有価証券報告書-第42期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/17 10:29
【資料】
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【項目】
127項目

研究開発活動

当社グループにおける研究開発活動は、主として光通信分野で用いられる製品の開発を中心に展開されております。また、当社の光技術を通信以外の分野に応用するOCT用光源等の研究開発にも取り組んでおります。
当連結会計年度の研究開発費は、789百万円であり、当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(1)光部品関連事業
当事業においては、基地局やデータセンタ、海底ケーブル等様々な光通信の現場で用いられる小型かつ高性能な光部品の研究開発に取り組んでおります。また、国内外の大学・研究機関と協力してLCOS(Liquid Crystal on Silicon)技術を利用した空間光変調器等の研究開発を行っております。
当連結会計年度中における、当事業に関連する特許出願は6件、特許登録は6件となっております。
当事業に係る当連結会計年度の研究開発費は219百万円であります。
(2)光測定器関連事業
当事業においては、主力の波長可変光源、波長可変フィルタ等の特性改善に取り組んでおります。2021年3月に従来モデルより高速、高性能、高品質な波長可変光源(TSL-570)をリリースしました。
また、非通信分野向けに展開しているOCT製品においては、2020年9月にOCT技術を応用した光学式三次元形状測定器(OPS-1000)をリリースしました。
当連結会計年度中における、当事業に関連する特許出願は5件、特許登録4件となっております。
当事業に係る研究開発費は570百万円であります。