器業界におきましては、4Kモデルの普及や有機ELモデルの市場投入、また、画面の大型化による液晶テレビ需要の拡大はみられるものの、DVD・BD関連製品につきましては連続的に市場自体が縮小していくなど厳しい環境が続いております。
こうした業界環境におきまして当社グループの経営方針、対処すべき具体的な課題及び対応は下記のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
当連結会計年度に判明した当社海外連結子会社の過年度決算における不適切な会計処理に関し、平成28年10月13日に社内調査委員会から受領した調査報告書による再発防止策の提言を真摯に受け止め、グループ全体の最優先課題として再発防止策を実施いたしました。当社グループは、二度とこのような事態が発生しないよう、今後も役職員の意識の向上を図り、ガバナンスの強化に努めてまいります。
(1) 経営基本方針
当社グループは「より良い製品を」「より厚い信用を」「より実りある共存共栄を」の社是のもと、最も効率的な開発、生産、販売体制を構築し、世界マーケットへ高品質かつ適正価格の製品を安定供給することによって、厚い信用を築くとともに、さらに当社に関わるすべての人々の相互繁栄を期することを基本方針として事業活動を推進してまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループの経営指標につきましては、売上高営業利益率を最も重視しており、全社をあげて中期的に売上高営業利益率5%以上を目標に取り組んでまいります。
(3) 対処すべき課題
① 売上高の拡大及び収益力の回復
当社グループでは売上高の拡大と収益力の回復が最重要課題と位置づけております。
売上高の拡大のため、映像機器におきましては、北米市場での4Kモデルや販売先ごとに開発した複数モデル展開による販売拡大に取り組んでおります。また、日本市場では「FUNAI」ブランドの製品を株式会社ヤマダ電機にて独占販売することで、日本市場でのシェア獲得を目指してまいります。
情報機器におきましては、高付加価値プリンター製品及び業務用インクカートリッジの販売に集中することで収益性の改善に取り組んでおります。
当社グループでは、上記の各戦略を着実に実行するため、商品企画から開発、部材調達、生産、販売に至る部門間のタイムラグをミニマイズし、市場のニーズに的確に応えた製品をタイムリーに供給できるよう改善に取り組んでおります。
② 生産体制の強化
当社グループでは、中国・タイ・フィリピン・メキシコにそれぞれ生産拠点を保有しております。最適な地域に生産を集中することで原材料の現地調達比率を高め、製品が消費者に届くまで、一貫した生産効率の向上とコスト削減に取り組んでおります。
③ 人材の育成と登用
当社グループでは、新しいグローバル競争時代を勝ち抜くため、また、中長期の事業戦略を推進するうえで、社員個々人の能力を向上させグループ力強化に繋げることが重要であると認識しております。このため、語学をはじめとする社内外の研修体制の強化・拡充により若手、中堅社員を問わず積極的な人材育成と登用を行っております。
こうした業界環境におきまして当社グループの経営方針、対処すべき具体的な課題及び対応は下記のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
当連結会計年度に判明した当社海外連結子会社の過年度決算における不適切な会計処理に関し、平成28年10月13日に社内調査委員会から受領した調査報告書による再発防止策の提言を真摯に受け止め、グループ全体の最優先課題として再発防止策を実施いたしました。当社グループは、二度とこのような事態が発生しないよう、今後も役職員の意識の向上を図り、ガバナンスの強化に努めてまいります。
(1) 経営基本方針
当社グループは「より良い製品を」「より厚い信用を」「より実りある共存共栄を」の社是のもと、最も効率的な開発、生産、販売体制を構築し、世界マーケットへ高品質かつ適正価格の製品を安定供給することによって、厚い信用を築くとともに、さらに当社に関わるすべての人々の相互繁栄を期することを基本方針として事業活動を推進してまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループの経営指標につきましては、売上高営業利益率を最も重視しており、全社をあげて中期的に売上高営業利益率5%以上を目標に取り組んでまいります。
(3) 対処すべき課題
① 売上高の拡大及び収益力の回復
当社グループでは売上高の拡大と収益力の回復が最重要課題と位置づけております。
売上高の拡大のため、映像機器におきましては、北米市場での4Kモデルや販売先ごとに開発した複数モデル展開による販売拡大に取り組んでおります。また、日本市場では「FUNAI」ブランドの製品を株式会社ヤマダ電機にて独占販売することで、日本市場でのシェア獲得を目指してまいります。
情報機器におきましては、高付加価値プリンター製品及び業務用インクカートリッジの販売に集中することで収益性の改善に取り組んでおります。
当社グループでは、上記の各戦略を着実に実行するため、商品企画から開発、部材調達、生産、販売に至る部門間のタイムラグをミニマイズし、市場のニーズに的確に応えた製品をタイムリーに供給できるよう改善に取り組んでおります。
② 生産体制の強化
当社グループでは、中国・タイ・フィリピン・メキシコにそれぞれ生産拠点を保有しております。最適な地域に生産を集中することで原材料の現地調達比率を高め、製品が消費者に届くまで、一貫した生産効率の向上とコスト削減に取り組んでおります。
③ 人材の育成と登用
当社グループでは、新しいグローバル競争時代を勝ち抜くため、また、中長期の事業戦略を推進するうえで、社員個々人の能力を向上させグループ力強化に繋げることが重要であると認識しております。このため、語学をはじめとする社内外の研修体制の強化・拡充により若手、中堅社員を問わず積極的な人材育成と登用を行っております。